三芳町広報誌(広報みよし)のスーパー公務員編集者は誰?どこで読めるの?


若者に読まれる「日本一」の広報誌があるって知ってましたか?

広報誌って・・そう・・アレです。

自治体が毎月発行してていろんなお知らせが読める情報誌。

今はwebで読める広報誌も多いですよね?

私の家にも毎月広報誌が来ますが・・正直あんまり読んだことはない(笑)

だって広報誌って地味ですよね?(広報作ってらっしゃる方スミマセン)

若者に読まれる「日本一」の広報誌・・読んでみたいです!!

若者に・・ってことだから渋谷区あたりの広報誌かと思ったら

なんと埼玉県の小さな町三芳町(みよしまち)の広報誌が若者に読まれる「日本一」の広報誌だったのです。

東京・池袋から電車で約25分。東京にもっとも近い「町」、埼玉県三芳町。

実は私、おとなりのふじみの市や志木市には知り合いが住んでいて東上線の駅に降りたこともあるのに・・

そのすぐ近くにある埼玉県三芳町のことは知りませんでした・・。

人口3万8500人の小さな町の広報誌がなぜ若者に人気なのでしょうか?

「広報みよし」はどこで読めるのでしょうか?

「広報みよし」を作っているスーパー公務員編集者って誰?

気になるところを調べてみました!




「広報みよし」を作っているスーパー公務員編集者って誰?

ほぼ一人で「広報みよし」を作り上げてきたのは三芳町秘書広報室の佐久間智之さん(41)

2015年(3年前に)すでに取材をされてますね・・!

佐久間さん自身は東京都板橋区出身。

バンドマンでプロを目指していたが、途中で音楽の道を諦め、公務員になったという経歴の持ち主です。

ご本人もツイッターで発信していますね。

健康増進課に所属していた佐久間さんが広報誌作りに関わるようになったのも、広報誌がゴミ箱に捨てられているのを見たのがきっかけだったのだそう・・

残念ですが、広報誌をゴミ箱に入れちゃう気持ち・・

わかってしまいます(涙)

「マンションのポスト脇のゴミ箱に広報誌が捨てられているのを見て、『税金の無駄だな』と思った佐久間さん。

このあたりに意識の違いが出てますよね!

もし私が公務員で広報誌がゴミ箱に直行になってるのをみても「広報誌だからしょうがない」っておもっちゃいそう。

広報誌が読まれていない=町の情報も伝えられていない。

佐久間さんはこれをどうにかしたいと考えたのだそう。

その後、庁内で広報担当の公募があり佐久間さんは自ら手を挙げて広報誌の編集へ・・

広報誌作りは未経験だった佐久間さん。

制作費が税金から出ていることを考えて、それまで外部に委託していたデザインやレイアウトをやめて自分で全て制作することに。

写真撮影からデザインまで独学で学んだのだそう。

独学で・・スゴいですね!!

しかもすでに本(公務員のデザイン術)まで出版されてます・・!

努力家だな〜。

広報誌のリニューアルにあたり意識したのは、より幅広い層に読んでもらえるように、直感的に「面白そう」と感じる写真やレイアウトに変えること。

↑確かに・・この視点メチャメチャ大事ですよね!!

広報誌かあ〜と思われるのか

それとも「え・これが広報誌? おもしろそう!!」と思ってもらえるかはやっぱりすぐ目に入ってくる写真やレイアウトで大きく変わってきそうですよね。

「若い人にも読んでもらえるように、タイトルをひらがなの『みよし』からローマ字に変え、写真を大きく掲載。

でも、町民からは『外国かぶれ』、庁内からは『もっと文字をたくさん入れろ』という批判も。

↑こういう意見・・ありそうですよね・・

外国かぶれって(笑)でもそういうこという(世代の)人は多そう。

『もっと文字をたくさん入れろ』という意見もわかる気がします・・広報誌ですからね・・

でも、広報誌の内容をわかりやすく伝える工夫をし続けていった結果、少しずつ理解してもらえるようになっていったそうです。

賞もいくつも受賞してます。

広報誌を役所内部で制作することでコストが半減!!

