こはる
アフリカへの旅は往路は羽田空港から旅立ち、復路は成田空港に帰ってきました。
実は、アフリカ出発時の羽田空港で飛行機の出発まで2時間の遅延があることがわかり
”今から成田空港まで行って、成田空港から出ている違う便に乗らないと目的地への到着が1日遅れるかも”
という事態が発生!
幸い、羽田空港から成田空港へは行かずにすみました。
でも、その時にふと感じたんです。
成田空港と羽田空港、どちらも日本を代表する空の玄関という点は共通しているけれど、違いはたくさんあるなあ…と。
今回は、そんな成田空港と羽田空港の違いを、海外旅行が大好きな私がお伝えしていきます!
もくじ
成田空港と羽田空港の場所の違い!成田は千葉!羽田は東京!
まずは、成田空港と羽田空港それぞれの場所の違いを確認しておきましょう!
成田空港の場所!
成田空港があるのは、千葉県の北東部の成田市です。
- 名称:成田国際空港(通称:成田空港または成田)
- 開港日:1978年5月20日
- 場所:千葉県成田市の南東部、三里塚地区
- ターミナル数:3
- 首都圏に発着する国際線や、主要都市への国内線航空便が発着する
成田空港といえばやはり日本から海外へ発つ空の玄関のイメージが強いですね。
羽田空港の場所!
羽田空港のあるのは、東京都南部の大田区です。
- 名称: 東京国際空港(通称:羽田空港または羽田)
- 開港日:1931年8月25日
- 場所:東京南部の大田区の南東端、多摩川河口左岸にある地区
- ターミナル数:3
- 国内最大の空港。2010年より国際路線が大幅に増加
羽田空港は今から86年前の昭和6年にすでに開港していました!Σ(‘◉⌓◉’)
成田空港が開港したのは、それから47年後の1978年(昭和53年)です!
成田空港と羽田空港には歴史において大きな違いがあったんですね!
成田空港と羽田空港の場所の違い!成田と羽田を間違えないで!(汗)
成田空港・羽田空港間の距離は距離は約90Kmです。
15分間隔位でリムジンバスが出ていて、混雑がなければ1時間30分程度で到着します。
成田空港と羽田空港って、気を抜いているとつい間違えそうになってしまうんですよね…
成田と羽田って1文字しか違いがないですからね(汗)
実際に私の友人が深夜の羽田~上海便に乗る予定なのに、間違えて成田空港に行ってしまったことがあります(実話)
慌てて成田空港から羽田空港へタクシーで向かったのですが、タクシー代が航空券よりも高くついてしまったんだとか…
成田空港と羽田空港を間違えないようにしましょう(汗)
さて、東京都心から成田空港、羽田空港に向かう場合、知っておきたいのが成田空港、羽田空港へのアクセスと料金、所要時間の違いですよね?
次にみていくことにしましょう!
成田空港と羽田空港の違い!東京都心へのアクセスと料金、所要時間は?
成田空港と羽田空港。
どちらも首都圏にありますが、東京都心からのアクセス、料金、所要時間にどんな違いがあるかをみていきましょう。
成田空港⇔東京都内のアクセス
成田空港から東京都内へは、アクセスの方法がいくつかあります。
料金と所要時間にもそれぞれ違いがありますのでお財布と相談してどの方法でアクセスするか決めましょう(笑)
成田空港⇔東京都内のアクセス①格安バス(東京シャトル)でアクセス
900円 約70分(東京駅ー成田空港)
成田空港⇔東京都内のアクセス②京成電鉄でアクセス
1100円 70分(上野ー成田空港)
成田空港⇔東京都内のアクセス③京成アクセス特急でアクセス
1330円 59分(日本橋ー成田空港)
成田空港⇔東京都内のアクセス④京成スカイライナーでアクセス【最速】
2400円 36分(日暮里ー成田空港)
成田空港⇔東京都内のアクセス⑤JR成田エクスプレスでアクセス
2940円 59分(東京ー成田空港)
成田空港⇔東京都内のアクセス⑥JR快速エアポート成田でアクセス
1280円 90分(東京ー成田空港)
東京都心から成田空港へのアクセスは、格安バスが最もコストパフォーマンスが高く、直行で到着するのでおすすめ!
