こはる
6月18日朝に大阪で発生した地震…
本当にびっくりしましたよね!
まさか地震が比較的少ないといわれ続けてきた大阪で、震度6弱の震度を観測する地震が発生するなんて。
大阪で発生した地震は直下型地震のため、地上近くの浅いところで発生するという特徴を持っています。
そのため地震の規模に対して揺れが大きく、大阪での地震の被害の様子を見て”震度6弱って、こんなに大きな規模の地震なんだ…”と驚いた人も多いはず。
大阪の地震は大阪という大都市の平日の朝を直接襲い、都市型の地震特有の被害が多かったのも特徴ですね。
交通機関の乱れで帰宅難民も多くパニックに…
気象庁が大阪で地震観測を始めてから、大阪で震度6弱を観測したのは6月18日の地震が初めてです。
大阪は地震大国日本の中でも比較的地震が少ないといわれてきましたが、日本列島はどこでも直下型地震が襲ってくる可能性があるということがわかりましたね。
今回の大阪の地震で”日本の中でも少しでも地震の少ない県や市に住んで、地震の災害から逃れたい”という思いが強くなった方もいるのではないのでしょう?
この小さな日本列島の中で今までに大きな地震が少ない県や市はいくつか存在します。
あくまでも巨大地震に遭遇する可能性が低いと考えられるだけであって、日本にいる限り地震などの自然災害から逃れることはできません。
地震が少ない県や市に住んでいるから大丈夫!と思わず自分にできる地震への備えをしていきましょう!
もくじ
大阪は地震が少ない→2018年6月18日に震度6弱の地震発生!
地震が比較的少ないといわれていた大阪で、大きな被害のあった6月18日の大阪の地震。
大阪は地震が少ないというイメージを大きく変える地震となってしまいましたね。
大阪は約100年の間に震度5以上の地震が2回
気象庁の発表によると統計を取り始めた1923年〜2017年までに大阪で発生した震度5以上の地震の回数は2回。
大阪は約100年の間に震度5以上の地震が2回発生しか発生していないということになりますね。
大阪で発生した過去の地震は次の通りです。
- 1995年阪神淡路大震災(震度4)
- 2000年鳥取地震(震度4)
- 2013年淡路島地震(震度5弱)
阪神淡路大震災(最大震度7)の大阪は震度4
1996年の阪神淡路大震災(最大震度7)の時の大阪の震度はというと、大阪は震度4なのです。
大阪と震度7を観測した神戸は約35km(車で40分程度)の距離なのに…
そのため、大阪は全国的に見ても大きな地震の発生していない地域だと思われてきました。
地震の少ないといわれた大阪で震度6弱の地震が発生
そんな地震の少ないイメージの強い大阪で、6月16日に最大震度6弱の地震が発生したことは大きな衝撃が走りました。
大阪府で震度6弱以上の揺れを観測したのは、気象庁が1923年に地震観測を始めて以来初めてのことです。
大阪の地震は、想定外の地域で発生した地震?
実は、大阪の地震の活断層である有馬〜高槻断層帯は”今後30年以内にマグニチュード7.5程度の地震が起きる確率を0%〜0.03%%未満”と評価されていました。
しかし今回大阪で発生したのはマグニチュード6.1の地震。
大阪の地震は、想定外の地域で突然発生した直下型地震と言えますね。
福岡県は地震が少ない県?
地震が少ない県としてあなたはどんな県を思い浮かべますか?
実は、福岡県は地震が少ない県といわれています。
福岡県というと、九州の中で最も人口が多く発展した都会のイメージがあります。
福岡の中でも中心的な都市である福岡市、久留米市が比較的地震が少なく住みやすいといわれています。
福岡県福岡市
過去に福岡市を中心とする大地震が発生したことはなく、過去に地震で大きな被害も受けたこともありません。
福岡市の建造物は木造でないことが多く、しかも老朽化した建物が少ないという特徴があります。
そのため、建物が倒壊したり火災が一気に広がるリスクも低いとされています。
福岡市は九州一の大都会なので、人口当たりの店舗数や医師の数も多いです。
福岡県久留米市
福岡県久留米市は、福岡の中でも内陸に位置し周辺の地震による影響を受けにくいといわれています。
久留米市は地盤も安全で、火山活動などによる被害も小さいのではないかということです。
滋賀県は地震が少ない県
滋賀県は今回地震のあった大阪や阪神淡路大震災のあった兵庫県からも比較的近いですが、地震が多いというイメージはありませんよね?
