万引きしたらその後どうなる？現行犯でしか逮捕されない？起訴や実刑を避けるには？

それにしても、、【万引き家族】ってちょっとセンセーショナルなタイトルですよね？

是枝監督は親がなくなった後も死亡届を出さずに家族の年金を不正受給していたという事件に目をつけました。

“社会から排斥される存在”として年金と万引きで生計をたてている一家の物語を着想して完成したのが【万引き家族】です。

万引きはもちろん犯罪！

もしも、、ほんの出来心で万引きをしてしまったら・・

絶対にバレないと思って万引きをしてしまったら・・

社会的に大きく信用を失うことになるのは確実です。

万引きをした場合、初犯と再犯では処分の内容が大きく違ってくるのでしょうか？

罰金、逮捕、実刑などどのような処分が下されるのでしょう？

万引きというと現行犯で発覚するイメージが多いのですが、現代では防犯カメラなどに万引きの現場が映っていることも考えられます。

自分は万引きを絶対しない！するはずがない！と思っている人が大多数だとは思います。

でも、自分の周りにいる人がもしも万引きしてしまった場合万引きに対する正しい知識がないと重い罪が課せられてしまうかもしれません・・！

万引きに対する疑問を解決していきましょう！

万引きで逮捕されてしまったらその後どうなる？報道は実名？

万引きというとどんなイメージがありますか？

万引きは当然ですが犯罪です。

未成年からお年寄りまで万引きをしてしまう事件は絶えなく発生しているので、万引きは誰もがイメージする身近な犯罪のひとつだと思います。

私のイメージでは、万引きというと未成年や生活に困った高齢者などがおもちゃや漫画の本、お菓子食料品などを万引きしてしまうところが思い浮かびます。

万引きというと、高額ではない商品をほんの出来心や軽い気持ちで自分のポケットに入れてしまうようなケースがありますが万引きはれっきとした犯罪です。

もちろん、万引きで逮捕される可能性はかなり高いです。

万引きで逮捕されたらその後どうなる？

万引きの逮捕は多くの場合現行犯逮捕です。

万引きで現行犯逮捕されたら、警察署での取り調べを受けることになります。

万引きで逮捕された後は以下のような流れになります。

万引きしたら報道は実名？

万引きで逮捕をされたら実名で報道されてしまうケースもあります。

例えば以下のような人が万引きで逮捕された時、実際に実名で報道されています。

上川管内美深町。万引きで捕まった美深警察署の副署長は本日午前、隣町の名寄署を保釈。同署に赴くと「こちらでは何も話せない」。美深署も同様の対応。公宅前で署長を待ち構えて直撃したら、無言のまま軽自動車でサーッ。思い立って町役場に町長を訪ねると「出張で札幌に行ってます」。むむう。 pic.twitter.com/HYEWCpas5q

