あなたが彼氏や旦那さんに作ってあげたい料理といったら何を思い浮かべますか?
いつの時代も上位を独占しているのは、肉じゃがや豚の生姜焼きなどの和食ですよね〜。
でも、肉じゃがや豚の生姜焼きってなかなか男性からの合格点をもらえないメニューでもあるんですよね(汗)
スマホで検索すれば、クックパッドなどで誰でも簡単に作れるレシピを知ることができるのに、どんなにレシピとにらめっこしても、いまいち味が微妙になってしまったり…
では、料理上手な人は、どこで味に差をつけているのでしょう?
それはズバリ、”調味料”を入れる順番をきちんと理解して料理している!”たったそれだけなんです。
実は私も独身時代は調味料を入れる順番なんて無視して料理をしてました(汗)
その結果、あれ?分量通りに調味料を入れたのに全然味がしみてない…!なんてことが多々あったのです(苦笑)
しかし、結婚を機にこれはヤバい…(汗)と思い、もう一度調味料を入れる順番をきちんと頭に叩き込みました。
その結果、料理の腕が数段上がりどんな料理を作っても合格点をもらえるようになったんです!
今回は、料理の腕をワンランク上げて自慢できるレパートリーを増やしたいあなたに【調味料を入れる順番の意味や理由】をお届けします!
まさに”調味料を入れる順番を制した者が料理を制する”のです!
もくじ
調味料は「さしすせそ」の順番で入れないとダメ?間違えるとどうなるの?
料理上手になりたかったらまずマスターすべきことは、調味料を”さしすせそ”の順番のまま入れることです。
なぜなら、調味料が料理の味を決めてしまうから!
実際にクッキングスクールではこんな風に動画で紹介しています。
47秒で基本的な調味料の順番がわかるのでみてみてくださいね。
肉じゃがを作ったのに和食の魅力である”甘しょっぱい”味でなかったり、味にこっくりとした深みがなかったら箸も進みませんよね(汗)
でも、さしすせその順番をきちんと守って入ればそんな悲劇は起こらないんです!
調味料は「さしすせそ」の順番通りが料理の鉄則
繰り返しになりますが、調味料は必ず”さしすせそ”の順番通りに入れましょうね。
調味料を入れる順番を守ることは、料理の鉄則とも言えます。
例えば、どんなに高価なお肉や旬の魚でもただ焼いただけで何も味付けせずに食べるのはちょっと物足りないですよね(汗)
美味しい味付けだからこそ、元々の素材の良さを引き立たせることができるのです。
調味料の「さしすせそ」の順番を間違えると味が決まらない!
調味料の”さしすせそ”の順番を間違えて入れてしまうと、味が決まりません。
いまいち美味しくない残念な味に仕上がってしまいます(汗)
調味料を順番通りに正しく入れることで、料理の味が決まってくるんですね。
美味しい料理を作るためには”さしすせそ”の順番を守って、それぞれの調味料の役割をきちんと果たしてあげることが大切です。
トップバッターである”砂糖”をアンカーにしてしまったら、味の深みや甘みが薄い料理に仕上がってしまいます(汗)
では、それぞれの調味料が一体どんな役割を果たしてくれているのでしょうか?
調味料を「さしすせそ」の順番で入れる意味! 5つの調味料の果たす役割とは?
調味料を”さしすせそ”の順番で入れることには、意味があります。
なぜなら、料理を作る過程では、5つの調味料がそれぞれに異なる役割を果たすからです。
それぞれがどんな役割をしているでしょうか?
詳しく見ていきましょう!
砂糖を入れる意味と役割
砂糖の一番大きな役割は甘みを加えること!
砂糖は食材にしみ込みにくいため、一番先に加える必要があります。
砂糖を先に加えることで、食材も柔らかくなりやすいんですよ〜!
塩を入れる意味と役割
塩の役割は、辛味や砂糖の甘味を引き立てることやアク抜きなどです。
塩が食材に浸透した状態では、砂糖はしみ込みにくくなってしまいます。
なので砂糖が必ず一番先、塩はその後なんですね〜!
酢を入れる意味と役割
酢の役割は酸味を加えること。
そのほかにも魚の生臭さを消したり、肉を柔らかくする効果があります。
酸味は熱を加えると飛びやすいので、料理の仕上げに加えるようにしましょう。
しょう油を入れる意味と役割
しょう油は料理の色付けや香り付けをし、塩味をマイルドにする働きをしてくれます。
しょう油も酢と同様に香りが飛びやすいので、料理の最後に加えるようにしましょう。
みそを入れる意味と役割
味噌は肉や魚の臭み消しや、料理にコクを出すなどの役割があります。
熱を加えるすぎるとせっかくの香りが飛んでしまうので、味噌を入れたらすぐに火を止めて味を調整しましょう。
5つの調味料、それぞれに調味料の異なる役割があるんですね〜!
それぞれが違う働きをしてくれているからこそ相乗効果で美味しい料理ができるんですね!
調味料を入れる順番が料理の味を左右すると言っても過言ではなさそうです!
調味料を”さしすせそ”の順番で入れるべき理由についても、知っておく必要がありますね!
調味料を「さしすせそ」の順番で入れる理由!調味料が料理の味を左右する!
調味料を”さしすせそ”の順番で入れる理由についても正しく知っておきたいですよね。
理由をきちんと理解してさえいれば、料理の味が決まらなかった時もその原因が追求できるはず!
ここでは、それぞれの調味料を正しい順番で入れる理由、正しい順番で入れることで料理の味はどう左右されるかをお伝えしてきますね!
調味料を「さしすせそ」の順番で入れる理由とは?
