全米オープンの女子シングルスで日本人初の4大大会制覇を成し遂げた大坂なおみ選手!
16歳年上で憧れの存在であるセリーナ・ウィリアムズを破り、新女王の座に輝きました。
大坂なおみ全米優勝
憧れのセレーナに勝ち全米制覇セレーナがここまで荒れたんはあんまり見たこと無かったけど、すごい試合でした。
最後にセレーナとハグする所は感動😭#大坂なおみ#なおみちゃん#全米オープン#グランドスラム優勝#ゲームペナルティ#ブレークバック pic.twitter.com/7ahnt8kJwU
— yyyyyyuuu (@baseball__JAPAN) 2018年9月8日
セリーナ選手との試合を見ていて気になったのが、決勝でセリーナ選手が取られてしまったゲームペナルティ
テニスのゲームペナルティ?
サッカーでいうところのイエローカードやレッドカードのようなものなのでしょうか?
初めて聞いたという人も多いのでは?
テニスのゲームペナルティとは3回の警告を受けた時に起こる罰則のことなんですが・・
テニスの違反行為といえば、、ラケットを地面に叩き付けて壊すような行為を思い浮かべますよね?
こはる
テニスのゲームペナルティにはどんな決まりがあるのでしょう?
テニスのゲームペナルティの中には、そんなの当たり前でしょ・・というようなルールもいくつかあります(汗)
全米オープン決勝で、なぜセリーナ選手はゲームペナルティを取られてしまったのでしょう?
セリーナ選手の場合は罰金も科させれることになりました。
くわしくわかりやすくお伝えします!
もくじ
テニスのゲームペナルティとは?簡単にわかりやすく説明!
テニスには、「コード・オブ・コンダクト(通称:コード)」という選手が守るべきスポーツマンシップやマナーに関するルールが設けられています。
こはる
コードに違反することを「コードバイオレーション」と呼び、警告、失点、失格等の対象となります。
最悪の場合、1ゲームを失ったり賞金を失うこともある厳しい罰則です。
コードに違反した選手にははポイントペナルティ制度に従って厳しくペナルティーが科せられます。
- 1回目の違反 警告
- 2回目の違反 1ポイントを失う
- 3回目の違反 1ゲームを失う→ゲームペナルティとなるライン
- 4回目の違反 失格→賞金なし
コードに3回違反してしまうとゲームペナルティを取られるということになってしまうのです。
こはる
テニスでゲームペナルティーになる行為とは?
テニスでコードに違反しゲームペナルティーになる行為とは・・それ、ダメでしょ・・というようなものが多いです。
具体的なコードの違反をまとめました。
コードに3回違反するとゲームペナルティを取られるということです。
ラケットをたたきつける、壊す(ラケットや用具の乱用)
ラケットを投げつける、壊すのはもちろん違反です。
テレビでアメリカのテニスの大会を見てる時、たまに選手が感情的になってラケットを叩き付けたりしてますよね?
錦織圭選手もこのコードに違反したことがあります。
動画はこちら。
解説で、錦織圭選手に警告が与えられたことが伝えられてますね。
錦織圭選手のラケットを叩き付けて壊すと言う行為は、コードの違反(1回目のため警告)になるのです。
ボールを乱暴に扱う(ボールの乱用)
もちろんテニスボールも乱暴に暑かってはダメです。
イライラする気持ちはわかりますが・・
ゲーム開始に遅れる(ゲーム遅延)
当たり前ですが、ゲーム開始に遅れるのはもってのほか!
言葉で侮辱する(言葉による侮辱)
感情的になって、相手選手や審判に対して侮辱する言葉を言うのもダメです。
スポーツマンシップに反しますからね!