でも東京駅のバス乗り場って複雑そうで成田空港駅のバス乗り場までたどり着けるか不安…
という方はこの動画をご覧ください♪
成田空港行きのバス、東京シャトルの東京駅八重洲口のりばが、2分52秒の動画でコンパクトにわかりやすくまとめられています。
成田空港行きのバスは20分間隔、1日45便も運行されていて超便利!
速さを求めるなら、京成スカイライナーが一番!
日暮里ー成田空港感が最速36分!
都内の主要駅からアクセスしても約1時間で成田空港に到着します!
私が前回成田空港から都内に移動した時は快速エアポート成田を利用しました。
JRの特急料金がいらないので時間を気にしない復路にはおすすめです!
もう少しお財布に余裕があったら京成スカイライナーや成田エクスプレスに乗って優雅に成田空港に降り立ちたいな(汗)
羽田空港⇔東京都内のアクセス
羽田空港から東京都内にアクセスするなら、京急かモノレールの2択!
京急、モノレールそれぞれの料金や所要時間の違いをみてみましょう。
羽田空港⇔東京都内のアクセス①京急のエアポート快特で羽田空港へアクセス
410円約15分(品川ー羽田空港)
羽田空港⇔東京都内のアクセス②東京モノレールで羽田空港へアクセス
490円約20分(浜松町ー羽田空港)
やはり羽田空港は都内への距離が近いこと成田空港との違いだということががわかりますね。
品川から羽田空港までは最速でなんと12分!
あっという間に空港に着いてしまいますね!
私も前回羽田空港に行った時は、品川駅から京急のエアポート快特に乗りましたが、本当にあっという間に羽田空港に着いてびっくり!
東京モノレールでも浜松町から20分程度で羽田空港に着きますので、京急・東京モノレールどちらもあまり違いはありません。
今までのイメージだと、成田空港=国際線(海外)、羽田空港=国際線(国内)という違いがあるイメージが強い、という方も多いはず。
実際に、成田空港と羽田空港では国際線の便数が多いのはどちらなのでしょうか?
成田空港と羽田空港の違い!国際線の便数は成田空港が羽田空港の3倍!
羽田空港は2020年の東京オリンピックを控え、海外への窓口として注目されています。
海外へ行くなら成田空港、というイメージは徐々に変わりつつあるんですね。
成田空港と羽田空港への国際線の割合の違いを比較してみました。
成田空港は77%が国際線!
成田空港は海外出張や海外旅行に行かれた方なら一度は利用したことがあるのではないでしょうか?
成田空港は国内線が全体の23%、国際線が77%を占めています。
成田空港の海外就航都市数 は107都市です。
羽田空港からも多くの海外の都市に行けるようになったといえ、やはり成田空港は海外にまだまだ強いですね!
羽田空港の国際線も増加中!
羽田空港と聞くと国内線のイメージが強いですが、近年では国際線の玄関口としても飛躍しています。
羽田空港は都心からのアクセスが便利なので、忙しいビジネスマンにはありがたい存在ですね。
羽田空港への海外就航都市数は33都市です。
2010年に羽田空港に国際路線が大幅に増加してから、羽田空港への海外就航都市数は一気に増加しました。
数年前には、羽田空港からアフリカに旅立つなんて考えられなかったなあ…
それでも成田空港の海外就航都市と比べると羽田空港の海外就航都市は約3分の1でなので、やはりまだ成田空港と羽田空港では国際線の割合に大きな違いがありますね。
さて、次は最近話題のLCCに関するお話です。
閑散期の平日には破格で飛行機の移動ができるので注目している人も多いはず!
LCCは成田空港と羽田空港、どちらが多く就航しているか、その違いを知っていますか?
成田空港と羽田空港の違い!LCCはどっちが多い?