調味料を”さしすせそ”の順で入れる理由に大きく関わってくるのが ”分子”と浸透圧”です。
”分子”と浸透圧”…はるか昔に化学の授業で出てきたような気がするけど、どんな意味だっけ⁈って思いますよね(汗)
実は、私も意味をよく覚えていません。
でも、安心してください(笑)
別に分子と浸透圧の意味を完璧に覚えていなくても料理の腕は上がります!
覚えておいて欲しいのは【砂糖の方が塩よりも分子が大きく、食材が染み込む速度も遅い】という点です。
また、酢やしょう油や味噌は発酵食品ならではの香りを活かすために、後半に入れて加熱時間を少なくする必要があります。
調味料を「さしすせそ」の順番で入れることが料理の味を左右する!
それぞれの調味料の役割を理解して、入れる順番を守ることが料理の味を左右します!
特に煮物などの”時間が美味しくしてくれる”料理を作る際に、砂糖と塩を入れる順番を間違えると致命傷ですよね(汗)
長時間加熱しても食材はなかなか柔らかくならず、しかも塩辛くなってしまいます。
”さしすせそ”の中でも特に砂糖と塩の順番は間違えないようにしましょうね!
調味料の基本は”さしすせそ”と聞いて、あれ?ひとつ足りない…と思っているあなたは、きっと和食が得意な料理上級者ですね!
そう”みりん”が5つの調味料の中に含まれてないですよね〜!(涙)
では、みりんは料理を作るときにどんな働きをしてくれるのでしょうか?
また、みりんを入れる正しいタイミングとはいつなのでしょうか?
調味料の「さしすせそ」の中にない「みりん」も重要!入れるタイミングはいつ?
”さしすせそ”には入っていないけれど、多くの家庭で使われている調味料といえば”みりん”です。
みりんは料理の過程でどんな役割を果たしているのでしょうか?
みりんを入れる正しいタイミングについてもお伝えします!
みりんを入れるのにはこんな意味が!みりんを使って和食の達人に!
みりんの主な役割は”甘みを出す”ことです。
砂糖とどう違うの?と思われるかもしれませんが、みりんは甘みの他にうまみと香りをつけてくれる上、照りとツヤを出すことができるんです。
また、ジャガイモや魚など、煮崩れしやすい食材を調理する時に使えば煮崩れ防止になります。
みりんを正しいタイミングで使えるようになると、照り・甘み・香りが段違いに良くなります。
そのためハードルが高そうな和食を得意料理にすることができてしまうんですね!
”得意料理が和食”というだけで、かなりポイントが高くなりそうですよね(笑)
みりんを入れる正しいタイミングはみりんの種類で違う!
みりんを入れるタイミングはアルコールを含んだ本みりんとみりん風調味料、どちらを使っているかで違ってきます。
本みりんはアルコールを飛ばしながら、甘みを加えるため、砂糖と同じタイミングで入れましょう!
みりん風調味料は照りを加えるのが主な目的になるので、最後の方に入れましょう!
では最後に、調味料の”さしすせそ”のポイントをもう一度おさらいして、料理上手に近づきましょう!
調味料の「さしすせそ」ポイント!ここさえ押さえれば料理上手になれる!
料理の腕を上げたいのなら、高価な食材や道具を使いこなすことではなく、”調味料を入れる順番を守る”という鉄則と守ることが一番の近道ですね!
調味料の”さしすせそ”のポイントをしっかりと押さえていれば、きっと満足のいく一皿があなたのレパートリーに加わりますよ!
調味料の「さしすせそ」まずこのポイントを押さえよう!
”さしすせそ”の順番通りで味付けをすると、まず砂糖、塩で味付けをしますよね?
ポイントはその後に入れる、酢・しょう油・味噌を入れようと思っている量よりも少なめに入れることなんです!
そして一度味見をしてみましょう。(味見は大事!!!)
そこでもし、甘みや塩気が足りなければ砂糖や塩を足してみてもう一度味を整えます。
そして最後に仕上げで、酢・しょう油・味噌を加えて風味と香りをつけます。
この手順を守れば調味料を使いすぎず、しかも美味しく仕上がりますよ!
一気に味付けしようとせずに、まずは味見をして調整していきましょうね。
料理上手への近道は、調味料を良く知ることから!
調味料のことを良く知ることはおいしい料理を作ることに繋がっています。
例えば煮物を作るときに砂糖を入れ忘れてしまった場合、最後に砂糖を入れても甘みが出ませんし、味に奥行きが生まれません。
調味料の順番を間違えると、リカバリーほぼ不可能!と覚えておいてくださいね(汗)
砂糖=甘い、塩=しょっぱい、といった基本的な調味料の特徴だけではなく、どの調味料をどのタイミングで入れるのかを知っていく必要があるんですね。
まとめ【調味料を制するものが料理を制する!】
料理における調味料の大切さについて、改めて感じていただけたと思います。
あなたが作った料理のお皿があっという間に空になって「ごちそうさま!」「おいしかった!」と言ってもらえた時や、空っぽになったお弁当箱を見たときはやっぱりうれしいですよね!
毎日料理をしていても、なかなか料理の味に自信が持てないのであれば、まず調味料を入れる順番の意味や理由をもう一度おさらいしてみてくださいね♪
きっと”エッ?!こんなに味の仕上がりが違うの?”と、ビックリすると思います!
”調味料を制するものが料理を制する!”このことを意識してキッチンに立ってみてください。
「また作って〜!」というリクエストをもらえるはずです!
そんな風に言ってもらえることが最高の褒め言葉ですね!
料理の腕が上がったこと実感すると、日々の料理作りもさらに楽しくなりますよ〜!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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