ハルル
つい引き受けたものの、大勢の場でスピーチをするなんて友達の結婚式以来だし、緊張するのはわかってるし、それこそ文章の構成もわかんないし、感動もさせなきゃいけないし、話し方だって・・・(大、大、大パニック!)
でも、当初そんなにパニクっていた私でも、無事に卒業式で保護者代表の挨拶、謝辞を述べることが出来ました(*^_^*)
私の経験から言えば、保護者代表の挨拶謝辞は、下準備さえちゃんと出来ていれば、卒業式当日も意外と何とかなるもんです^^
それに、卒業式で保護者代表の挨拶をするなんて、人生でも滅多にないこと。緊張はするけど、とっても貴重で誇らしい経験だと思いませんか?
という訳で今回は、
- 卒業式の保護者の挨拶謝辞の構成
- 卒業式の保護者の挨拶謝辞の例文
- 卒業式の保護者の挨拶謝辞の話し方のコツ
について、私の経験を交えながらお話していきたいと思います♪
保護者の挨拶謝辞の下準備をきちんと整えて、ぜひ卒業式で感動のワンシーンを飾りましょう!
ではまず、卒業式の保護者の挨拶、謝辞の構成から見ていきましょうね^^
卒業式の保護者の挨拶謝辞の構成
ここでは、卒業式の保護者の挨拶謝辞の、基本的な文章の構成や注意点などをお話していきますね^^
基本的な構成
卒業式での保護者の挨拶謝辞を考える上で欠かせない、基本となる文章の構成は次の通りです♪
- 出席者、祝辞に対するお礼の言葉
- 父母の今の気持ちと先生方への感謝
- 子供たちに対する今後への期待
- 出席者への今後の指導のお願い
- 結びの挨拶
卒業式での保護者の挨拶謝辞では、上記を基本にして構成を立てると考えやすいかと思います^^
私の場合、この構成の順番を若干入れ替えたりもしましたが、それでも支障はなかったですよ!
原稿を作る時のポイントや注意点
大体の構成がわかったところで、次は卒業式の保護者の挨拶謝辞の原稿作りです^^
ここでは、ポイントや注意点などをお話しますね!
自分の名前を名乗る必要はない
卒業式での保護者代表の挨拶謝辞では、自分が「〇年〇組〇〇の母です」など、子供や自分の名前を名乗る必要はないです^^
挨拶の最初の方に、「卒業生の保護者としてお礼のご挨拶を申し上げます」のような言葉を入れるだけで良いかと思います。
原稿を見ながらスピーチする前提で作る
卒業式の保護者の挨拶謝辞は、原稿を見ながらスピーチしても全然OKです^^
例え暗記する自信があっても、当日緊張で記憶が飛んでしまう可能性もあるので(汗)、原稿は卒業式当日も持参しましょうね!
卒業式の保護者の挨拶謝辞で原稿を見ながらスピーチする場合、その場で慌てずに済むように、あらかじめ読みやすい原稿を作っておくことが大事になります。
ちなみに私は、原稿は手書きではなくWordで入力、紙をめくりやすいように端っこに切れ目を入れる、など自分なりに工夫をしてみました^^
尊敬語と謙譲語を間違いないように
基本中の基本ではありますが、尊敬語と謙譲語は間違いないようにしたいですね^^;
例えば・・・
〇:先生がおっしゃる
卒業式の保護者の挨拶謝辞では特に、先生方に対する感謝の言葉も多く含まれるので気をつけましょうね!
文章が長くなり過ぎないように
一般的に、「3分に収まるスピーチの長さが丁度良い」とされているので、卒業式の保護者の挨拶謝辞もそのくらいか、やや短いくらいで良いと思います^^
さらに、「1分間に300字くらいの文字数を話すと聞き取りやすい」と言われているので、1000文字を超えないくらいの文字量を目安に文章を作ると良いかもしれませんね!
