こはる
20代でお酒を飲み始めた頃は、まず手軽なビールを飲み始め、経済的に少し余裕ができてきたらワインをたしなみ…
30代になった今、私の中で今一番アツいお酒といえばやっぱりシャンパンです。
実は最近シャンパン通の友人が、昨年12月に日本に初上陸したという、エンジェルシャンパンをプレゼントしてくれました…!
天使の羽をイメージしたプレートが付いているエンジェルシャンパンのボトルを見ているだけでうっとり…♡
エンジェルシャンパンは、あの世界の歌姫マライア・キャリーが広報大使を務め、1本2100万円(数量限定)で特別ボトルを発売したことでも話題に!
この夏からはイベントへの参加も続々決定しているエンジェルシャンパン 。
エンジェルシャンパンのイベント参加予定についてはこちらでくわしくご紹介しています。
シャンパン通の方ならすでにエンジェルシャンパンをチェック済みかもしれませんね。
あなたはシャンパンに対してどんなイメージを持っていますか?
私はお酒が飲める年齢になった20歳の頃は、シャンパンはなんとなくお値段も敷居も高いというイメージを持っていました。
シャンパンは最高級からスタンダードまでグレードが別れていて、味や色、生産者の製造方法にも違いがあります。
シャンパンの種類や違いを知って、シャンパンのさらなる奥深さと魅力に迫りましょう!
もくじ
シャンパンの種類の味による違い
ひと口にシャンパンといっても、シャンパンには様々な種類があります。
まず気になるのはシャンパンの味!
シャンパンの味は、大きく分けると甘口か辛口という種類があり、さらに細かく甘口度、辛口度の度合いによって分けられています。
まずは、シャンパンの種類による味の違いからみていきましょう。
シャンパンの甘辛度
シャンパンの味は超辛口から極甘口まで、甘辛の度合いは7種類に分けられます。
- 超辛口/ ブリュット・ナチュール(Brut Nature)、パ・ドゼ(Pas dose)、ドサージュ・ゼロ(Dosage zero)
- 極辛口/ エクストラ・ブリュット(Extra Brut)
- 辛口/ ブリュット(Brut)
- やや辛口/ エクストラ ドライ(Etra dry)
- 甘口/ ドゥミ・セック(Demi Sec)
- 極甘口/ ドゥー(Doux)
シャンパンの味、甘口か辛口かの度合いはかなり細かく種類分けされているんですね!
私がいただいた”エンジェルシャンパン”のお味は辛口のブリュット
アーモンドやバニラの香りを楽しめ、舌ざわりも良く、ゆっくりとシャンパンの泡が舌に溶け込んでいく味わいがとっても贅沢♡
エンジェルシャンパはブリュット、ロゼ、ヴィンテージの3種類の味が展開されています。
シャンパンの味の種類は甘口と辛口どちらが主流なの?
現在は、世界的に辛口の種類のシャンパンが主流となっています。
世界で消費されているシャンパンの90%以上がブリュット(辛口)なのです。
ブリュットは糖分の分類名称のひとつで、糖分添加量の少ない辛口という意味。
ただし、シャンパンの歴史の中には甘口のシャンパンが主流だった時期もあり、かつてシャンパンはデザート感覚で飲まれていたのだそう。
シャンパンの魅力といえば、やっぱり華やかで楽しい雰囲気を演出してくれる見栄えのする色ですよね?
シャンパンには色にも種類がありそれぞれの色に魅力があります。
シャンパンの種類の色の違い
シャンパンは色にも種類があります。
シャンパンの色の種類は大まかにいうと白とロゼの2種類のみなので、シャンパンの色に関してはシャンパンの見た目だけで種類分けをすることができます。
シャンパンの色の種類は2種類のみ
シャンパンの色の種類は、白とロゼの2種類のみ!
シャンパンの色で”ロゼ”という言葉を聞いたことがあるのでは?