リーズナブルに渡航することができるため多くの人が利用しているLCC!
成田空港と羽田空港LCCの就航数の違いみていきましょう!
成田空港に就航している国内線のLCC
成田空港に就航している国内線のLCCは4社です。
- ピーチ
- ジェットスター・ジャパン
- バニラエア
- 春秋航空日本
成田空港のLCC国内線は、新千歳、関西、高松、松山、福岡、大分、熊本、鹿児島、那覇に就航しているジェットスター・ジャパンが有名です。
主要都市を多くカバーしているので一度はお得に利用してみたいですね!
成田空港に就航している国際線のLCC
成田空港に就航している国際線のLCCは17社です。
- スクート
- アジア・アトランティック
- セブ・パシフィック
- ジェットスター・ジャパン
- ジェットスター
- バニラエア
- チェジュ航空
- イースター航空
- ジンエアー
- エアアジア
- エアプサン
- ティーウェイ航空
- エアソウル
- タイガーエア台湾
- 春秋航空日本
- ジェットアジア
- 香港エクスプレス
成田空港に就航している国際線のLCC、かなり多いですね。
覚えきれないくらい(汗)
韓国、中国などアジア行きの路線がを中心に11カ国に就航!
ジェットスターはオーストラリアにも就航しています!
羽田空港に就航している国内線のLCC
羽田空港に就航している国内線のLCCは4社です。
- スターフライヤー
- エアドゥ
- ソラシドエア
- スカイマーク
羽田空港に就航している国内線のLCCについては、航空会社の数は成田空港と変わりません。
ただし、就航先は北海道や九州が多くを占めています。
成田空港に就航している国際線のLCCは関西や四国・中国地方にも就航しているので、その点が違いますね!
羽田空港に就航している国際線のLCC
羽田空港に就航している国際線のLCCは5社です。
- 香港エクスプレス
- ピーチ
- タイガーエア台湾
- エアアジアX
- 春秋航空日本
羽田空港に就航しているLCC国際線の就航先は、韓国・中国・台湾・マレーシアの4カ国です。
LCCの就航数は国内線、国外線含め、成田空港の方が多いという違いがわかりましたね!
では最後に、次は成田空港と羽田空港の大きさの違いをみてみましょう。
成田空港と羽田空港の違い!空港の大きさはどっちが大きい?
成田空港と羽田空港、どちらも日本の空の玄関としてかなり大きな空港であることは知っていますよね?
成田空港と羽田空港の大きさの違いについてお伝えします!
成田空港の大きさ!
成田空港の敷地面積は約1145ヘクタールで日本第2位!
成田空港は旅客数第2位の空港で、国際線がメインです。
首都圏に発着する国際線や、主要都市への国内線航空便が発着しています。
羽田空港の大きさ!
羽田空港の空港敷地面積は約1522ヘクタールでなんと東京ドーム約300個分の敷地面積を誇ります!
空港敷地面積も旅客数でも日本1位の空港です。
羽田空港は世界の空港の中で4番目に旅客数の多い空港です。
成田空港と羽田空港の違い!空港間の距離や場所の違い!東京都心に近いのは?:まとめ
成田空港と羽田空港。
それぞれの空港に個性があり、様々な違いがありました。
2020年の東京オリンピックに向けて、成田空港・羽田空港共にこれからどんどん発展を遂げて行くと思うので、今後の成田空港・羽田空港の進化が楽しみですね!
こちらの動画によると、政府は2020年代の開業を目指して新路線の建設計画を年内にも始動する方針を固めています。
実現すれば両空港間を1時間未満で結ぶことも可能になって、成田空港と羽田空港のアクセスがより便利になりそうです。
次に成田空港、羽田空港に行けるのはいつかな?
国内線、国際線、LCC、どの飛行機に乗るのでしょうか?
空港に行く日が楽しみです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
[…] 理など、知っているようで知らないようなベーシックな内容のレクチャーを受けながら、学生時代に習った物理の原理の心のなかで復習。羽田空港が成田空港より大きいのは意外でした。 […]