こはる
就活している時の私の働くことへのイメージはこんな感じでした。
- みんなが就活するからしなきゃだし、でも正直働きたくない
- 労働は辛い、、仕事はつまらない、働きたくない
- 会社に勤めるようになったら通勤ラッシュも地獄だなー
でも働かないと生きていけないよね?
働きたくない気持ちはあったとしても、働かないという選択肢はないだろうな。
はあ、どうすればいいんだろう、働きたくない大学生は何をどうすべきなの?
そう考えている大学生も多いのではないでしょうか?
私は、働きたくないと思いつつも大学時代に一応就活をして新卒で就職をしました。
しかし、その後紆余曲折を経て【辛い苦しい労働に堪えてつまらない仕事を続ける=働くこと】という思考をやめました。
現在はフリーランスとしブログの運営などで生計を立てていますが正直あまり【働いている】【働かされている】という感覚はありません。
もちろん、収入の面など何かもかもが順調にいったわけではありませんが、あまり働きたくないと考えていた大学生時代の自分にとっては理想的な状況ともいえます。
新卒で勤めた会社を退職した後、不器用でHSPな自分にはブラックな労働は無理、、と気づき自分にもできそうな働き方を探し続けてきました。
もちろん、大企業につとめて世界を舞台に活躍している人をみてすごいなあ、立派だな、と憧れる気持ちも今でもあります。
でも、自分の性格や自分にとって心地よい生き方を考えた結果、ブログ運営をしながらのんびりと生きてます。
正直働きたくないと考えることは悪いことや間違っていることではなく普通の考え方なんじゃないかな?と思います。
では実際に現時点で【働きたくない】と考えている大学生はどんなことをすべきなのでしょう?
思考の面ではどんな風に変わっていく必要があるのでしょうか?
もくじ
働きたくない大学生は何をすべき?休学する人も増えている!
現時点で、働きたくない・・と感じている大学生は多いと思います。
でも、やっぱり働かないと生きていけないし大学卒業=就職のレールから一旦離脱してしまうとその後の人生が困難になると考えている人も多いのではないでしょうか?
働きたくない大学生はまず何をすべきなのでしょうか?
働きたくない大学生は休学してみるのがおすすめ
働きたくないと考えているのなら、大学生時代に休学してみるのがおすすめです。
でもごめんなさい・・
私自身に大学時代の休学の経験はありません。
ただ、昨年大学生と知り合うきっかけがあったんですが現在大学を休学中という子や休学した経験のある大学生が多くて本当にびっくりしました!
大学生の中でも文系大学生は時間的に余裕があるといわれますが、大学の4年間なんて本当にあっという間に過ぎていってしまうのです。
私は未だに、もう一度大学生活を経験したらもっと有意義に過せたのになーと思います。
正直、大学の時に将来の自分の働き方や長期的な人生設計なんて考えてなかった・・
休学中も大学に籍をおくためお金がそれなりにかかるので、まずはバイトをしてその分のお金を作ったり親に相談する必要もあります。
【1年間の大学休学費用】
国公立 無料
立命館 1万
青山学院 6万
学習院 6万
慶應義塾 6万
国際基督 9万
法政 10万
早稲田 10万
近畿 12万
同志社 12万
日本 12万
立教 12万
明治 18万
関西 20万
関西学院 20万
國學院 95万_人人人人人人人人人_
> 國學院 95万 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄— にしこ (@barineru) 2018年7月29日
ただ、人生は学生時代よりもその後働いて過す時間の方がずっとずっと長く続きます。
大学を1年間休学して経験値を増やし、自分の人生についてじっくり考えてみても人生にとって損失にはならないのではないでしょうか?
大学生は休学中に何をすべき?
私は昨年、フリーランスを今後の働き方として視野に入れている大学生に10人ほど会いましたが、休学中や休学の経験のある大学生が何人かいました。
大学を休学したことのある大学生に【大学を休学中に何してたの?】と聞いてみたところ次のような答えが返ってきました。
- 英語留学に行ってTOEICの点数を800点台にした
- 世界一周の旅をした
- インドやアフリカなどを放浪
- 海外インターンを経験した
今の大学生ってすごいなー行動力があるんだな、と思わされました。
もし、今後休学を考えている大学生の方は大学生時代に休学を経験したことのある人の話を聞いてみたりSNSの投稿やブログなどを読んでみたりしてみるのがおすすめです。
働きたくない大学生は思考を変えてみることを意識する
社会人を数年経験してから大学生時代を振り返ってみると、大学生時代は経験値が低く小さな世界にいきていたんだな、と気づかされます。
大学生時代は自分の周りの人も自分と同じような境遇で同じような思考の持ち主なので、どうしても周りと同じレールの上を歩いてないと不安に陥りがち。
休学して一旦大学から離れてみることで、自分で大学で学ぶこと意外の世界に飛び込むことで経験値が上がって思考も変わっていくと思います。
働きたくない大学生はバイトやフリーターになる?