ロゼもシャンパンの色の種類の名前です。
シャンパンの色で”白”はゴールドの色に近い一般的なシャンパンの色をさします。
ちなみに私がいただいだ”エンジェルシャンパン”の色も白でした。
シャンパンの色で”ロゼ”はピンク色をしたシャンパンのことです。
シャンパンはロゼが白よりも値段が高い
シャンパンの種類の色の見分け方や違いは分かるけれど、シャンパンの色の種類(白とロゼ)でどんな違いがあるのかというと…
シャンパンの色の種類はロゼの方が希少価値もお値段も高いのです。
その理由は次の2つ。
- ロゼは白よりも製造方法に手間がかかっている
- 製造に手間がかかるロゼは白よりも生産量が少なく希少価値が高い
ロゼは、白いシャンパンにピンクの色をつけるのでその分製造に手間がかかりお値段も高くなるんですね。
ロゼのシャンパンは、シャンパングラスに注いだ時の華やかなピンク色がとても美しく、その場の雰囲気をより華やかに演出してくれます。
白のシャンパンが男女問わず好かれる色なのに対して、ロゼのシャンパンは特に女性に人気が高いです。
ロゼのシャンパンは白のシャンパンよりさらに特別感が高まるイメージがありますよね♪
実はロゼのシャンパンの生産量は、シャンパンの生産量の10%に満たないのです。
世界に流通しているシャンパンの9割が白のシャンパンということで、やはり希少価値の高いロゼは白よりもプレミア感が増すイメージがありますよね!
シャンパンの中には、”あれ?値段の0が一個多い”と思わずお値段を二度見しちゃうようなとっても高価なシャンパンもあります。
シャンパンは一般的にシャンパンのグレードが高くなればなるほどお値段も高くなります。
シャンパンのランクや価格の決め手になる、シャンパンのグレードによる種類の違いについても知っておきましょう!
シャンパンのグレードによる種類
シャンパンの種類で、主にシャンパンのお値段を大きく分けるものになるのがシャンパンのグレード。
シャンパンには使用する原料のブドウの品質などによってグレードが分かれています。
原料に使うブドウの品質が高いほど、シャンパンのグレードも上がりますし、シャンパンのお値段も上がります。
シャンパンのグレードによる種類の違いは、シャンパンのおいしさのランクともいえます。
シャンパンのグレードは3種類
シャンパンのグレードは次の3つに別れています。
- プレステージ
- ヴィンテージ
- ノンヴィンテージ(スタンダード)
最高級グレードのシャンパンからスタンダードのシャンパンまで…
もちろんお値段もシャンパンのグレードに応じてかなり幅があります。
シャンパンの最高級グレード:プレスティージュ
シャンパンの種類の中でも最もグレードが高いのがプレスティージュシャンパンです。
プレスティージュシャンパンには次の特徴があります。
- 原料になるブドウは最高品質
- 熟成期間は約5〜7年(それ以上の熟成期間のものも多数!)
- お値段もかなりお高め
- メゾン(シャンパンの製造元)の伝統と個性を表すシャンパンといわれている
プレスティージュシャンパンはいわばメゾンの”顔”ともいえる存在です。
そのため各メゾンが最高品質の原料を使い、膨大な時間や製造費用をかけてプレスティージュシャンパンを製造するんですね。
日本でもっとも知名度の高いシャンパンと言われるドンペリニヨンも”プレスティージュシャンパン”のひとつです。
ドンペリニヨンといえば誰もが想像するのがシャンパンタワーではないでしょうか?
こちらの動画は、なんとドンペリニヨン7本を使ったシャンパンタワーだそう!!(◎_◎;)
シャンパンの高級グレード:ヴィンテージ
ヴィンテージシャンパンには次の特徴があります。
- 単一年に収穫されたブドウのみを使って造られるシャンパン
- 3年以上の熟成が必要
プレスティージュシャンパンの次にグレードの高いのがヴィンテージシャンパン。
そしてその下のグレードがノンヴィンテージシャンパンとなります。
原料のブドウをブレンドせずに製造されたシャンパンがヴィンテージシャンパン
ヴィンテージシャンパンと、ノンヴィンテージシャンパンとの大きな違いは、製造工程で原料のブドウをブレンドしているかしていないか。
シャンパンの原料であるブドウをブレンドせずに製造されたシャンパンがヴィンテージシャンパンです。
シャンパンの原料であるブドウが造られるのは、フランスのシャンパーニュ地方。
でも、実はシャンパーニュ地方は、シャンパンの原料であるブドウ作りという意味では決して季候には恵まれていない地域なのです…
そのため、シャンパーニュ地方で採れたブドウはシャンパンの原料としては品質が安定していないのです。
そのため、シャンパンは、いくつかのブドウをブレンドすることで一定の品質を保ちます。
ということは…原料のブドウをブレンドせずシャンパンを製造するということはかなり難しいということですね!
