冬といえばコタツでみかんが定番?
我が家ももちろんそう!
でも、お正月も過ぎ、節分の頃になるとなんだかだんだんみかんにも飽きてくる…(汗)
その時期になるとスーパーにも露地物の柑橘類が多く出回るようになるので、たまにはみかん以外の柑橘類に手を伸ばしてみたくなりますよね〜
私がここ数年お気に入りなのは…デコポン!
頭がポコっとなったのが特徴的なあの柑橘類!
数年前にはまだデコポンという名前もあまり知られていなかったのですが、その形に惹かれて手に取ってみたところ…
みかんや他の柑橘類とは違った甘さやジューシーさにすっかりハマってしまいました。
今ではデコポンの旬の時期には有名な産地からお取り寄せしたりするほど!
デコポンはそのまま食べるだけじゃなくてデコポンのフレッシュジュースやゼリーも超美味!
しかもカロリーも低くてビタミンCの宝庫なんです!
魅力溢れるデコポンの旬の時期やおいしい食べ方、カロリーや栄養素についてお届けしていきます!
もくじ
デコポンの旬の時期はいつ?節分の時期にデコポンを買うべき理由とは?
柑橘類は1年中スーパーなどに出回っていますがおいしいデコポンを食べたかったら旬の時期をチェックして!
デコポンは冬、節分の頃に買うのがおすすめ!
デコポンの旬は冬!
デコポンは12月頃からハウス栽培のものがスーパーなどの店頭に出はじめ、2月頃になると露地物に切り替わります。
私がいつもこの時期になればハズレなし!と狙っているのは、露地物のデコポンが出始めた2月の初旬頃。
その時期になるとハウス栽培のデコポンが出始めた時より値段も比較的落ち着いてくるのでまず価格帯が下がっていることをチェック(笑)
デコポン自体も完熟したジューシーなものが多くなってくるので、私の中のデコポンを旬の時期に買うなら節分の頃!と決めています。
スーパーでおいしいデコポンを買うために、おいしいデコポンの見分け方を覚えておいて!
デコポンの旬の時期のおいしい食べ方と見分け方!
デコポンのおいしい食べ方・見分け方ってわかりますか?
知っておいて損はナシ!
デコポンのおいしい食べ方!皮をむいて食べるだけ!
デコポンの美味しい食べ方はみかんと同じように食べること!
つまり果肉が包まれている白い皮の部分も食べてしまってOK!
みかんのように皮を剥き、あとは房から外して食べるだけ。
不知火(デコポン)の食べ方はこちらの動画でご覧ください。
皮を剥くだけで食べられるデコポンは、包丁などの道具や片付けもしなくてよいのも忙しい主婦には魅力的!
フレッシュなデコポンが手に入ったらそのまま楽しむのはもちろん、お酒が好きな方には果実酒もおすすめ!
色どりどりの果物の実で作るのでキッチンが華やかになるのはもちろん、再利用すればさらにおいしい楽しみ方ができちゃう♪
さらに、果実酒に使った果物の実は、再利用することができるんです!
デコポンの見分け方!3つのコツを意識して見分けよう!
自分でおいしいデコポンを見分けるコツ。
私がいつもみているのはこの3点です。
・重みがあること
・皮が厚すぎないこと
・軽く握ってみて弾力があるもの
この3点をクリアしていれば、絶対ハズレなし!
旬の時期に美味しいデコポンを見つけたらもちろんそのまま食べても美味しいし、ゼリーやジュースにするのもおすすめ!
作り方も超簡単!
デコポンの旬の時期はゼリーやジュースにしても超美味!
頂き物などで旬のデコポンが食べきれないほどある…!
なんて贅沢なシュチュエーション…!
そんな時にはデコポンをジュースやゼリーにしてみましょう!
デコポンのフレッシュジュースの作り方
搾りたてのデコポンのジュースなんて超贅沢品…!
とってもフレッシュ&ジューシーでもう市販の柑橘ジュース飲めなくなっちゃうくらい。
デコポンの皮をむいて、果実をジューサーにかけるか、絞り器で絞って果汁をとります。
数日は持ちますが100%果汁なので冷蔵庫で保存して出来ればその日のうちに飲んでくださいね。
デコポンゼリーの作り方!
デコポンの果汁を使ったゼリーも同じく超簡単!
・デコポン果汁 200cc
・水 50cc
・粉ゼラチン 5g
デコポンの上のほうをカットし、そこから中身を取り出します。
※外皮は流し型として使うのでできるだけ皮を傷つけないように注意!
