こはる
私は体育の授業が超苦手でした。
自分で認めてますがおそらく絶対運動音痴です。
水泳やスノーボードなど1人でできる運動は好きなので運動自体は嫌いじゃないんですよ!
家族もみんな運動神経抜群のスポーツ一家に育ったはずが・・
私の運動のレベルは・・
- 50m走で10秒以内のタイムを出したことがない
- 闘争心を出さないといけない球技が大の苦手(特にオフェンス)
- スイミングに通ってたのに体育で平泳ぎができなくて補修を受けた
- キャッチボールができない
- ボウリングで100以上のスコア出したことない
かなり低いですね。
というわけで・・
いろんなジャンルの運動に強制的に取り組まなければならない体育の授業は本当に大嫌いでした。
体育の授業が嫌いになったのは、ただ単に私が運動音痴だったからではないと思います。
体育の授業で周りと明らかにレベルが劣っている、周りと同じようにできないことは時にからかわれたり、いじめの対象にもなってしまいます。
運動音痴は勉強と違って努力しても限界があります・・
50mが10秒の私が50m7秒の陸上部の友達には勝てませんよね?
体育の授業が苦手で苦痛だった方はきっと共感してもらえると思います・・
運動が得意で体育の授業が楽しみで仕方がなかった〜というあなたは、アメトークの【運動神経悪い芸人】などを見て驚愕しているのではないでしょうか?
↑このスキップをネタにできているなんて・・川田アナたくましいな〜笑
私には【運動神経悪い芸人】さんの気持ちがリアルにわかりますよ〜!
運動神経が悪いけど運動は好きな私が、なぜ体育の授業が苦手で大嫌いになったのか実体験に基づいてお伝えして行きます!
もくじ
私が体育の授業が嫌いになった理由
私が体育の授業が嫌いになった理由は、ただ運動が苦手だったからではありません。
運動音痴だとしても運動自体が嫌いなわけではないので、体育の授業も工夫次第で楽しめたはずなのに・・
体育の授業が苦手な方はきっと共感してもらえるはず!
先生にあきれられる&運動ができる子と比べられる
私が小学校の時、上に兄、下に妹がいて同じ小学校(全校児童600人くらい(に通っていました。
運動音痴の私と違って、スポーツ万能な兄と妹は50メートル走を6秒や7秒で走り・・
夏になると地域の陸上大会や水泳大会の選抜メンバーに選ばれていました。
そんな運動において優秀な兄と妹を持つとどうなるか・・
先生に比べられます。
運動能力の差を逆に比べてこない先生のほうがいなかった・・
先生からはたびたび、もっとがんばらないとダメだよ〜と言われたり中には【まじめにやれ】と言ってくる先生も・・!
だったら先生が運動が得意になる教える方法を教えてくれ〜!って思いますよね?
クラスメイトに迷惑をかけるのがつらい
私は運動全般が苦手で、中でも特に集団で行うスポーツが大の苦手でした。
バレーボールや、バスケットボールなどが授業で行われる時は本当に逃げ出したかった・・
自分の役割(?)がしっかりと与えられているバレーボール
闘争心をむき出しに!して相手を出し抜いていかないと勝てないバスケットボール
【勝つ】ためにはしっかりと自分に求められたことを成し遂げなければいけません。
でも、運動神経悪い私にはできない・・
運動が苦手だと周りに迷惑をかけてしまう・・
特に、中学生くらいになるとクラスの人間関係もはっきりしてきて・・
スクールカースト上位のクラスメイトの無言のプレッシャーが怖かった。
運動の能力は個人差が大きいのだから球技などは選択制になればいいのに・・
義務教育が学校とは限らず、もっと選択肢が増えたらいいのに。
親に自らは話さなかったが、高校1年の時は不登校児みたいなもんだった。
半分授業受けて半分は保健室。
運動が苦手すぎる私は、体育祭でみんなの足を引っ張って責められ居場所がなかったんだもんさ。努力したけど出来なかった悔しさ。
— なつうさ@甘桜の母 (@blackrose_moon) 2018年8月20日
運動音痴はなぜ体育が嫌なのか?
運動音痴はなぜ体育が嫌いなのか、理解できますか?
私が体育が嫌いだったのには体育の授業は努力しようにも限界があるから、というのが一番大きかったです。
運動音痴がレベルアップする方法を教えてくれる先生はいない?
今では体育専門の家庭教師の先生などがいるそうですが・・
私の学生時代には体育の指導をきちんとしてくれる先生がほぼいませんでした。
勉強を丁寧に教えてくれる先生はいても
- どうしてそれができないのか?
- どうしたら改善できるのか?
- こうすればもっと良くなるよ
- このプログラムを実践すれば成績が上がる!
というようなことを教えてくれる先生はなかなかいません・・
それどころか、
- とにかくがんばれ!
- がんばればもっとできる!
