こはる
20代の間は、ずっと会社員をしていたこともあって周りにいる上司や仕事の面でも人間としても尊敬できると思える人はみんな自分より年上でした。
でも、フリーランスになってみると周りは20代や平成生まればかり。
しかも、仕事を通じて知り合った年下の知人たちは誰もがみんな優秀で知識もあれば行動力も抜群。
年下とはいえ仕事の面でももちろん、人間としても尊敬できる人ばかりです。
私は小学生から大学生までの学生生活で、ずっと年齢が上の人が先輩(敬うべき相手)という意識の中で育ってきました。
上級生だから、先輩だから…自分よりスゴイんだという風に無意識に捉えていたのだと思います。
なので、社会に出て数年が経ち、年下だけれども尊敬できる人が大勢いるということに気づいた時には新鮮な驚きがありました。
年下だということに関わらず優秀な人は尊敬してその人から学んでいくことが大切だな〜と考えています。
あなたには、尊敬することのできる年下の知人や後輩、または年下の上司がいますか?
もくじ
年下や後輩だけど尊敬できる人の特徴!
年下や後輩だけれども尊敬できる!
あなたにはそんな風に思える人がいますか?
年下や後輩だけど尊敬できる人にはどんな特徴があるのでしょう?
能力が自分より高い
自分よりも明らかに能力の高い人って、もちろん年下の人の中にも存在するんですよね〜。
例えば、語学力がすごかったり、自分の知らない知識をたくさん持っていたり…
そんな年下や後輩には潔く降参です(笑)
ポテンシャルが高い人に対しては、年下だろうと後輩だろうと素直にうらやましいな〜と思ってしまいますね。
自分より仕事ができる
ただ知識や能力が高いだけではなく、仕事がものすごくできる年下の知人は尊敬しますし学ぶべき存在だな〜といつも感じています。
仕事に対する責任感が強い、信用に値する仕事をしている、努力している年下の知人を見ると見習わなければと反省します…
特にフリーランスの年下の知人は、自分から営業して仕事を取りに行く行動力を持っている人が多いです。
セルフブラック企業なんて自虐しながらも、やるべきことに対して最大限の努力をする姿勢は年下ながら尊敬に値しますよね。
人間性が優れている
年下だけれども、人間性の面で本当に優れている人もいますよね。
私も社会人時代に、2学年年下の後輩に誰もが認める人間性がすばらしい男性がいました。
周囲への気配りができていたり、女性にも男性にも対等にやさしかったり、行動力もあって年下だけれども頼りになる存在でした。
大学時代には国際的なボランティアをしていたり、ホワイトデーに徹夜で作ったという手作りの生チョコを女性社員に配ったり…
なかなか他の人が真似できないようなことをしているという点も尊敬できるポイントでしたね。
自分の将来に対するビジョンを持っている
自分より年下でまだ経験が浅いはずなのに、自分の人生の将来のビジョンをしっかりと持って着々と行動している人もいます。
毎日をただ惰性で過ごすのではなく、1日1日の積み重ねが未来へと繋がって行くと意識しているあたり、自分よりしっかりしているな〜と感じます。
優秀な人はみんな年下?年下で尊敬している人のいる割合は?
私の場合、web関連の仕事をすることになりふと気がついたら周りにいる優秀な尊敬できる人がみ〜んな年下でした。
世の中には様々なお仕事や会社がありますが、現在でも上司は年上、先輩は年上ということがかなり多いのではないでしょうか?
年下で尊敬している人のいる割合はどのくらいなのでしょう?
年下で尊敬している人のいる割合は?
男女300名に、尊敬している年下の人について聞いてみたところ…
- 尊敬している年下の人がいる 14.0%
- 尊敬している年下の人がいない 86.0%
という結果になりました。
年下で尊敬している人のいる割合は2割以下…
この結果は、ただ単に年下の人の尊敬できるところに出会っていないだけなのか…
それとも体育会系などの上下関係が当たり前で”年下を尊敬するなんてありえない!”と思っているのか…
年下で尊敬している人のいる割合はまだまだ少ないですね〜!
年下だけれども尊敬できる有名人といえばだれ?
年下だけれども尊敬できる人がいない、という人でも有名人を見ているとあまりの天才っぷりに思わず尊敬してしまう人も多いのではないでしょうか?
今世間で話題を読んでいる30歳以下の有名人で、多くの年上の大人たちから尊敬されているであろう有名人をご紹介します!
プロ棋士藤井聡太
10代でありながら多くの大人たちから尊敬されている人物といえば、プロ棋士の藤井聡太7段ではないでしょうか?
史上最年少(14歳2ヵ月)でプロ棋士。
プロデビューから勝利を重ね29連勝という新記録を打ち立てた将棋界の若き天才。
たった14歳の少年が何十年も先の先輩に次々と勝ち、長時間の対戦に耐え抜く集中力とここぞという勝負勘も圧巻ですよね。
15歳(高校1年生)という史上最年少記録でで七段昇段を果たしました。
しかもプロデビュー当時は中学生(現在は高校生)なのに落ち着いていて本当に冷静!