水とデコポン汁を鍋に入れて沸騰直前に火を止めます。
よく混ぜたらゼラチンをいれて混ぜて粗熱をとったらカップにいれます。
冷やし固めたら完成!
デコポンの外皮を型に使うと、見た目もおしゃれ!
おもてなしにもおすすめです!
皮をむくだけで食べることができて、ジュースやゼリーなどでもおいしい…!
そんなデコポン、実際のカロリーや栄養価においても優秀なのでしょうか?
デコポンのカロリーや栄養は?デコポンはビタミンCの宝庫!
デコポンのカロリーや栄養についてみていきましょう!
デコポンは低カロリー!
デコポンのカロリーや栄養は次の通りです。
カロリー:50 kcal(100g)
炭水化物 :12.7 g
たんぱく質 :0.9g
ビタミンC :53mg
ビタミンE :0.3mg
カロテン :550μg
グレープフルーツ1個は約120kcalで、りんごは1個約140kcalなので比較してみるとデコポンのカロリーは低いことがわかりますね。
デコポンはビタミンCの宝庫!
なんとデコポンはみかんの1.6倍のビタミンCを含んでいるんです!
ビタミンCが不足してしまうと、疲労感、関節痛を引き起こすリスク大!
ビタミンCは身体の中で生成ができないため食事から摂るしかないっ!
デコポンはビタミンCの宝庫!と覚えておいてくださいね!
デコポンに含まれるクエン酸で疲労回復!老化防止!
体内の酸性物質を減少させる効果や疲労回復にも効きます。
クエン酸のキレート作用は細胞の酸化防止から老化防止に繋がります!
デコポンって、カロリーや栄養の面でも超優秀なんですね!
デコポンという名前を耳にした時”それって不知火のこと?”って思った人も多いはず!
デコポンと不知火がどう違うのかちゃんと説明することってできますか?
デコポンと不知火の違い!デコポンは不知火界のエリートだった?!
実は不知火の中でデコポンと呼べるもの、そうでないものがあるんです。
くわしくご説明しますね!
デコポンの名前の由来は?
デコポンは1972年に清見ポンカンの交配によりにつくられた柑橘類です。
デコポンの名前の由来…私は以前デコポンの形からきているのだと思っていました。
だって、デコポンって頭が出っ張っていているのが特徴的で、デコポンという名前がまさにしっくりきてると思いませんか?
でも頭が出っ張っているからデコポンではなかったんです!
ヘタのまわりの出べそのような突起をデコと呼びデコのあるポンカンという意味でデコ+ポンカン→”デコポン”になったそう
デコポンと不知火の特徴と条件の壁!
デコポンの正式な品種名は不知火(しらぬい)と言います。
デコポンという名称は平成5年に熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)が商標登録したものなんです!
そして現在、全国のJAから出荷される不知火はデコポンという名称(ブランド名)を使用してよいことになっています。
ということは・・・
不知火=デコポンということ?
な〜んだ!やっぱりデコポンと不知火って一緒じゃん!
デコポンって書いてあっても、不知火って書いてあっても同じ果物だと思ってどちらを選んでも同じことなの?
実はそうではないのです。
不知火の全てがデコポンというわけではないんですよ〜!
デコポンという名前を使うには糖度13度以上、クエン酸1%以下などの条件をクリアしなければならないのです。
その基準を満たさない場合は品種名の不知火として流通することになるというわけ。
つまりデコポンは不知火の中でも、厳しい審査を勝ち抜いたもののみ与えられる称号のようなもの!
デコポン(不知火)は熊本以外ではこんな風な名前で流通している!
デコポンという名称は熊本果実連が商標登録したものです。
同様に他の産地でも、不知火の中でも一定の基準をクリアしたものの名称が存在します。
- 静岡→「フジポン」
- 愛媛→「ヒメポン」
- 広島→「キヨポン」
- 徳島→「ポンダリン」
どれかひとつでも聞いたことがありますか?
◯◯ポンっていう響きがとってもキュートですね〜!(徳島はちょっと違うけど…汗)
これらの名称を見たら”おっ!不知火界のエリートなんだな!”と思って手にとって見てください!
私も地元の静岡に帰ったら、フジポンを買ってみよう〜!
まとめ:今年の冬のデザートの定番はデコポンで!
冬になると食べたくなる柑橘類。
特に、こたつやストーブにあたりながら食べるのって最高ですよね〜。
今まで柑橘類というと、みかんが定番だったというあなたも今年の冬は旬のデコポンを味わってみてください!
旬のものをおいしく味わえると四季のある日本に生まれて良かった〜!って思いますよね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す