大学生時代に自分に合った働き方は正社員として企業に勤めることではないだろうなあ、と気づいていた私。
でも、当時の私は大学卒業後に働かない=バイトやフリーターになって食いつないでいくしかないと考えていました。
親や周りの同級生も、大学卒業後に働かない=バイトやフリーターだという認識だったと思います。
働きたくない大学生の将来の選択肢はバイトやフリーターしか無いのでしょうか?
目的や期間の決まっていないバイトやフリーターはおすすめできない
実は私、大学生時代にとても時給の高いアルバイトをしていました。
バイトとはいえ、手取りでかなりのお給料をいただいてしまうと・・バイトやフリーターでも全然生活できるのでは?と思えてきたりもします。
でも、結論から言うと目的や期間の決まっていないバイトやフリーターはおすすめできません。
バイトは基本的に自分の時間と労働力を切り売りしてお金を稼ぐことになります。
つまり、自分のお金を時間に換えてしまうということ。
お金を稼ぐことはもちろん大切なのですが、時間というのは自分の命そのものでもあります。
バイトにもいろんな種類がありますが、一時的にお金を稼げたとしても自分の生きるスキルにはつながらないことが多いです。
バイトをするよりも、自分でお金を稼ぐことのできるスキルを学んで身につけたりする時間を優先すべきだと考えます。
就活や労働をしたくない、働きたくないと思うのは普通の考え方
私自身の話をすると、新卒で入社した企業につとめた数年間はただただ辛かったです。
ブラック企業だとか社内の人間関係などのストレスもありましたが、何よりも【自分に全く興味も関心もない競争に加わって勝つこと】みたいな感じが無理でした。
今の大学生は10年前大学生だった私よりももっとこの現代社会で自分がやりたくない仕事を定年まで続けるということに意義を感じてないのではないでしょうか?
電通の若手社員の女性の自殺の報道などを見ていると本当に心が痛みます。
就活や労働をしたくない、働きたくないと思うのはむしろ普通の考え方なのだと思います。
辛くても我慢してやりぬく仕事は自分を成長させてくれる?
私が大学生時代、一緒に就活をしていた同級生が文系なのに特殊な機械を扱う大手商社に就職が内定してこんなことを言ってました。
「自分は文系で機械のことはこれから猛勉強しないといけないけど、辛くても我慢してやりぬく仕事は自分を成長させてくれると思うからあえて厳しい環境に飛び込む」と。
それを聞いたとき、私は正直自分には無理・・と思ってしまいました。
日本という国はとても豊かで、選択肢は無限にあるはずなのに、自分の全く興味や関心が持てないことで競争を強いられるって、、
日本はまだまだ、仕事とは額に汗水たらして、、みたいな考え方が根強く残っていますよね?
仕事は辛くても我慢してやり抜くことが尊い、という思考は危険です。
自分にはこの仕事は合わない、辛い、耐えられないと思ったら逃げるのはぜんぜんありなんじゃないでしょうか?
私が数年勤めた一般企業を辞めたいと思いつめ、友人に相談したときには「耐えられない」という一言しか出てこなかったですからね・・
その一言を言い出すまでに数年もかかったし、同じような思いを抱きながら働いている人はかなり多いのではないでしょうか?
アンナチュラルはほんと毎回震える(最近震えがち
話の中にイタリアの人によると労働は罪らしくて罪を贖うために人は働いてるそうだ…なので一分一秒でも仕事を早く終わらせて家に帰りたいそう。
調べたらこんなのがでてきたよ!
キリスト教素晴らしいな…(洗脳#社畜 pic.twitter.com/6nWBPF8KFj— taku@たくさん☆えめろんぱん🍈 (@taku_aimer98) 2018年2月4日
働きたくない大学生は、どうやって稼いでいけばいいの?
今大学生で、働きたくない、就活や労働は辛いから嫌だと思っている人にまずおすすめは休学です。
でも、休学をしたあとはどんな風に稼いで生活していけばいいのでしょうか?