滋賀県も、地震が比較的少ない県のひとつです。
滋賀県は自然災害が少ない
私の知人が滋賀県在住なのですが、生まれてから40年ほどの間に地震を始め具体的な自然災害を経験したことは皆無とのことです。
地震があって揺れたことはもちろんありますが、それほど大きな揺れというものは経験していないのだそう。
滋賀県には琵琶湖がありますが、琵琶湖で津波が起こるということも考えにくいといわれています。
ただし、滋賀県では1909年(今から約110年前に)姉川地震というマグニチュード6.8の直下型地震地震が発生したことがあります。
家屋の倒壊などが理由で滋賀県で35人の方が亡くなっています。
沖縄県那覇市は地震が少ない市
日本で地震のリスクが少ない市といえば、やはり日本のいちばん南に位置する沖縄県那覇市ではないでしょうか?
那覇市は地震も少ない市のひとつです。
2010年に同じ沖縄県の糸満市で震度5弱の揺れを観測した時に那覇市でも震度4を観測しています。
ただし、沖縄県自体が大地震のリスクは全国で一番少ないそうです。
また沖縄県は放射能のリスクが最も低いとされている場所でもあります。
沖縄から一番近い原子力発電所まで600キロも離れているのです。
岡山県岡山市は地震が少ない市
岡山市が地震が少ない市だといわれているのにははっきりとした理由があります。
実は岡山は地震の原因となる活断層が少ないのです。
特に岡山市は活断層が0です。
この地震大国日本で活断層がないエリアがあるのか!と驚きますよね。
30年以内に7〜8割の可能性で発生するといわれている南海トラフ巨大地震も、岡山は四国や瀬戸内海を挟んでいるため直接被害を直接受けにくい可能性が高いそう。
岡山は原子力発電所で120kmと距離があり、中国山地が間にあるため原発事故が万が一あっても影響は受けにくということです。
奈良県奈良市は地震が少ない市
修学旅行でおなじみの、歴史的建造物が多いことで知られる奈良県奈良市。
実は奈良市は付近に活断層が少なく、巨大地震のリスクは低いということです。
その証拠に奈良市には多くの歴史的建造物が残っていますね。
実は奈良市から京都や大阪までは電車で1時間以内だということを知っていますか?
奈良市は関西の県の中でも大都市へのアクセスも近く便利かつ安心して暮らすことができそうですね。
山口県山口市は地震が少ない市
実は中国地方は全体的に見て活断層が少ないのです。
岡山市も地震が少ない市として知られていますが、山口市も同様に地震が少ないとされている市です。
山口県は丘陵地帯が多いため、地震発の生リスクも低いとされています。
山口県の中でも特に山口市は木造の建物や老朽化した建物が少ない地域です。
山口市でもし大きな地震が発生したとしても、他の年寄り家屋の倒壊や火災のリスクが少ないといえますね。
大阪は地震が少ない?活断層が少なく原発から遠い地震の少ない県や市7選!まとめ
地方創生が叫ばれ、今日本の大都市から地方都市に移住して自分のライフスタイルを見つめ直す方がとても多くなってきましたよね。
もしも地方への移住を考えるのなら、やはり地震をはじめとした自然災害の恐れが少なく安心して生活できる県や市を選びたいですよね。
今回ご紹介した地震の少ないとされている県や市も、あくまでも大きな地震が発生する可能性はゼロではありません。
実際に今回は、地震が少ない大都市とされてきた大阪で過去最大震度を観測した地震が発生したという例があります。
地震の比較的少ないとされている市や県に住んでいる方も、地震への備えを忘れないでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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