その上、読みやすさが評判となって広告収入は1.5倍!!

財政面でも貢献しているスーパー公務員編集者佐久間さん。

うん・・

私がもし経営者なら「読まれるカッコいい媒体」に絶対広告載せたいですもん!!

実は三芳町は県内でも数少ない地方交付税をもらっていない自治体の一つ。

でも財政に余裕はありません。

「1円でも収入源を自分たちでつくっていく」と佐久間さんは意気込んでいます。

スーパー公務員、すごいなあ・・

「1円でも収入源を自分たちでつくっていく」という姿勢が、今の公務員に求められているもの何じゃないかと思いますね。

「住民が主役の広報誌」を意識し、単なる「町のお知らせ」ではなく、住民が読みたいと思うような特集を毎月組んでいる三芳町の広報誌。

その企画や取材もほぼ佐久間さん一人が担当しているのだそう!

表紙の写真も「主役」である住民を積極的に載せ、「読者と目が合うように」正面からの写真を意識。

「毎月最後のページに『MIYOSHIのアイドル』として小学校入学前の子どもの写真を載せていた広報誌。

最初は足りないから職員の子どもの写真を載せていたんですが、今では載せきれないほどたくさん応募が来るのだそう(笑)

住民も自分が載ったら親戚に配ったり、知り合いが載るのを楽しみにしている人も!

広報誌に載るのは記念にもなりますからね〜!

三芳町の広報大使にはハロープロジェクトの「Juice=Juice」金澤朋子さんが任命されています!

金澤さんが表紙になっている号をもらうために、町外からもファンの若者たちが訪れるのだそう。

金澤朋子さん

スミマセン実ははじめて知りました。

メッチャかわいい・・!

残念ながら最近交通事故を起こして芸能界を引退してしまった吉澤ひとみさんもかつて三芳町広報大使を務めていたそうです。

事件を起こしていなければ・・と思ってしまいますね。

「Juice=Juice」金澤朋子さんが表紙になっている三芳町の広報みよし・・

人気が出る理由もうなずけます・・

人気が出る広報誌というと、心配なのが転売・・

過去に広報誌がオークションで転売されるというニュースがありましたよね。

広報みよしは在庫があるものは問い合わせれば郵送してもらえます。

今後さらに人気になることが予想される広報みよしですが、

転売は絶対しないでくださいね!!

もちろんSNSも積極的に利用しています。

より多くの若者に読んでもらうために紙だけではなく、ウェブはもちろん、多言語アプリ、町のFacebookやTwitterのアカウント、AR(拡張現実)、動画も活用!

メディア・ユニバーサルデザインの資格を取得し、お年寄りから子ども、外国人にも配慮したデザインを心がけているとのことです。

どこで読めるの?

広報みよしは、三芳町のホームページで読むことができます!

広報みよし(埼玉県三芳町広報)ホームページ

広報みよし取り寄せ希望の場合

広報みよしを取り寄せて読むことも可能です。

「レターパックライト」に宛先を記入し、定型外郵便などで封入したものを「〒354-8555 埼玉県三芳町 広報みよし係」までご希望の号をご記入のうえ郵送。

在庫のあるバックナンバーなども含めて返送します。

スマホで広報みよしが読める

スマホでいつでも広報みよし(PCブラウザからも閲覧可)

広報みよしを日本語を含む7言語(英語・中国語繁体字、中国語簡体字、韓国・朝鮮語、タイ語・ポルトガル語・日本語)で電子配信しています。

自治体広報紙で日本初となる試みとして株式会社モリサワとの協定により、2015年から開始。

三芳町に在住の外国人や観光者などに日本語以外の言語でご覧いただけるほか、世界中に三芳町の情報を配信することが可能となりました。

AR(拡張現実)導入

広報みよしに掲載している一部の写真をアプリ(Aurasma)をインストールし、三芳町広報チャンネルを登録したスマホでかざすと、表紙や写真が動き出したり、空間にページが出現するなどの魔法のような世界を体験できるARを運用しています。

 

スマホがなくてもYoutubeの三芳町広報チャンネルで、ARで見ることができる動画をお楽しみいただけます。

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