ハルル
今や「小説執筆ブーム」といっても過言ではないほど、ネット上には無料の小説投稿サイトが沢山あって、初心者でも自由に自作の小説を投稿出来るようになりましたね^^
私も自作の小説を投稿していましたが、コメントや評価をもらったりファンがいてくれたりすると、さらにテンションが上がってました(*^▽^*)♪
出版社の目に留まればプロの小説家としてデビューも出来るし、ますます夢は広がりますよね~。
ただ、確かに初心者の方がいきなり小説を書こうとしても、なかなか難しいと思います(汗)
小説には書き方や基本的なルールが一応存在しているので、それを知らずに書き始めると、読みづらい文章になったり、はたまたキャラがブレたり・・・と色々問題が生じてきます^^;
ここでは、初心者の方にもなるべくわかるように、小説の書き方や書く上で大事なことをお話していきたいと思いますので、一緒に見ていきましょうね♪
もくじ
いきなり書き始めるのはちょっと待って!まずは小説を書く準備をしよう
小説の書き方で、初心者の方にまず知っておいて欲しいのが、
- ジャンルを設定する
- プロットを作成する
- キャラクターを設定する
という、小説を書くための下準備です!
特に初心者のうちは、これらの下準備を念入りに行わないと小説が作れない、と言っても過言ではないと思います^^;
では、ひとつずつ見ていきましょうね♪
ジャンルを設定する
自分が書きたい小説のジャンルは何なのか、あらかじめ決めておく必要があります。
主な小説のジャンルはこんな感じです。
- ファンタジー
- ミステリー
- 恋愛
- 青春
- ホラー
- バトルもの
などなど・・・。
ひとつに決められなくても大丈夫! この中からひとつだけ、という決まりはなく、いくつか組み合わせることも出来るんですよ。
例えば、私は「恋愛」と「青春」を組み合わせたり「ファンタジー」と「恋愛」を組み合わせたりして小説を書いています。
さらに、コメディタッチでいくのかシリアスでいくのか、小説を書く文章の雰囲気も決めておいた方がいいですね!
例えば、途中までコメディタッチの文章だったのに、いつのまにかがっつりシリアス調の文章になっちゃったりすると、不自然さは否めませんからね(;^ω^)
プロットを作成する
小説のジャンルが決まったら、次はプロットを作ります。
小説で言うプロットとは、簡単に言えば「ストーリーの流れ」です。
主人公がどういう状況に置かれていて、誰と会ってその後どうなっていくのか、など小説のストーリーの筋を考えていきます。
この時点では細かく決めてしまうよりも、大まかに決めていくことを私はオススメします^^
なぜなら、実際に小説を書いていくうちにストーリーが変わっていく場合も、多々あるからなんですね。
でもそれでいいんです。
書き進めていくとキャラクターたちが息をし出して、小説のストーリーを動かしていってくれるんですよ♪
不思議でしょ? でも、意外とよくあることなんです(笑)
キャラクターを設定する
大まかな小説のストーリーが決まったら、次にキャラクターを決めます。
小説に登場する主人公、友達、恋人、ライバルなどですね。
性別や年齢、職業、さらに容姿や性格まで考えましょう♪
面倒くさい? まぁまぁ、そう言わず(苦笑)
ここでキチンと決めておかないと、特に初心者のうちは小説を書いているうちにキャラがブレてしまう恐れがあるんで><
各キャラ同士の関係性(相関図)は、実際に紙等に書き出すと後で混乱しなくて済むかもしれません。
テレビ局のサイトなどで紹介されているドラマの相関図などを参考にするのも、ひとつの手ですね^^
以上が、小説の書くために大事なジャンル、プロット、キャラ設定です♪
いえいえ^^; 実際に小説を書く前に知っておいて欲しいことは、まだまだあります!
そのひとつとして、小説には作文とは違う書き方のルールがあるので、主なものをご紹介しますね♪
小説を書く時には、書き方のルールを理解しよう
小説のジャンルによっても多少変わりますが、基本的なことをいくつか紹介していきたいと思います♪
段落の最初は1字下げる
小説の書き方として、まずひとつ目のルールは、「段落の最初を1文字分下げること」です。
こうすることで、段落が変わったことが小説の読み手側にもわかりやすい、と言われています^^
小説を読んでくれる読者に配慮した書き方、とも言えますね♪
三点リーダー・ダッシュは偶数個で使用する
「・・・・・・(三点リーダー)」「――(ダッシュ)」はセリフなどの表現の際に重要なアイテムです。
小説でこれらを使う時は、必ず偶数個にする決まりがあります。沈黙や感情を強く表す時などは4つ使う場合も。
ちなみに私は以前、小説の中でこの三点リーダーを色んなところに散りばめ過ぎて、「乱用している!」と注意されたことがあります(汗)
使う頻度には、くれぐれもご注意を^^;
閉じカッコの直前に句読点を置かない
セリフに使う、「」のことをカギカッコと呼ぶのはご存じかと思います。さらに 」 の部分は、閉じカッコと呼ばれています^^
小説を書く場合、その閉じカッコの直前には「、」や「。」の句読点を置かないようにしましょうね。
○「先に行ってて」
慣れてくると、すぐ目についちゃいます(笑)
感嘆符・疑問符の後は1文字空ける
小説で「!(感嘆符)」「?(疑問符)」を使用した時は、次の1文字分スペースを空けます。
ただし、下の例のように、閉じカッコの直前ではスペースは空けません。
私はこのルールが染み着いていて、小説を書く時だけでなく、ブログを書く時も必ず1文字空けないと違和感を覚えてしょうがなくなっちゃいました(笑)
以上が、主な小説の書き方のルールとなります。
使いこなして、バンバン小説を書いていきましょうね!
