こはる
”おやつ”っていう響き、いいですよね〜(笑)
お茶が大好きな私は、世界中のいろんなお茶と一緒に楽しむおやつもその日の気分で選んでいます。
最近お気に入りなのは、近所のカフェに併設された焼き菓子工房のフィナンシェ!
フィナンシェというと、薄くて細長い形を思い浮かべるかと思いますが…
私の好きなフィナンシェはまん丸ではちきれそう、厚さ2倍のフィナンシェです。←欲張りだな〜(笑)
私もガスオーブンを買ったことだし、自分でフィナンシェを作ってみようかな〜。
そこでふと思ったのですが…!
フィナンシェに似たおやつといえばマドレーヌ。
小さい頃母が作ってくれるちょっとおしゃれなおやつといればマドレーヌだったなあ…
私もフィナンシェに出会う前はマドレーヌ派だったことを思い出しました。
マドレーヌとフィナンシェは、似ているようで違うお菓子。
マドレーヌとフィナンシェの違いを簡単にご説明します!
もくじ
マドレーヌとフィナンシェは材料が違う!
マドレーヌとフィナンシェは似ているようだけど…
実は材料に違いがあるのです。
特にバターと卵に違いがあるので注目してくださいね。
マドレーヌの材料
マドレーヌに使う主な材料は次の3つ。
- 小麦粉
- 溶かしバター
- 卵は全卵
マドレーヌを作るときはバターを溶かすこと、卵は全卵を使用してふんわりした素朴な味わいのマドレーヌになります。
マドレーヌはお菓子作り初心者にも作りやすいのが魅力。
マドレーヌの作り方はこちらの動画がとってもわかりやすいので挑戦してみてくださいね。
フィナンシェの材料
フィナンシェの材料の特徴は、アーモンドプードルが入るところ。
アーモンドプードルが入ることで、外はカリカリ、中はしっとりのフィナンシェになります。
そしてフィナンシェはバターも焦がしバターで、卵は卵白だけを使用。
フィナンシェはマドレーヌよりよりしっとりしたイメージです。
- 小麦粉とアーモンドプードル
- 焦がしバター
- 卵は卵白のみ
フィナンシェの作り方はこちらの動画でご覧ください!
アーモンドの香りと焦がしバターの風味がフィナンシェの最大の魅力です。
マドレーヌとフィナンシェは見た目が違う!
マドレーヌもフィナンシェも基本の型があります。
それぞれの見た目もフィナンシェとマドレーヌの違いのひとつ。
マドレーヌの見た目
マドレーヌは一般的に貝殻の形をしているのが特徴。
本来の形のマドレーヌは帆立型なのです。
それはかつて巡礼者が、ホタテガイの貝殻を携帯用の食器として持ち歩いていたことが由来なのだとか!
香り高いマドレーヌはフランス語で、さめざめと泣くという意味も持っているんですよ。
東京・自由が丘にマドレーヌの専門店も!
日本でも100年以上親しまれてきたマドレーヌ。
誰もが一度は食べたことのあるマドレーヌを、独自の製法とこだわりぬいた材料で毎日お店で手作りしているそう!
いつか私も行ってみたいな〜。
フィナンシェの見た目
フィナンシェは一般的に金の延べ棒のような長方形の形をしています。
マドレーヌが丸くぷっくりしているのに対してフィナンシェは細長く平べったいイメージがありますね。
フィナンシェの専門店は名古屋市にありました…!
見た目もカラフルでインスタ映えしそうなフィナンシェがいっぱい!
マドレーヌとフィナンシェカロリーはほぼ同じ!?
ダイエット中の方は、お菓子というとカロリーが気になりますよね?
マドレーヌとフィナンシェのカロリーについても比較してみました。
- マドレーヌのカロリー1個あたり177kcal
- フィナンシェのカロリー1個あたり170kcal
マドレーヌもフィナンシェもひとつ一つが小さいので意外とカロリーが低い…!
(だからと言って、つい2個目、3個目に手を伸ばさないようにしてくださいね笑)
フィナンシェよりマドレーヌの方が少しカロリーが高いようですね。
ただし、作り手や材料の配合、お菓子自体の大きさによって数値は変化します。
マドレーヌとフィナンシェのカロリーはほぼ同じと考えて良さそうです。
マドレーヌとフィナンシェの歴史や名前の由来は?
マドレーヌとフィナンシェは歴史背景や名前の由来にも大きな違いがあります。
小さくてかわいらしい、甘くてふんわりしたお菓子というイメージのマドレーヌとフィナンシェですが意外な歴史があるんですよ!
マドレーヌの名前の由来
マドレーヌは、フランス生まれの焼き菓子。
マドレーヌを始めて作った女性は、メイドとして仕えていたある女性。
マドレーヌの名前の由来は、そのメイドさんの名前がマドレーヌさんだったから!だそう。
マドレーヌはベルサイユ宮殿でも人気になり、それから1760年ごろにはパリ中に広まったと言われています。
マドレーヌの歴史はすでに250年もあるのですね…!
フィナンシェの名前の由来
フィナンシェという言葉は、フランス語で財界人やお金持ちという意味があります。
フィナンシェの形や色って、どことなく金の延べ棒に似ていますよね?
パリの菓子職人が近くにあった証券取引所に通う金融家のために考えたことがフィナンシェ誕生のきっかけだそう。
フィナンシェは忙しい金融マンが背広を汚さず、大急ぎで食べられるようなお菓子を作ろうと考えて作ったという説があるのだとか!
フィナンシェは、忙しい現代人にもぴったりのお菓子?
コンビニで見かけたら、つい手に取りたくなりますよね。
マドレーヌとフィナンシェの違い!カロリーや材料や見た目の違いや名前の由来は?まとめ
マドレーヌとフィナンシェの違いは、ざっくり一言で説明すると
- 貝やカップケーキの形で甘くしっとりとした味わいのマドレーヌ。
- 平たい長方形で、外はさっくり中はふんわりで香ばしい味わいのフィナンシェ
マドレーヌもフィナンシェも、材料を混ぜて焼くという工程は似ていますが、使われている材料の違いで味わいが変わってきます。
また、おかし作り初心者でもマドレーヌ派比較的簡単に作ることのできるマドレーヌに対して焦がしバターを用意したりとやや難易度が高くなるフィナンシェ。
実際に両方を基本の分量で作ってみるとよりマドレーヌとフィナンシェの違いがわかるかもしれません…
あなたはマドレーヌ派?フィナンシェ派?
自分のお気に入りのおやつを見つけてみてくださいね。
ここまで記事を書いていて、かなりお菓子が食べたくなってきたので…そろそろ失礼します(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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