事前に先生などに一度確認してもらおう
頑張って卒業式の保護者の挨拶謝辞の文章を書き上げた・・・はいいけど、上手く書けているのか、本当にその文章で良いのか、不安に思いませんか?
でも大丈夫! 学校には、国語のプロがいらっしゃいます(笑) 先生や役員さんにお願いして、事前に、自分の書いた文章を見てもらいましょう!
私も役員さんや先生に目を通してもらい「OK」をもらったので、安心して卒業式当日、保護者の挨拶に臨むことが出来ました^^
はい^^ 自分が卒業式の保護者の挨拶謝辞に任命されたからと言って、自分ひとりで背負う必要は全然ないと思うんです。
ぜひ、先生や役員さんに事前チェックをお願いしちゃいましょう♪
さて、卒業式の保護者の挨拶謝辞の構成や原稿作りについて基本的なことをお話しましたが、何だかんだ言っても実際の例文を見ないと、いまいちピンと来ないかもしれませんね^^;
という訳で次に、私が実際に卒業式でスピーチした、保護者の挨拶謝辞を例文として挙げさせて頂きますので、良かったら参考にしてみて下さいね(*^_^*)
卒業式の保護者の挨拶謝辞の例文
では、誠に僭越ではございますが(笑)、私が実際に卒業式でスピーチした、卒業式の保護者の挨拶謝辞を例文として挙げさせて頂きますね^^
私が実際に卒業式でスピーチした挨拶文
卒業生の保護者を代表致しまして、ひとことお礼のご挨拶を申し上げます。
6年前、大き過ぎるほどのランドセルを背負い、この〇〇小学校の門をくぐった子供たち。まだ小さくあどけなかった表情が、今ではすっかりお兄さんお姉さんの顔になりました。
6年間、学校生活の中で色々なことを学び、様々な経験を通して、心身ともに大きく成長してくれました。私たち父母も、夢中で子供とともに過ごし、反対に教えられることも多く、一緒に成長してきたんだなぁとつくづく実感しています。そして今日という日を無事に迎えることができ、本当に言葉では言い表せないほどの喜びでいっぱいです。
これも、校長先生をはじめ、諸先生方、並びに役員の皆様、さらには温かく見守って下さいました地域の方々のおかげだと大変感謝をしております。本当にありがとうございました。
またご来賓の皆様には、先ほどから温かいお祝いと励ましのお言葉を頂き、父母一同心よりお礼申し上げます。
昨年は毎日のようにいじめによる事件がテレビで放送され、同じ子を持つ親として、決して他人事ではないと胸を痛めておりました。しかし、この〇〇小学校では、そのような大きな問題もなく、子供も毎日元気に通うことが出来ました。これも、先生方が子供たちのことを真剣に受け止め、理解し、指導して下さったおかげだと本当に感謝しております。そして何より、子供たち一人ひとりが思いやりの気持ちを持っていてくれた結果でもあると思います。
卒業生のみなさんは、学校生活の中では、友達と喧嘩したり、嫌な思いや悔しい思いをしたりすることもあったでしょう。反対に、友達に助けられたことや、楽しいこと、嬉しいことも沢山あったと思います。家庭の中では決して学ぶことの出来ないことを、小学校で沢山経験出来たのではないかと思います。その経験を活かし、また反省しながら、これから中学校へと羽ばたいて下さい。感謝する心、素直に「ごめんなさい」と言える勇気を持てる人になって下さい。困った人がいたら、そっと手を差し伸べられる人になって下さい。
子供たちはますます難しい年頃を迎えてまいりますが、私ども親も、我が子の良き理解者、良い見本でいられるよう、子供とともに一歩一歩歩んでまいりたいと思っております。これからもどうぞ温かいご指導をお願い申し上げます。
最後になりましたが、皆さまのご健康とご活躍、そして〇〇小学校のさらなるご発展をお祈りし、お礼のご挨拶とさせて頂きます。
本日は本当にありがとうございました。
この卒業式の保護者の挨拶謝辞は、目安である1000文字を少し超えてしまいましたが、事前のチェックで先生や役員さんに「OK」をもらったので、そのまま読みました^^
反省点を挙げるとしたら、もう少し具体的なエピソードをこの謝辞の中に盛り込めば良かったな~という点です(汗)
う~ん、そうですね・・・緊張はすると思います、残念ながら(苦笑)
でも、緊張はするけど、卒業式の保護者の挨拶謝辞を成功させるために、感動エピソードの話し方のコツや、緊張の乗り切り方はあります!
