こはる
あなたは自分の名前が好きですか?
注:名字の方ではなくって下の名前(ファーストネーム)です。
堂々と自信を持って”ハイ、大好きです!”と言えるのが理想ですよね。
自分の名前は、好きでも嫌いでもないし、名前についてあまり深く考えたことがないという方もいるかもしれません。
中には、自分の名前が嫌い!という方もいるかもしれません。
私自身、名前をつけてくれた親に対して申し訳ないという気持ちからあまり口にしたことはありませんでしたがある時期まで自分の名前が嫌いでした。
私が自分の名前が好きになれなかったのは自分の名前がなんとなく古風、新しさや今っぽさがない、名前の漢字が嫌いなど…
いくつかの理由がありました。
自分の名前が本当に嫌いなら、改名をするしか手段はないのでしょうか?
自分の名前にコンプレックスや違和感を感じている人はどんな対処をしていくと良いのでしょう?
今回は、誰もが当たり前に持っている”名前”について迫っていきましょう!
もくじ
自分の名前が嫌いな心理は?
自分の名前が嫌いな人は、どんな心理や理由を持っているのでしょうか?
名前は生まれた時から生涯に渡ってず〜っと使って行くものなのでやはり自分の名前を好きになりたいですよね?
自分の名前が嫌いな人はどのくらいいるの?
自分の名前が嫌いだという人は、実際にどの程度存在しているのでしょうか?
20代・30代の社会人男女に、自分の名前は気にいっていますか?というアンケートを取ったところ
- 自分の名前が気に入っている人が約8割
- 自分の名前が好きではない人が約2割
という結果になったことがわかりました。
自分の名前が嫌いだという人が2割もいるんですね!
いわゆるキラキラネームだから自分の名前が嫌い
自分の名前がいわゆるキラキラネームだから嫌い!
平成生まれ以降にありがちな名前ですね。
周りや年配の人からあからさまに”キラキラネームだね”なんていわれたり名前をからかわれると自分の名前が嫌いになってしまいそう(涙)
私には現在子供はいませんが、もし子供を持つことになったらやっぱりキラキラネームは避けたいな〜と思ってしまいます。
自分の名前が昭和っぽい、古めかしいから嫌い!
周りが今風のおしゃれでかわいい名前が多い中、自分だけ昭和感漂う古めかしい名前だからいやだ!と思う人もいるようです。
例えば女性なら子がつく名前など…
私の祖母も母も昭和生まれですがもちろん”子”がつく名前。
でも当時は周りの過半数が女子なら”子”が多かったのでなんとも思わなかったのだそう。
おじちゃんやおばあちゃんに多そうな名前が嫌だという人も多いよう。
自分の名前に個性がない、ひびきがダサいから嫌い!
名前に個性がない、ひびきがダサいということも自分の名前が嫌いな理由になっているようです。
確かに、クラスメイトの中に何人も同じ名前の人がいて名前が”かぶる”なんてことがある場合、
”なんでもっと個性的な名前にしてくれなかったの?”
と自分の名前を嫌いだと思うかもしれませんね。
ちなみに、日本で一番多いフルネームは女性が”佐藤和子さん”男性が”田中実さん”だそう。
自分の名前の漢字や読み方が難しすぎるから嫌い
私の学生時代の友人に、いわゆる読めない名前をもつ子がいます。
彼女の名前は愛美と書いて”あみ”
学校の先生の中では、最後まで彼女を”まなみ”や”あいみ”と読んでいる先生もいました(汗)
彼女は自分の名前がすぐに読んでもらえないことや、毎回”お名前はなんて読むんですか?”と聞かれることが多くそれで自分の名前が嫌いになってしまったのだそう。
芸能人でも、武井咲(えみ)さんや山本彩(さやか)さんなど素敵な名前だけれど読み方を間違えられてしまいそうな名前の方がいますよね。
武井咲さんは本名で、両親の”花が咲くように笑みの絶えない子”になって欲しいとの願いから付けられたそう。
山本彩さんはご両親が”彩”という漢字が”さやか”という読みをすることを知って”いろんな人の心を彩るように”という思いを込められて名づけられたのだそうです。
有名人と同じ名前で名前負けしていると感じる
もしも自分が…超有名人と同じ名前だったら、やっぱりちょっと複雑な心境になりますよね?
以前読んだ小説で、主人公が某プロ野球選手と全くの同姓同名だったためペンネームで活動する作家になったというエピソードがありました。
あまりにも偉大な人物と同じ名前だったら、比較されることで自分の名前が嫌いになってしまいそうですね。
自分の名前が嫌い!本気で改名したいならどうする?
自分の名前が本当に嫌いで仕方がない。
本気で改名したい。
自分の名前が嫌いな人は、名前を改名したいと考えるようです。
名前の改名はハードルが高いのでしょうか?
改名は簡単にできるものではない!