— 小笠原 淳 (@ogasawarajun) 2017年7月4日

「戦国武将の末裔」と自称していた小悪魔agehaの元モデルが万引きで逮捕されたと聞いて、

（手癖が）疾きこと風の如く、
（評判が）徐かなること林の如く、
（ネットで）炎上すること火の如く、
（人気が）動かざること山の如し

武田信玄の子孫であることに間違いないと確信した。

— ナスカの痴情ェ (@synfunk) 2014年2月10日

万引きは現行犯でしか逮捕されない？

万引きというと現行犯で逮捕されるイメージがありますよね？

ときどきテレビの番組で見ることが多い【万引きGメン】

万引き＝万引きGメンに声をかけられて現行犯逮捕というイメージが強いと思います。

万引きは現行犯以外でも逮捕される！

万引きはもちろん犯罪なので、現行犯逮捕以外で逮捕される場合もあります。

しかし、万引きの逮捕はほとんど現行犯逮捕なのには次のような理由があります。

万引きというと、万引きしたその場で万引きGメンに事務所に連れていかれて、通報を受けた警察に身柄引き渡すという流れが多いと思います。

その時にはバッグやポケットに証拠品もありますし、万引きした本人も目の前にいます。

万引きの犯人は、現行犯逮捕でないと逮捕しづらくなる可能性があるんですね。

防犯カメラに万引きの様子が残っていれば逮捕される？

万引きしたその場では万引きが発覚しなくても、防犯カメラの映像が残っていることがあります。

防犯カメラに万引きの様子が残っていれば逮捕されるのでしょうか？

防犯カメラの映像で警察が捜査する可能性もある

防犯カメラの映像に万引きの様子が残っていれば、後日逮捕の証拠になる可能性はあります。

ただし防犯カメラの映像は不鮮明なことが多いので映像だけで証拠となる可能性は低いです。

ただし防犯カメラの映像で警察が捜査する可能性もあります。

防犯カメラの映像から万引きの犯人が特定できたり、万引きが明らかになった証拠があれば、警察は裁判所に逮捕状を請求できるでしょう。

犯人自体や証拠は特定できないけれど明らかに万引きな悪質が確かに行われたとわかる映像を元に、警察が捜査や張り込みが行われるかもしれません。

万引きは初犯でも逮捕されるの？

万引きGメンの番組などを見ていると【万引きをはじめてしてしまった】という初犯の万引き犯が出てくることがあります。

万引きはもちろん犯罪なので絶対に犯してはいけない罪ですが、、万引きは身近な犯罪だからこそ逮捕されないのでは？と考えてしまいます。

万引きは初犯でも現行犯逮捕の可能性が高い

万引きは、万引きをしたその場で万引きGメンなどによって発覚して現行犯逮捕となる場合が多いです。

万引きは初犯であっても逮捕される可能性は高いと言えます。

万引きは余罪がある場合があります。

そのため、余罪を含めて警察で取り調べを受けるケースが多いです。

万引きの初犯で逮捕されないケースとは？

万引きの初犯でも次のような場合は逮捕されない可能性もあります。

これらの事情が考慮された場合で、万引きが悪質ではないと警察が判断すれば逮捕されずに釈放される可能性があります。

万引きは再犯で罪が重くなる？

万引きだけではなく、どんな犯罪も余罪があったり再犯の場合は刑罰が重くなります。

また、万引きの場合は万引きがバレなかったからという理由で常習犯の可能性もありますよね？

万引きは初犯より再犯の方が刑罰が重くなることが多い

万引きした物や被害の金額など様々な事情によっても変わってきますが、万引きは初犯より再犯の方が刑罰が重くなることが多いです。

特に、万引きは常習犯で余罪が複数あることも多く、警察も余罪をしっかりと捜査します。

もしも万引きという犯罪がバレなかったからといって、万引きは絶対に繰り返してはいけませんね。

万引きで逮捕されず実刑にならない方法はあるの？

繰り返しますが万引きは犯罪です。

でも、社会人で万引きをしてしまったようなケースの場合【会社を解雇されたくないから絶対に逮捕はされたくない！】と思ってしまうのではないでしょうか？

万引きで逮捕されず実刑にならない方法はあるのでしょうか？

被害届を取り下げてもらい示談を成立させる

万引きは多くの場合現行犯で捕まります。

万引きの場合は被害者に被害届を取り下げてもらううことで、被害者が万引きした犯人の事情を考慮していることが捜査機関などに伝わります。

被害届を取り下げてもらえば起訴猶予や執行猶予といった、軽めの処分で済む可能性が高くなります。

被害者に被害届を取り下げてもらうためには、被害者との示談を成立させることが重要です。

万引きを会社にバレたくない場合には？

会社員が万引きがバレて解雇されるということは本人も周囲も最も心配な点だと思います。

警察が犯罪の捜査をする時には、逮捕して犯人の身柄を拘束して取り調べを行う捜査と、身柄を拘束せず行う捜査（在宅捜査）とに分かれます。

身柄を拘束せず行う捜査（在宅捜査）の場合は会社に通勤するなど通常の社会生活を行うことができます。

万引きで逮捕されずに在宅捜査になるには？

もしも万引きで逮捕されてしまったら、身柄拘束が続く間は会社を休まなければなりません。

さらに起訴されてしまった場合には、起訴後も勾留が続きます。

万引きで逮捕、交流をされず身柄を早く釈放されるためには次のような方法があります。

もしも万引きをしてしまったら、まずは罪を認めて警察や捜査機関の捜査には協力し被害者には謝罪の意志を伝えて示談を成立させていることが重要ですね。

万引きで逮捕された後、起訴や実刑にならない方法はある？

万引きという犯罪を犯してしまったら逮捕勾留されて捜査が進む場合も在宅捜査の場合も、起訴になるか不起訴になるかは検察の判断が下るまでわかりません。

しかし、日本ではもしも検察に起訴されてしまった場合はほぼ100％（99％以上）で有罪になるといわれています。

99.9というタイトルの嵐の松本潤さん主演のドラマがありましたよね？

つまり、現在の日本では一旦起訴されてしまえば前科がついてしまう可能性が非常に高いです。

万引きでも実刑になっている場合はあります。

「病気の娘に」うなぎ万引き　７３歳男に実刑判決 http://t.co/cm0pwSp7Lh

— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) 2014年9月16日

しかし、不起訴になれば前科はつきません。

万引きで逮捕された後起訴や実刑にならない方法はあるのでしょうか？

不起訴処分になるには？

万引きという犯罪を犯した場合不起訴処分になるには次のようなケースが考えられます。

万引きで起訴されてしまった場合には刑務所に収容される？

日本ではもしも検察に起訴されてしまった場合はほぼ100％（99％以上）で有罪になるといわれています。

ですので、まず起訴されたら有罪は免れないと思ってください。

ただし実刑＝刑務所に収容されることではありません。

起訴されてしまった場合に実刑＝刑務所に収容される懲役刑にならない方法としては次の2つがあります。

これらの処分であれば刑務所に収容されることはありません。

万引きしたらその後どうなる？現行犯でしか逮捕されない？起訴や実刑を避けるには？まとめ

万引きは犯罪のため現行犯で逮捕されることが多いです。

もし万引きしたその場で万引きがバレなくても、後日逮捕される可能性もあります。

どんなに小さな物や金額の安い物であっても、またバレなかったからといって万引きをする行為は絶対に許される物ではないんですね。

万引きをした後逮捕、勾留されるかどうかや、起訴か不起訴か、実刑判決が下るかなどでその後の流れが大きく変わってきます。

被害者にきちんと謝罪をした上で自分の罪を認めて弁償などをし、被害者との示談を成立させることも重要です。

万引きに関する事件が、1日も早く解決しますように・・

最後までお読みいただきありがとうございました。