こはる
20代でお酒を飲み始めた頃は、まず手軽なビールやサワー、そして経済的に少し余裕ができてきたらワイン…
30代になった今、一番興味のあるお酒はシャンパンです。
シャンパンといえば、ちょっとフォーマルな場所やおめでたい場所で飲むイメージがありますよね?
中でもシャンパンでも乾杯をする場所といえば結婚式の披露宴!
おしゃれな場所での祝杯=シャンパンというイメージは広く浸透していると思います。
なぜ結婚式の披露宴やおめでたい場所での乾杯や祝杯はシャンパンなの?
その理由を知っていますか?
実は、乾杯にシャンパンを使う理由のひとつは、シャンパン最大の魅力である泡!
シャンパンの泡には、いろんなロマンチックな意味が込められていたのです。
ちょっと敷居の高いように思えるシャンパンですが、この記事を読めば、シャンパンって幸福感を演出してくれるお酒なんだな〜ということが良くわかるはず!
それでは、自称シャンパン通(仮)の私がシャンパンの世界にご案内します!
もくじ
祝杯の時はどうしてシャンパンで乾杯するの?ロマンチックな理由があった!
30代半ばになりつつある今ではさすがに落ち着いてきましたが…
20代後半から30代前半にかけては、あったなあ〜結婚式ブーム!
そして結婚式の祝杯といえば、必ずといっていいほどシャンパンでの乾杯ですよね?
とにかく乾杯の時だけは、普段から日本酒しか飲まないというような人もシャンパングラスを持たされるというイメージが?
実はこのシャンパンでの乾杯、祝杯にはとてもロマンチックな理由があるのを知っていましたか?
シャンパンの泡が止まることなく流れる=幸せが続く
シャンパンをシャンパングラスに注いだ時、グラスの中で、泡が下から上へと止まることなく流れていきます
その様子には、”幸せが下から上へと幸せが湧きあがる”という意味があるそう。
確かに、日本の結婚式でも幸せが長く永久に続くようにという意味を込めた縁起物やスピーチの言葉などがありますよね?
シャンパンでの祝杯が、新郎新婦を守ってくれる
結婚式での乾杯で、シャンパングラスを合わせて乾杯し出される音は”魔除け”になると言われているのだとか!
悪魔は、グラスがぶつかり合う音が嫌いだとされています。
シャンパンで乾杯をして幸せいっぱいの2人に悪魔が近づかないように、という意味があるんですね。
シャンパンを注ぐ音は”天使の拍手”
シャンパンをシャンパングラスに注いだ時、泡が弾ける小さなパチパチという音が聞こえてきます。
その泡が弾けるパチパチ…という音はまるで天使の拍手であるという言い伝えもあるそう!
シャンパンで乾杯をすることで、悪魔からの魔除けになり、天使にも祝福してもらえるなんて本当にロマンチックでうっとり♡
シャンパンの泡は”星”?
また、シャンパンの泡を星に見立てて、シャンパンを飲む=星を飲むと例えられることもあるそう。
結婚式やおめでたい席にぴったりなロマンチックな表現ですね。
シャンパン=縁起の良いお酒とされている理由は?
シャンパンが結婚式・おめでたいシーンで登場するのはやはりシャンパン=縁起が良いお酒とされているからですよね?
シャンパンが縁起の良いお酒とされているのにはどんな理由があるのでしょうか?
シャンパンの泡は、”幸せ”を意味する
シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で製造され、かつフランスのワインの法律に規定された条件を満たしたもののみ名乗ることができる名称です。
シャンパンは狭き門をくぐり抜けてはるか遠い日本にやってきているのですね!
シャンパンの産地であるフランスのシャンパーニュ地方では、シャンパンの泡に”幸せ”という意味があるそう!
まさに結婚式や祝杯に最適なお酒ですね。
シャンパンのボトルを開ける音が縁起が良い!
シャンパンのボトルを開けるときには、発泡性の飲み物の瓶特有の”ポンッ!”という勢いの良い音がしますよね?
このシャンパンのボトルを開ける音にも悪魔払いの意味があると言われています。
そして縁起を担ぐという意味から、シャンパンはお祝いのお酒として浸透するようになったようですね!
シャンパンの開け方・注ぎ方・飲み方についてはこちらの短い動画でおさらいしておいてくださいね。
シャンパンは最後の一滴が縁起が良い?
日本では、緑茶に茶柱がたつと縁起が良いとされますよね?
フランスではシャンパンの最後一滴が縁起が良いとされているそうです。
シャンパンの最後の一滴がグラスに入った人は、その年に結婚するといわれているのだとか!
そのため、フランスではテーブルの中に独身の人がいたら、シャンパンの最後の一滴をあえて注ぐのだそう。
なんだかとってもさりげなくおしゃれでいかにもフランス人っぽいかも(笑)
日本の結婚式だったら、親戚のおばさんあたりが”次はあなたの番ね〜”とか言いながらプレッシャーを与えてきますからね(笑)
私は緑茶が大好きなのですが実は緑茶も、急須からお茶を注ぎきった最後の一滴にお茶の旨味のエッセンスが詰まっていると言われています。
日本の緑茶とフランスのシャンパン、意外なところで共通点がありましたね!
シャンパンで乾杯する時のマナーは?
次は気になるシャンパンで乾杯する時のマナーについてのお話です。
意外と知らない乾杯のマナー。
ビールを飲む時の感覚でシャンパンでも勢いよく”かんぱ〜い”なんてやってしまったらちょっとひかれてしまうかも(汗)
乾杯の時のシャンパングラスはぶつけちゃだめ?
実は、結婚式の披露宴やパーティーなどのフォーマルな場所、または高級レストランなどでもシャンパングラスを勢いよくぶつけるのはNG!
勢いよく”かんぱ〜い!”とできるビールを飲むビールジョッキなどはグラス自体が厚くて頑丈そうですよね?
それに対してシャンパングラスは持ち手が細いグラスは薄く繊細にできているものが多いです。
勢いよくぶつけてしまうと、乾杯の衝撃でシャンパングラスが割れてしまったりひびが入ってしまう可能性が…!
シャンパンでの乾杯の正しいマナー
シャンパンで乾杯をするときは、まずグラスを自分の首あたりまで持ち上げ、”乾杯しましょう”というサインを送ります。
そしてシャンパングラスを傷つけたり衝撃を与えないようにそっとグラスを合わせましょう。
目上の人と乾杯をする際は、自分のグラスを少し下に下げ、相手のグラスが少し高い位置にくるようにして乾杯するのがマナーとされています。
あまり堅苦しく考えすぎる必要はないと思いますが…
シャンパングラスは勢いよくぶつけてグラスを傷つけたり中のシャンパンをこぼさないように、乾杯のマナーを覚えておきましょう。
シャンパンで乾杯をするロマンチックな理由!結婚式や祝杯でのマナーは?まとめ
シャンパンの魅力といえばやっぱり芳醇な香りと共にパチパチとはじけるような小さな泡!
シャンパングラスの中で立ち上がり続ける泡を”星”や”幸福”の象徴にするなんて本当にフランスの方はロマンチックですね!
シャンパンボトルの栓を抜いて、目で泡の美しさを楽しみ、鼻で香りを楽しみ、そして味わう…
シャンパンならではの特別な味わい方を楽しみましょう!
シャンパンは古くから神様からの贈り物として格別な扱いを受けてきたお酒です。
華やかに立ち上る泡が、楽しく幸せな雰囲気の演出に欠かせないシャンパン。
シャンパンで乾杯する機会があったら、ぜひシャンパンで乾杯をするロマンチックな理由を誰かに伝えてみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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