そして、その手間や労力の末に完成するのが、原料をブレンドせずグレードの高さを実現したヴィンテージシャンパンなのです。
シャンパンのスタンダードグレード:ノンヴィンテージ
ノンヴィンテージシャンパンには次の特徴があります。
- 各メゾンのスタンダート(標準的な)シャンパン
- 複数のブドウをブレンドして製造されたシャンパン
- シャンパンの中で最も価格が手頃
ノンヴィンテージシャンパンは、シャンパンのグレードの中でも最もお値段もお手頃で手に取りやすいシャンパンです。
ノンヴィンテージシャンパンはスーパーなどでも取り扱いがあるので、シャンパンの種類の中では最も親しみやすいです。
ただし、ノンヴィンテージシャンパンは、ヴィンテージシャンパンやプレスティージュシャンパンと比べて品質や味が劣るという意味合いではありません。
ノンヴィンテージシャンパンといってもあくまでも各メゾンのスタンダード(標準グレード)のシャンパンという意味合いです。
ノンヴィンテージシャンパンは初心者にもおすすめ!
ノンヴィンテージシャンパンは、プレスティージュシャンパンやヴィンテージシャンパンに比べ、個性が前に出すぎて味が複雑…ということがありません。
そのため、ノンヴィンテージシャンパンシャンパン初心者でも飲みやすく手に取りやすいのも特長です。
シャンパンの種類の違いは、味や色、グレードだけではありません!
シャンパンは生産者がどんな風にシャンパンを製造したかという違いによっても種類が分けられています。
最後に、シャンパンの生産者による種類の違いについてお届けします。
シャンパンの生産者による種類の違い
シャンパンを製造する生産者には複数の種類があります。
シャンパンボトルのラベルやボトルの裏面に小さくアルファベットの記載があるものが多いので、シャンパン初心者が見ても生産者の種類の違いがわかりやすいですよ♪
ネゴシアンマニピュラン(NM)
現在消費されているシャンパンの中で最も多い生産者のタイプがネゴシアンマニピュランです。
ネゴシアンマニピュランは栽培農家から原料のブドウを購入したり、自社以外から原料を購入してシャンパンを製造する生産者のことを意味します。
大手と呼ばれるシャンパンの生産者のほとんどが、ネゴシアンマニピュランに属していると言われます。
地名度の高いシャンパンのほとんどが、この生産者タイプに属しています。
レコルタンマニピュラン(RM)
レコルタンマニピュランという生産者タイプは、自分で畑を所有してブドウを栽培しそのブドウを使ってシャンパンを製造する小規模な生産者のことを指します。
レコルタンマニピュランは言うなれば、シャンパンの生産者の”自園自製”というわけですね。
自分のブドウ園で採れたブドウだけを使ったシャンパンを使ってシャンパンを製造するという形態は少なくなる一方なのです。
そのため、シャンパンに造詣の深いシャンパン通の方の中にはレコルタンマニピュランのシャンパンを好む方がとても多いです。
コオペラティヴ ド マニピュラン(CM)
コオペラティヴ・ド・マニピュランは生産者の共同組合の意味。
コオペラティヴ・ド・マニピュランは生産者の協同組合の組合員になっている栽培家が、育てたブドウを利用して製造したシャンパンのことを意味します。
シャンパンの種類の味や色や生産者での違い!グレードが高いものとの違いは?まとめ
シャンパンと一口に言っても、味や色の種類、生産者のタイプなど様々な違いがあることがわかりましたね!
各メゾンが最高品質の原料を使い、膨大な時間や製造費用をかけて製造した渾身のシャンパンはグレードもお値段も最高級!
私はこれからも、エンジェルシャンパンはもちろん、いろんな種類のシャンパンを飲んでお気に入りのシャンパンをコレクションしていきたいと思っています。
あなたもお気に入りの一本に出会えますように…
最後までお読みいただきありがとうございました。
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