どうしても自分の名前が嫌だ!自分の名前を変えたいとなるとあとは改名をするという方法を取ることになります。
しかし、簡単に改名はできません。
自分の名前が嫌いだから改名したいでは理由になりません。
改名の正当な理由としては次のようなことが挙げられます。
- 結婚して名字が変わったら家族と同姓同名になってしまった
- 自分の名前で生活すると精神的苦痛を伴う
例えば、恵さんという女性が恵さんという名字の男性と結婚したために”恵恵”になってしまうとか…
自分の名前があまりにも公表したくないと考えるものであったり…といった理由がないと改名ができません。
改名は長期的に通称名で生活をして通称名の使用実績を作る必要がある
改名するためには長期的に通称名で生活をする必要があります。
通称名の使用実績があれば、改名が必要な根拠となりやすいとも言われています。
一般的に通称名を5年から10年間使い続けて家庭裁判所から戸籍改名の許可が降りるパターンが多いようです。
改名をする手続きは?
改名をしたい場合は次の手続きが必要になります。
- ①家庭裁判所に必要書類を揃えて申請
- ②1ヶ月以内に家庭裁判所から呼び出しがあるので、家庭裁判所へ行って審判を受ける。
- ③改名が正当な理由だと認められると改名の許可証をもらえる
- ④改名の許可証を持って役所へ届け出る
- ⑤運転免許証や銀行の口座などの名義変更をする。
自分の名前が嫌いだから改名をしたいと思ったらすぐに改名ができるわけではなく、改名には多くの時間や手続きが必要になるんですね!
自分の名前が嫌い!改名以外でどんな対処法があるの?
自分の名前がどんなに嫌いでも、改名にはかなりの時間や手続きが必要だということがわかりました。
自分の名前は嫌いだけど、改名するほどでもないし、改名はハードルが高い…
では、改名以外の方法で自分の名前が嫌いな場合の対処法はあるのでしょうか?
通称名を日常的に使う
通称名とは一般的に使う名前のこと。
例えばSNSで名乗ったり宅配便の宛名に使ったりと普段の生活で広く使える名前が通称名です。
私は以前職場の上司のお父様(90代)の葬儀で、その方が長い間本名ではなく通称名で生活していたのだということを知りました。
成人してからの人生をほぼ通称名で通していたようなので、周りの方も本名を知ってもピンとこないと言っていましたよ。
通称名が、その方の本当の名前をして浸透していた証拠ですよね。
通称名は届けも必要ないので常識の範囲内であれば自分の好きなシーンで好きな名前を名乗ることができます。
ただし、通称名は公的な身分証明が必要な場面では通称名は使えません。
例えば、運転免許証を取得したり更新する時や銀行口座を作る時病院の診察券などは通称名では登録ができません。
ただし公的なシーン以外では通称名は日常のほぼ全てで使えるので、改名をせずとも通称名で生活することは十分可能と言えます。
自分の名前が好きな人はどんな受け止め方をしてる?
さて、最後は自分の名前の嫌いという気持ちに、どんな風に向き合うべきかということについて考えてみましょう?
自分の名前が好きな人は、自分の名前に対してどんな受け止め方をしてるのでしょう?
自分の名前を好きになれる=自分のことが好きになれる
当たり前ですが、自分の名前は世界に一つしかない自分だけのもの。
そして、自分の名前は自分自身そのものであるとも考えられます。
自分の名前が嫌い=自分が嫌い、自分の名前が好き=自分が好き。
だとしたらやはり自分のことを好きでいてあげたいですよね?
名前には名前にいい名前も悪い名前もない
名前自体にはいいも悪いもありません。
いい名前、悪い名前、自分の名前が好きか嫌いかの判断は全て自分がしていると言えます。
名前は両親からの”最初のプレゼント”なんて例えられますよね?
名前には両親の思いが込められています。
ただ、その思いが重荷になることもありますよね?
例えば、山口百恵のようになって欲しくて”ももえ”と名付けたのに歌が下手なのね…!なんて言われたり(汗)
そんな経験から名前を呼ばれるたびにマイナスのイメージを抱いたり…自分の名前を嫌いになってしまうことも考えられます。
でも両親が名前に込めた思いと自分自身がどう生きるかは全く別の話!
どんな名前であれ、自分は自由に生きていいのです。
名前自体にはいいも悪いもなく、自分の生き方と名前は全く別。
そう考えると心が少し軽くなりそうです。
自分の名前が嫌い!改名以外の対処法と自分の名前を自然と好きになれる方法は?まとめ
世の中の2割程度が自分の名前に対してコンプレックスや違和感を感じていたり、自分の名前が嫌いだと感じています。
自分の名前がどうしても受け入れられなければ改名という方法を取ることもできますが、今の日本では中なはハードルが高いという現実があります。
SNS上などでは”通称名”を名乗るということも一つの対処法ですね。
自分の名前が嫌いだと思いや悩むより、自分の理想の”通称名”を手に入れて生きることも楽しそう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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