ありますよ~^^ 小説を書く上でぜひ知っておいて欲しい「描写」について、次の章で触れていきますね!
小説の書き方で言われている背景描写と心理描写って何?
小説を書いていると、必ずと言っていいほど苦戦するのが描写です。
描写とはいわゆる表現のことですが、この描写ひとつで小説の質を左右する位、重要なポイントになります!
私も未だに描写に関しては修業中の身ですが、これで悩まれている方はプロアマ問わず結構いらっしゃると思います^^;
描写の種類としてよく言われている「背景描写」と「心理描写」について、順に見ていきましょうね。
背景描写とは?
小説で言う「背景描写」とは、書きたいそのシーンが、どんな場所でどんな雰囲気なのか等を表現することです。
例えば、主人公がいる学校の教室のシーンを小説で書きたい場合。
単に「教室」と書いただけじゃ、そこがどんな教室なのか、読んでいる側はイメージが湧かないですよね?
せめて、暑いのか寒いのか、暗いのか明るいのか、騒がしいのか静かなのか・・・等を書くだけでも、雰囲気が伝わりやすくなると思います。
さらに、その教室にいて何が聞こえているのか、窓の外には何が見えているのか・・・等まで書いてあげると、プロが書く小説にグッと近づきますよ(*^_^*)
心理描写とは?
小説で言う「心理描写」とは、登場人物たちの心の動きを表現することです。
例えば、「悲しい」という感情を小説で表現したい場合。
ただ単に「悲しかった」と書くよりも、「今にも張り裂けてしまいそうな位、胸が痛むのを感じていた」と書いた方が、より悲しいイメージが伝わってきませんか?
小説は、映画やマンガと違って、読者に伝える手段は文字しかありません。
文字だけで、いかに読者に状況を伝えることが出来るか・・・それが小説を書いていく中での課題であり、同時に醍醐味であるとも言えます^^
いい描写が書けた時は「よっしゃー!」って嬉しくなっちゃいますもんね(笑)
小説の表現方法は、決してひとつだけではありません^^
自分をその状況に置いてみて(頭の中で)、色んな視点から観察し、描写技術を磨いていって下さいね!
もちろん、ありますよ~(笑)
沢山ある中でも、私が小説を書く上で特に大事だと思うことをお話していきますね!
小説の書き方として大事なこと
初心者の方にお伝えしておきたい、小説を書く上で私が大事だと思うことをいくつかお話しますね^^
ひとつでもいいので最後まで書いてみよう
なんだかんだ言っても、結局大事なのは「小説を最後まで書き上げること」です!
意外でした^^?
小説を書き始める前の初心者の方にとっては「なんだ、そんなこと?」と思うかもしれませんが、これがなかなか出来そうで出来ないことなんです><
いざ書き始めたはいいけど、途中でストーリーに飽きてしまったり、「もう書くの嫌!」って投げ出してしまったり。
気がつけば、書きかけの小説がどんどん溜まっていく・・・なんてことに。
私も中・高校生の頃に書いた小説は、何ひとつ完結してません(苦笑)
だけど何かひとつ小説を最後まで書き上げると「自分にも書けるんだ」っていう自信がつき、いくつも書いていると完結させることも難しくなくなってきます。
ぜひ1作品でもいいので、オリジナルの小説を完成させてみて下さいね!
スクールで基本を学ぶこともひとつの手
独学で地道に小説を書くのもいいですが、スクールなどを利用して小説の書き方の基礎を学ぶのもひとつの手だと思います^^
上手くいけば、小説家デビューの話が舞い込むかもしれませんよ♪
kindleでは電子書籍を販売することも可能
また、「kindleダイレクト・パブリッシング」と言って、kindleには小説を電子書籍として販売する場が設けられています^^
初心者でも、自分で書いた小説を簡単に電子書籍として販売出来るので、プロの小説家の気分を味わうことが出来て楽しいですよ♪
そうですね。都合よく小説のアイディアが浮かんできたら、誰だって苦労しませんよね^^;
では最後に、小説のネタ探しについてお話したいと思います。
小説に使えそう!と思ったネタはメモを取っておこう
パソコンに向かっていても、一生懸命考えても、小説のアイディアが降りてこない時は降りてこないです。残念ながら><
そういう時は、小説を書くことから一旦離れて、違うことをしましょう。
散歩したり、ドライブしたり、テレビや映画を観たり、音楽を聴いたり・・・。
あるんです、あるんです^^
違うことをしてると、あら不思議。降って湧いたように急に小説のアイディアが降りてきたりするもんです(笑)
私も、散歩して周りの景色を見たり空を見上げたりしていると、小説のイメージがワーッと浮かんできたことがありました。
家事をしながら、ネタになりそうなものを見つけたこともありました^^ 案外、そんなものなんですよね(笑)
で、小説のネタを見つけた時は必ずメモに取っておく!
今書いている小説には使えそうにないネタであっても、次に書く小説に使えるかもしれませんしね。
ネタは、小説を書くための貴重な財産です。忘れないように、メモに取る癖をつけて下さいね!
小説の書き方!初心者が書き始める前に押さえておきたい5つの基本!まとめ
今回は、初心者の方にもなるべくわかりやすく、小説の書き方や書くために必要なことをお話してきましたが、いかがでしたか?
「初心者の自分でも小説書けるかも!」。そう思ってもらえたら嬉しいです♪
小説を書く前に、ジャンル、プロット、キャラをしっかり設定して、ぜひ最後まで書き上げて欲しいな、と思います^^
文章は書いていくうちに上手くなっていくものなので、文章の上手い下手よりも、自身の小説を通して「何かを伝えたい!」と思う気持ちを大事にして下さいね(*^_^*)
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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