余震の間隔が短く回数が多い大阪地震、本震が発生する可能性は?余震は続く?

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6月18日朝に震度6弱の揺れを観測する地震が起きた大阪府北部では、20日も余震とみられる地震が発生しています。

気象庁は今後も激しい揺れを伴う地震に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁の発表によると、18日朝の最初の地震発生後〜2日後の20日午前6寺までに余震とみられる地震は35回も発生しています。

  • 震度4 1回
  • 震度3 3回
  • 震度2 11回
  • 震度1 20回

今回の大阪の地震は発生後2日間の間に余震とみられる地震がかなり多く発生しています。

余震の間隔が短く回数が多いということは18日に最初に起きた地震が”本震”だという可能性が高いということなのでしょうか?

余震が頻繁に発生すると、常に次にいつ揺れが来るのかが不安で睡眠もままならない方も多いと思います。

大阪の地震がこのまま終息に向かってくれることを祈るばかりですが…

18日に大阪で発生した最初の地震が”前震”だということもありえるのでしょうか?

今後、本震とみられる地震が発生する可能性はあるのでしょうか?




大阪の地震の余震とみられる揺れがすでに35回発生!(20日現在)

本震 余震 間隔

2018年6月18日に大阪で発生した地震は、その後余震とみられる揺れが続いています。

最初に大阪で地震が発生したのは、6月18日の朝7時58分でしたよね。

大阪では、その後余震とみられる揺れがすでに35回も発生しているのです。

余震と見られる揺れが多く、夜も眠れないという声も…

本震 余震 間隔

余震と見られる地震が発生する間隔が短く、回数も多くなっている状態で夜眠れないという投稿がSNSなどでも非常に多く見られました。

いつまたあの大きな激しい揺れがやって来るかという恐怖を感じると、眠れないのは当然です。

私のいとこも大阪府吹田市に住んでいますが、22年前の阪神淡路大震災を思い出しやはり眠れなかったようです。

大阪の地震は6月19日以降余震の回数が減っている

本震 余震 間隔

6月18日朝に大阪府北部で発生した地震の余震活動としては、震度3以上の揺れを観測する余震は19日7時52分以降発生していません。

震度1以上の余震も19日午後に2回、20日午前も2回のみの発生です。

ただし、まだ安心しないでください。

発生から一週間となる週末にかけては強い揺れや余震に最大限の警戒が必要です。

#repost @aiaicafe0306 via @PhotoAroundApp 地震の被害に遭われている皆さんへ 知識が乏しく、余波ない地域でぬくぬくと暮らしている私が不甲斐ない。 私の大切な友人も、大阪に住んでいます。 淡路震災に比べたら大したことないよ、と笑ったような返事が来ましたが 本当に、もう、地震とか来ないでほしい。 世の中サッカーだの何だの盛り上がって、日本の景気を良くしていくのも大切な事だと思う。 だけど少しでも、その地域に住んでいる方たちの不安が少しでも消えて欲しいと思う気持ちを、忘れないで欲しいと思う。 偽善かもしれないけれど。 拾い画像をピックアップしたものですが、よかったら拡散お願いします。 #地震 #余震 #地震対策 #余震対策 #地震の備え #地震がきたら #余震注意 #地震がおさまりますように

tomoko_iさん(@kacyofugetu170916)がシェアした投稿 –

余震の間隔が短く多くなるという特徴=今後本震が発生する可能性が高い?

本震 余震 間隔

6月18日午前7:58に発生した大阪府北部を震源とする最大震度6弱の地震。

大阪で発生した地震の場合も、最初に発生した大きな地震が本震とは限りません。

つまり、最初に発生した地震が”前震”で、これから”本震”が発生する可能性もあるのです。

大阪の地震の余震は間隔が短く回数が多い特徴があった

本震 余震 間隔

大阪で6月18日朝に発生した地震の余震と見られる揺れは、日付が変わって19日0時31分→4時53分→7時52分と早朝にかけて3回発生しています。

多くの人が眠っている時間から早朝にかけて3回も余震が続くと眠れなくなってしまいますね。

そして、朝すでに大きな揺れを体感していることで地震の揺れに対してとても過敏になっていて、余震の回数をより多く感じる傾向もあるようです。

余震の間隔が長くなるほど地震の活動が落ち着いてくる

本震 余震 間隔

余震の間隔が短くなってきて回数も多くなると”もしかしてこれから本震が来る?”と思って不安も募ります。

一般的には地震の余震の間隔が長くなるほど、地震の活動が落ち着いてくると言われています。




大阪の地震は前震の後に本震が発生する可能性がある?