体に対する危害を加える(体に対する危害)
相手選手、審判、観客などに体に対する危害を加えてはいけません。
暴力行為やけんかは絶対にダメですね。
卑猥な言葉を発したり卑猥なしぐさをする(卑猥な言葉・しぐさ)
日本のスポーツではあまり考えられないことですが・・テニスの試合の最中に卑猥なしぐさで相手を挑発(?)したりする選手がいるそうです。
卑猥な言葉や放送禁止用語を言うこともあるようです。
もちろん違反行為になります。
コーチングを受ける(コーチング)
テニスは試合中にはコーチングを受けてはいけません。
全米決勝でなぜセリーナはゲームペナルティーを取られたの?
コードに3回違反するとゲームペナルティを取られる=サッカーのイエローカードのような感じですね。
全米オープン決勝で大阪なおみ選手に敗れたセリーナ選手。
全米決勝でなぜセリーナはゲームペナルティーを取られたのでしょうか?
セリーナがゲームペナルティーを取られた違反行為は?
セリーナが違反したコードは次の3つになります。
- コーチが露骨なジェスチャーをした(コーチング)
- ラケットを壊した(ラケットや用具の乱用)
- 審判を暴言で侮辱した(言葉による侮辱)
だろうな。ポイントペナルティは何度も見たけど、ゲームペナルティなんて初めて聞いた。いくら不服とはいえ主審は絶対。あの侮辱的抗議はホント見苦しかった。女王の立場としてはさっさと気持ちを切り替えて欲しかった。
全米OP側、セリーナに罰金 2018年9月10日 https://t.co/a3awW61Uj5
— しか (@usiumasikako) 2018年9月10日
セリーナのコーチがしたジェスチャーとは?
大坂なおみ選手と、元女王セリーナ選手の決勝で1回目に出されたコードの違反はコーチングでした。
セリーナのコーチがしたジェスチャーが露骨だったとのことですが、どんなジェスチャーが警告を受けたのでしょう?
#大坂なおみ と #セリーナ・ウィリアムズ の全米オープン決勝。一連のセリーナ・ウィリアムズのペナルティについてよく分かる。最初のコーチングの問題は、コーチはやっていたと認め、他の陣営もよくやっていて常態化しているのにうちだけ警告を受けるのはおかしい、と。https://t.co/JyDiKI89Vi
— パッパカ (@local_horse1) 2018年9月10日
動画を見てみると、コーチが明らかに手で何かサインを送ってますよね?
このジェスチャーがコーチングだと取られて警告を受けました。
セリーナのコーチは、自分がコーチングしたことを認めていいるようですよ。
しかし、セリーナは私(コーチ)のことを見てなかったという言い分があるようです。
相手のコーチもコーチングしてたし、みんなしてることだと・・
正直言ってセリーナは昔から嫌い。審判への行き過ぎた抗議は何度も見てきた。そして決勝。コーチのハンドサインは露骨だったし、ラケットの壊し方も異常。審判に「盗人」とまで言ってたとは。ここで性差別持ち出されても共感度0。なおみちゃんの憧れの人なのにごめん。https://t.co/8xysXUbrs9
— 雨雲 (@N74580626) 2018年9月9日
全米オープン決勝でセリーナはなぜラケットを破壊した?
1度目の警告を受けたセリーナ選手は、コーチングなんて受けていないと激怒します。
そして、コードの違反であるラケットや用具の乱用という違反を犯してしまうんです。
セリーナ選手はなんとラケットを破壊しました。
こはる
セリーナ、ラケット破壊。#全米オープン pic.twitter.com/keWLbpkfQx
— パドック屋さん(今週末3日間は通常営業です) (@paddock_watcher) 2018年9月9日
そしてセリーナが叩き付けて壊したラケットがどうなったかというと・・
すごい破壊力によって、ひしゃげている・・
全米オープン決勝でセリーナが破壊したラケット、何をどうしたらこんなことになるんだよ pic.twitter.com/ZIyhbrz7su
— インターネットの若大将 (@wakadaishoh) 2018年9月9日
こはる
全米オープン決勝でセリーナが吐いた暴言って?
全米オープン決勝でラケットを壊してしまったセリーナ選手。
2回目の警告を受けてしまいました。
一度目のペナルティのときよりさらに激怒してしまったセリーナ選手は審判に猛抗議!