働きたくないとしても、楽して稼ぐことはかなり難しい
就活して企業に勤めて辛い労働をしなくっても、今はパソコンもネットもあるし働きたくないと思っても稼ぐ方法はいくらでもあるのでは?と思う大学生も多いと思います。
でも、結論から言うと楽して稼ぐことはかなり難しい、というか楽して稼げませんでした。(私の場合)
ネット上には、まるで遊びの延長のような感じで楽しみながら仕事をして稼いでいる人が大勢いるように感じますが、彼らは決して突然そんな風になったわけではありません。
【メール1通1000万】【月収が7桁】など魅力的な言葉の裏には、圧倒的な努力や作業時間があるはずです。
労働の対価としてお金をいただくのではなく、自分で収入の仕組みを作ろうとしたらかなりの時間が必要です。
とても器用ですぐに収入に結びつく結果を出す人がネット上では目立ちますが、自分と比較して落ち込むよりとにかく長い目で見ることが必要です。
働きたくないとしても、手を動かし続けることは必要
働きたくない、就活や労働をしたくない=何もしないことではありません。
働きたくないとしても、手を動かし続けることは必要です。
例えば、嫌な辛い仕事で働きたくはないけど生活費として20万円必要&休みも月10日はほしいとなると・・
1日10時間ほど手を動かして作業をすれば、フリーランスになりたてでもクラウドソーシングなどで20万円ほど稼ぐことができるかもしれません。
(自分の時給を1000円のレベルに設定した場合)
結局働きたくないのに労働しなきゃじゃん!と思うかもしれませんがあくまでも初心者がクラウドソーシングを利用した場合の話です。
楽しく働きながら稼ぐ方法としては他にもアフィリエイトなどがありますが結果を出す(安定した収入)まではかなり時間を必要とします。
他にも、日本以外の生活コストの安い国で暮らしながら生活費を稼ぐなどの働き方を実践している方も多いです。
働きたくないという大学生は、長時間労働や辛い仕事に自分の大半の時間を捧げることのない働き方をしている人に会って話を聞いてみるのもいいかもしれません。
就活がダメでも、働き方につまずいても人生の選択肢はなくならない
私の知人で、人前で上手に話せないから面接の必要な就職活動ははじめから選択肢に入れず、大学卒業後すぐにフリーランスとして働いている20代前半の男性がいます。
彼は某有名私立大学を卒業しているので、少し前なら【○○大卒なの新卒カードを使わないなんてもったいない】と言われていたかもしれませんね。
そんな風に就活がダメだったからといっても働く、稼ぐという選択肢が全くなくなるわけではありません。
むしろ人生の選択肢は数十年前に比べたら遥かに増えているはずです。
また、私のように一度は就職をして働き方につまずいても全然大丈夫です。
就活をがんばったその先は?
朝井リョウさんのの直木賞受賞作「何者」という小説を読んだことがありますか?
SNSが広く世の中に浸透した時代の大学生の就活を描いた作品で映画化もされています。
「何者」の中に出てくる就活中の大学生の中にはとても優秀でスペックが高いのにいつまでも内定が出ない学生がいます。
就活を戦い抜いて内定を勝ち取った大学生は、本当にその会社で理想的な社会人生活を送ることができているのでしょうか?
就職して3年以内に会社を辞めてしまう人は3人に1人と言われています。
仕事を続けている人も多くの人が会社での仕事内容や拘束時間、人間関係などに大きなストレスを抱えたまま働き続けているのではないでしょうか?
少なくとも私の周りには自分の会社や仕事が大好きで楽しくてたまらないし働いていて幸せ!という人はいないなあ・・
だからこそ、大学を休学してゆっくり考えてみたり、とりあえず自分がいいなと思ったところを就活で受けてみて受かったらとりあえず働く、けどやめるかも、、
みたいな考え方でのんびりゆったり構えでもいいのではないでしょうか?
働きたくない大学生は何をすべき?就活や労働をしたくないのは普通の思考?まとめ
私が大学生だった10年ほど前にはすでにインターネットもSNSもありました。
それでもまだ大学を卒業したら一流企業に就職が勝ち組、という思考の大学生が大半だったと思います。
人生100年時代が到来といわれていますが、例えば人生が100年なら人は大学卒業後の人生が80年もあります。
今働きたくないと考えている大学生や、自分の人生の働き方をどうすればいいか迷っている大学生はまず休学して立ち止まってみるのもおすすめです。
休学したからといってその1年間で何か大きなことを成し遂げないとかっこ悪い、なんてこともありません。
私は数年間勤めた会社を辞めた日に社屋から一歩出てはじめに感じたことは「空ってこんなに高くて広いんだ」ということでした。
周りがしているから就活する、せっかく大学を出たのだから新卒カードを使って就職するというレールに乗った結果、いつの間にか自分の中の何かが損なわれていたのかもしれません。
私は休学の経験がありませんが、大学生のうちに休学してさまざまな働き方や日本以外での生活を経験してみるのが思考の枠を外すことにつながると思います。
楽しく働いて稼いで暮らすことは、悪いことでも一部の人にしかできないことでもありません。
自分の理想の暮らしを実現するにはどんな生き方がよいのか、時間の自由が比較的効く大学生のうちに考える時間を作ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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