本震 余震 間隔

今回の大阪での地震が発生した時、2年前の熊本地震のことを思い出した方も多いのではないでしょうか?

大阪の地震も、熊本の地震のように前震の後に本震が発生する可能性があるのでしょうか?

熊本地震の場合、当初本震と見られていた地震が前震だった

本震 余震 間隔

熊本地震の場合、最初に発生した大きな地震の2日後にさらに規模の大きな”本震”が発生しています。

当初は、2016年4月14日夜発生したはじめの震度7の地震を誰もが熊本地震の”本震”と思っていました。

でも、その2日後、2016年4月16日の深夜1時25分頃に二度目の震度7の地震が熊本を襲います。

同じ震度7でも4月16日の地震の方が地震の規模を示すマグニチュードの数値も高く、当初本震と見られていた地震が”前震”だったということがわかりました。

熊本地震の場合、前震から本震までの時間の感覚は27時間59秒

本震 余震 間隔

2016年4月14日の夜9時26分に起きた熊本地震の前震(震度7マグニチュード6.5)

そして2日後の16日の午前1時25分に発生した本震(震度7マグニチュード7.3)

熊本地震の場合は、前震が発生してから本震までの時間は27時間59分でした。

熊本地震は、1日と約4時間という短い時間で、本震が発生したのですね。

大阪の地震の場合は、18日の18日の朝7時58分に前震が発生してから3日が経って、既に27時間が経過しています。

前震と見られる揺れがあってから本震が発生するのは72時間以内が多い

本震 余震 間隔

一般的には、前震と見られる揺れがあってから本震が発生するのは2〜3日以内(72時間以内)と言われています。

しかし、大阪で最初に発生した地震から72時間が経過したからといってもう安心と思うのはまだ早すぎます。

余震には最低でも1週間は警戒が必要!

本震 余震 間隔

政府や気象庁が繰り返しアナウンスしているように、最低でも1週間は余震に警戒して過ごす必要があります。

本震が3日以内に発生せず大きな地震が発生しないとしても、震度1〜4程度の余震は続く可能性は高いです。

自分は大丈夫、ウチ(自宅)は大丈夫と過信せず、命を守ることを最優先に行動しましょう。

私も今回の大阪の地震をきっかけに、もう一度自分の防災グッズや備蓄の食料などを見直しました。

地震への最大限の備えを忘れないでくださいね。

大阪で発生した地震の震源地周辺には3つの大きな断層帯がある

本震 余震 間隔

今回発生した大阪の地震活動がある程度落ち着いてもまだ油断はできません。

今回大阪で発生した地震の震源地周辺には3つの大きな断層帯があります。

  • 震源の近くに東西方向に延びる有馬―高槻断層帯
  • 南北方向に走る生駒断層帯
  • 上町断層帯

以下の図で見ると、3つの断層帯は重なり合っているということがわかりますね。

大阪の地震はこの3つの断層帯の距離が近いことから、今回の地震に関係した可能性はあるということです

ただし、今回の地震の規模では地震活動の痕跡が地表に明瞭には残らないためどの断層が活動したか断言することができないのだそう。

地震調査委員会は、発生から2、3日はさらに大きな地震が起きる可能性があり警戒してほしいとしています。




余震の間隔が短く回数が多いと本震が発生する可能性が高い?大阪地震の場合は?まとめ

本震 余震 間隔

今回の大阪の地震は、発生した18日から19日かけて余震の間隔が短く、余震の回数がとても多いという特徴がありました。

そのため、被災された方の中には”もしかしてこれから本震の強い揺れが発生するのではないか”という不安の声もSNSなどで見られました。

大阪の地震の場合、前震が発生してから本震が発生するまでの時間(72時間)はすでに経過しています。

しかし、72時間が経過したことに安堵せず地震の発生から最低でも1週間は余震に最大限の警戒をしてお過ごし下さい。

地震が発生してから1週間の間は、常に地震の恐怖が頭から離れず夜も眠れないという方が多いと思います。

でも、地震に対して”もう大丈夫だろう””自分は大丈夫”と過信しないで行動することが命を守り減災に繋がります。

気象庁や政府が発表している最新情報を常にチェックしておくことをおすすめします。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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