という訳で、最後に見ていきましょうね^^
感動のエピソードの話し方のコツ
では最後に、卒業式の保護者の挨拶謝辞で、感動エピソードの話し方や緊張の乗り切り方について、ポイントをお話していきますね^^
聞き手に伝わる感動エピソードの話し方
卒業式の保護者の挨拶謝辞の中には子供に関する話が必ず入るので、子供の成長を感じるエピソードを頭に思い描きながらその部分を読むと、感極まって涙が出そうになります(実際に泣いてもいいと思います^^)
私の例文で言うと、「6年前、大き過ぎるほどのランドセルを背負い・・・」や「一緒に成長してきたんだなぁ・・・」の部分ですね。
ただでさえ感動する卒業式なのに、保護者代表の挨拶をしているお母さんが言葉に詰まる(涙声)になっていると周りの方の涙を誘うので、これも感動のエピソードを話すために効果的な方法ではないでしょうか^^
緊張対策と乗り切り方
次に、卒業式の保護者の挨拶謝辞での緊張対策、乗り切り方のポイントについてお話しますね^^
実際の卒業式を想像しながら何度も練習をする
保護者の挨拶謝辞で緊張を少しでも和らげるためには、実際の卒業式の場面を想像しながら「もう十分!」というくらいまで事前に練習することです^^
「やるだけのことはやった」という自信が、きっと本番でも自分の背中を押してくれると思いますよ。
お辞儀のタイミングや視線の向け方、間の取り方などもイメージして練習しましょうね^^
上手く話そうと思わないこと
卒業式の保護者の挨拶謝辞で緊張を乗り切るためのポイントは、「上手く話そうと思わないこと」です。
私たち保護者は喋りのプロではありません^^; スラスラ流暢な挨拶なんて誰も期待してないし、第一そこに感動も生まれません。
たどたどしくてもいいので、子供への思い、学校への思い、先生への思いを自分なりに伝えてみましょうね^^
仲の良いママ友に隣に座ってもらうのもひとつの手
私の場合、卒業式の保護者の挨拶謝辞を行った場所は、自分の席でした(父兄席の最前列)。
なので、少しでも緊張を和らげるために、隣に一番仲の良いママ友に座ってもらいました^^ 実際、とっても心強かったですよ♪
卒業式の保護者の挨拶謝辞の構成と例文!感動のエピソードの話し方のコツ!まとめ
今回は、卒業式の保護者の挨拶、謝辞の構成や文例、感動エピソードの話し方のコツなどをお話してきましたが、いかがでしたか?
卒業式の保護者の挨拶謝辞の原稿を作る時は、基本の構成を参考に、具体的な感動のエピソードを盛り込みながら文面を考えてみて下さいね^^
引き受けたからと言ってひとりで抱え込まず、先生や役員さんを頼ることも大事だと思いますよ(*^_^*)
それに、私たち保護者は喋りのプロではないので、緊張するのは当たり前、上手に話せなくて当たり前だし、正直期待もされてません(苦笑)
なので、卒業式の保護者の挨拶謝辞では気負わずに、私たち保護者の思いを、自分なりに伝えてみましょうね^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
また、コチラの記事では、卒業式の男の子用、女の子用のスーツについて書いてます♪
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