抗議の様子がかなり怖かったですね・・
冷静でいられなくなったセリーナ選手は審判に暴言を吐いてしまいました。
(言葉による侮辱)でのコード違反を犯してしまったんですね。
動画を見てみるとYou are a liar!と言ってるのがはっきりわかります。
訳すと「アンタウソツキね!!」みたいな感じでしょうか?
大坂なおみをまた一歩、チャンピオンに近づけた、セリーナの「You are a liar!(このウソつきめ!)」
この暴言のあとゲームペナルティとして大坂に1ゲーム加わった。#大坂なおみ #全米オープン #USOpen pic.twitter.com/GLBOXixB4T
— パドック屋さん(今週末3日間は通常営業です) (@paddock_watcher) 2018年9月9日
かなり鬼気迫っていて怖いですね。
今日のセリーナ
コーチが露骨なジェスチャー
↓
審判がコーチングと判断してペナルティ
↓
セレナがブチギレ
↓
ブレイクバックされてラケット破壊し二つめのペナルティ
↓
審判に英語スラングのYou are a liarと言い放つ
↓
ゲームペナルティ
↓
更にブチギレて謝罪を要求し予備審判を呼び出す— OVERDOPE (@overdope_reb) 2018年9月8日
セリーナ選手は (言葉による侮辱)でのコード違反が3つ目のペナルティとなってしまい、ゲームペナルティを取られてしまったわけです。
テニスの試合でコードを3回違反することは滅多にないの出そう。
全米オープン決勝ですからね・・
元女王のセリーナ選手が冷静さを失うくらい、追い込まれていた状況だったのでしょう。
そして、そんなピリピリしたムードを戦い抜いた大坂なおみ選手もスゴいです・・
優勝後のスピーチの涙が印象的でした。
アウェイで、何度も中断し、ブーイングの中のUSオープン決勝。インタビュー冒頭で、「みんな、どちらを応援していたか知っています。こんな結果になってしまってごめんなさい。プレイをするのが夢でした。プレイしてくれてありがとう」と述べるの、会場は祝福ムードに。すごいなぁ、大阪なおみ。 pic.twitter.com/OVaTcprtsH
— 二十一世紀旗手 (@gratteciel634) 2018年9月8日
全米オープン決勝でセリーナに罰金も!
全米テニス協会はセリーナ選手に対し、主審を「うそつき」や「泥棒」と呼ぶなどした違反行為について1万7000ドル(約189万円)の罰金を科しました。
3回もコードに違反してゲームペナルティを取られてしまったセリーナ選手は罰金も支払わなければならなくなりました。
セリーナ選手の罰金の内訳
セリーナ選手の罰金は日本円で約189万円
- 主審への暴言1万ドル、
- コーチからの助言4000ドル
- ラケットの破壊で3000千ドル
主審をウソツキ呼ばわりした3回目のペナルティーだけで1万ドル・・
ただし、セリーナ選手は全米オープン決勝では準優勝の成績なので賞金185万ドル(約2億535万円)も獲得しています。
こはる
まとめ
テニスのゲームペナルティとはルールを3回違反すると取られてしまい、1ゲームを失ってしまうこと。
ラケット破壊で警告、という場面は割とどの選手にもあるのかな?と思いましたが全米オープン決勝で警告3回=「ゲームペナルティ」となるとは・・
実は、テニスというのは観ている側には想像できないほど精神的に追い込まれるスポーツだと言われています。
特に、テニスの試合中選手はとてつもなく孤独です。
コーチからのアドバイスはNG、1人で戦い抜くしかありまえせん。
そして、肉体を酷使しているとしかいえないあの運動量・・
こはる
元女王であるセリーナ選手も、孤独や重圧と戦いながら迎えた大坂なおみ選手との決勝だったのかもしれせん。
優勝した大坂なおみ選手、本当におめでとうございます!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す