まだ10代なのにどこをとっても隙がない…
将棋のことをよく知らなくても、藤井聡太だけは絶対に別格だと認めて尊敬している20代以降の大人はかなり多いのではないでしょうか?
メディアアーティスト落合陽一
現在30歳前後、私のようなアラサーが尊敬する年下の人物の代表格といえば、やはり落合陽一さんではないでしょうか?
落合陽一さん国立筑波大学学長補佐(助教)やテレビのコメンテーターなど様々な分野で活躍しているメディアアーティスト。
東京大学の博士課程を史上初の飛び級(!)で卒業したということもかなりスゴイのですが…その後数々のアワードを受賞していることでも知られています。
落合陽一さんは現代の魔術師とも呼ばれ、今後間違いなく日本を進化させてくれる研究者の1人として世界から高く注目されています。
落合陽一さん100年後も”天才だった”と語り継がれるような人物だと思います。
そんな”天才”の頭の中がどうなっているのか…気になりますよね?
こちらの動画をご覧ください。
落合陽一さんは、自分の身近な世代では最も尊敬できる年下の人物ですね。
年下の上司ができた時の接し方は?
平成になって早30年…
すでに年功序列の労働環境が崩れ去った今、気づいたら自分より年下の人間が直属の上司だったなんていう方も増えているのではないでしょうか?
例えば…年功序列の世界といえば政治界(という勝手なイメージですが…)
そんな政治の世界にも昨年なんと28歳の市長が誕生しています(大阪府四條畷市、人口約5万5千人)
年下の上司がいる状況の中、なかなか自分のプライドが邪魔して、年下の上司を尊敬できない、どう接して良いのかわからないという人も多いのではないでしょうか?
年下の上司に対してはどのように接していけば、自分にとっても年下の上司にとっても理想的なのでしょう?
年下の上司でも会話は敬語!
職場の上司や先輩に対しては、敬語を使って話すのが社会人として基本的なマナーですよね?
もちろん、年齢が下だからといって上司なのに敬語を使わず”この書類、明日まででいいよね〜?”などといったいわゆるタメ口はNG。
年下の上司にとってもあまり気持ちのいい感じはしないのではないでしょうか?
職場の雰囲気や、決まり(ファーストネームで呼ぶことや敬語を使わない)もあるかもしれませんが、ビジネスの場における言葉遣いの基本は敬語です。
年下の上司に対してもビジネスのマナーやルールを守って接したいですよね。
上司と部下に対する認識を変える
上司と部下という関係は、多くの人が上下関係だと考えますよね?
つまり、どちらが上でどちらが下かという関係性がはっきりしています。
年下の上司ができた場合には、その上下関係という認識を一旦変えてみることをおすすめします。
上司と部下は、異なる役割を担っているだけであって仕事の上ではパートナーだと考えてみてはどうでしょうか?
パートナーだと考えれば”自分の方が年上なのに立場が下”ということにとらわれず、上司も部下も最大のパフォーマンスを発揮できるのではないでしょうか?
年下上司はどんな思いで年上の部下に接しているか想像してみる
もしも自分に、自分より年が上の部下がいたら…と想像してみてください。
きっと年上の部下に対してかなり複雑な気持ちを抱いているのではないでしょうか?
年下の上司も本音では”どう接したらいいんだろう””上手な付き合い方が分からない”と思っている可能性は大きいですよね。
しかも、年上の部下が自分に対してあまりにも敵対心をむき出しにしてきたりしたら…
スムーズに仕事が進まないことになって年上の部下にとっても年下の上司にとってもマイナスの影響があるといえます。
年下の上司に対してもわからない時にはアドバイスを求めたり、上司として尊敬する気持ちを持って接した方がお互いの仕事にとってプラスであるのではないでしょうか?
年下の上司とも積極的にコミュニケーションをとる
上司の年齢が自分より下だというだけで、年下の上司に対して勝手に敬遠してコミュニケーションを取ることを避けていませんか?
年下上司にも自分から積極的に挨拶したり話しかけたりしてみましょう。
よく話しかけてきてくれる相手には、人は誰しも好感を持ちます。
年上の方から歩み寄る姿勢を持つことで、年下の上司の気持ちも楽になるかもしれません。
年下の上司と年上の部下が互いに良い関係を築くには、年齢や立場ばかりを気にせずお互いに相手を敬う気持ちを持って接することが大切です。
年下だけど尊敬できる人の特徴は?年下でも優秀な人や後輩を尊敬すべき理由!まとめ
現在の20代以下の人々はデジタルネイティブ世代と言われ、生まれた時、物心ついた時にはインターネットが当たり前にある環境で育った世代です。
情報の海の中、最も必要なデータを精査ししっかりと自分の糧にすることのできる若い世代はこれからより増えていくことが想像されます。
年齢という枠にとらわれず、優秀な人や自分にはないものを持っている人のことは素直に認めて尊敬する感覚を年齢を重ねても忘れないでいたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメントを残す