と言ってきたり、参加することに意義がある!みんなでやることが美しい、という主張を押し付けてくるのが嫌でした。
時代がうさぎとびとかでしたから、
完全根性論でした。体育会の根性論は未だに理解不能です。身体の使い方やコツを個々に教えて伸ばすなら良いですが、全部「Do it!」では楽しくなく、いじめの対象にしかなりませんでした。
(中2、3の担任が体育教師で、生徒として迷惑しかなかったです)— 中山紀朗(のりあき)@この男、激鬱につき (@akiNakayama) 2018年8月1日
体育の授業で運動嫌いが増えている!体育の授業って何のためにあるの?
最近では、運動が嫌いな小学生や10代がとても多くなっているようです。
子どもの運動が嫌いの原因は、体育の授業なのかもしれません。
運動やスポーツが「嫌い」、「やや嫌い」だと答えた中学生は16.4%に上ったというデータもあります。
体育の授業って何のためにあるのでしょう?
文部科学省が学習指導要領に定めている「体育の目標」は、大まかに言うと以下のような意味を持っています。
- 運動を生涯通じて楽しめるようになろう
- 健康や安全についての知識を得よう
- 体力をつけよう
体育=体を育てる、なので要するに健康な体で生活していくためには必要不可欠な教育と言えると思います。
でも、体育の授業で嫌な思いをすると確実に体育が嫌いになってしまいますよね?
体育が必要と思うよりも前に、体育に苦手意識を抱いたり体育の授業が苦痛という経験をしてしまうと・・子どもは運動自体が嫌いになりかねません。
体育が苦手なことは不登校の原因になる?
実は、体育の授業が苦手なことが原因で不登校になってしまう子もいるそうです。
体育の授業が苦手なことで不登校につながる理由は次の3つではないかと思います。
- 順位や記録が周りにわかりやすく伝わってしまうこと
- クラスメイトの視線が集中すること
- 団体行動を強制させられること
体育の授業では50m走を走る時にたった1人で走らさせることはまずないはずです。
一人一人走っていたら体育の授業が終わっちゃう・・
2人以上で走れば必ず【順位】が誰の目にも明らかになります。
自分の運動能力が劣っている、、と自分で理解していても、クラスメイト全員に運動ができないと思われることは恥ずかしさを覚えますよね。
体育と言う授業はいい意味でも悪い意味でも集団の【視線】を集めます。
集団の視線の中で“運動ができないこと”がさらされてしまうのですから、、体育を好きになれと言う方が無理です。
体育祭などでは【みんなで一緒にひとつのことを成し遂げよう!】という雰囲気ができあがってしまって、私は運動神経悪いし迷惑かけるからパス・・なんていえません。
そしてもしも自分が失敗でもしようものなら・・
また【視線】というなと集中砲火を浴びることになってしまうでしょう。
そして、運動ができないことはからかいの対象にもなり、最悪の場合いじめに発展するケースも考えられます。
個人的に、運動で速くなったり強くなったり上手くなったりしたことは全て「独学」によるもので、体育の授業で向上したことは何一つない。高校の体育教師は愛嬌のないハートマン軍曹みたいな人物で、グループごとに競争させ負けると腕立て伏せ。この種の連帯責任は軍隊でなくてもいじめの引き金になる。
— the_spoiler (@don_jardine) 2018年6月29日
体育が苦手で成績が悪いと内申書にも響く?
体育が苦手で成績が悪い場合、内申書にも響いてしまうことがあるといえます。
特に・・体育の先生に気に入られていないかつ運動が苦手となると絶望的とも言えるのではないでしょうか?
おそらく、運動が苦手な人がどんなに全力で体育の授業をがんばっていても、5段階評定で5がつくことはおそらくないはず・・
県によっては高校受験が【内申点重視】のところがあると思います。
どんなに5教科のペーパーテストの成績が良くても、体育の成績が悪いと内申点が下がって希望高校を受験できないことも・・
体育が苦手!運動音痴で体育が嫌いになった実体験!不登校や進学にも影響が!まとめ
私と同じように、運動音痴で体育が苦手、体育の授業が大嫌いな子も確実にいるはずです。
もちろん、健やかな体の発育のためには体育の授業が必要なのだと思いますが・・
運動の能力は個人の努力でカバーできない部分が大きいのでもう少し学校側も理解のある対応をしてほしいな〜と思いますね。
クラスに運動が得意な子もいれば苦手な子がいるのは当たり前のことです。
私自身の経験から言うと、まずは先生に【運動の能力には個人差があって、運動が苦手な子がいてもいい】ということを教えてほしかったです。
10代の多感な時期に、クラスメイトから【運動音痴で体育祭などの時に使えない】と思われたり、先生から「もっとがんばれ」と言われることはつらいことだと思います。
体育の授業から解放されて本当にホッとしてます。
これからの時代を生きていく子どもたちは、能力の差に関わらず運動が好きな子が増えてほしいな〜と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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