アスパラの硬い部分を柔らかく!下ごしらえや茹で方、レンジを使うレシピ

アスパラ 硬い


こんにちは。長野県に住むようになってからアスパラの本当のおいしさに出会ってしまったこはるです。

こはる

東京や神奈川に住んでいた頃の私にとって、アスパラガスはもちろんスーパーで買う野菜。

とはいっても首都圏のスーパーには外国産のアスパラや、決しておいしそうとは思えない色あせたアスパラが並んでいることも多く…

正直にいって、あまりアスパラを積極的に買うことはありませんでした。

でも、長野県に住むようになって、夫の知人のアスパラ農家さんにいただいたアスパラを食べたら…!

アスパラってこんなにおいしいんだ…!と

私がアスパラ農家さんにいただくアスパラのほとんどが、市場に出荷できない規格外のアスパラ。

その中には味はとってもおいしいけど、少し曲がっていたり根元が太くて硬いアスパラも…!

アスパラが硬いままだったり、筋が残っていると喉に刺さって痛いしアスパラのみずみずしさが台無しです(涙)

でも、アスパラは下ごしらえや茹で方、レンジを使った方法でもやわらかくおいしくなります。

アスパラが旬を迎えるこの時期にこそ、アスパラをやわらかくおいしくいただくコツを知っておきましょう!




硬いアスパラガスを選ばない!柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方は?

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アスパラガスが新鮮でおいしいのは、アスパラの産地の旬の時期に採取して3時間以内のアスパラなんだとか…!

現実的には、その状態のアスパラガスを手に入れるということはかなり難しいですよね(涙)

スーパーや八百屋さんで実際に自分の目で見てアスパラを選ぶ時、柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方はどんなことが挙げられるのでしょうか?

アスパラ農家さんに聞いた、新鮮で柔らかいアスパラガスを見分けるコツをご紹介します。

柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方①色が鮮やかなアスパラを選ぶ!

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アスパラガスの魅力といえば鮮やかな緑色!

アスパラを選ぶ時には色にまず注目しましょう。

色が褪せてしまったアスパラは新鮮でないことが多いです。

太めで緑色が鮮やかなアスパラは新鮮な証拠!

みずみずしい水分たっぷりのアスパラを選びましょう!

柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方②節(ハカマ)が少ないアスパラを選ぶ!

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アスパラにある三角形をした節。

なんていう名前か知っていますか?

アスパラにある節は”ハカマ”と言います。

ハカマの数が少ないアスパラガスは、まっすぐに育ったアスパラのため、新鮮で柔らかくおいしいとされています。

さらにアスパラのハカマの形がキレイな三角形だと、アスパラが健やかに育った証です。

ハカマが少なく、形のきれいなアスパラは食感も滑らか。

柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方③切り口がきれいでみずみずしいアスパラを選ぶ

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新鮮でおいしいアスパラは、茎の部分を折ってみると切り口がきれい。

切り口に水分がにじんで濡れていれば、新鮮なアスパラの証拠。

逆にアスパラの切り口が乾いてガタガタしているのは鮮度の落ちてしまったアスパラです。

アスパラを選ぶ時には茎の部分の切り口にも注目してみましょう。

柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方④穂先が固くしまったアスパラガスを選ぶ

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穂先の芽の密度が詰まっていて、穂先が固く締まったアスパラは新鮮でおいしいです。

アスパラの穂先を見る時にチェックして欲しいのが穂先の”ハリ”

穂先にハリがないアスパラは水分が抜けてしまっていて鮮度が落ちていることが多いです。

柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方⑤茎が硬く太いアスパラを選ぶ!

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アスパラの茎が太いと、その部分が硬いのでは?とつい細めのアスパラを選んでしまいそうになりますが、アスパラは太いものを選びましょう。

アスパラは品種によっても差がありますが、細いアスパラよりも太くてふっくらしたアスパラの方が柔らかく水分たっぷりのみずみずしさがあります。

柔らかくておいしいアスパラガスの見分け方⑥できるだけ国産のアスパラを選ぶ

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最近ではスーパーなどで海外から輸入されたアスパラを見かけることが多くなりました。

外国産のアスパラはお値段は安いけれど、その分鮮度が落ちていてその分アスパラの味も劣化してしまっています。

外国産のアスパラの安さに飛びついて買ってみたものの、とても硬くて筋っぽかった…という経験が私にもあります。

旬の時期を迎えたアスパラは、海外産のアスパラよりも割高になっていることが多いのですが、当然アスパラの新鮮さ、おいしさが段違いです。

柔らかくておいしいアスパラを選ぶ時には、アスパラの産地も必ずチェックしてくださいね。

 

新鮮なアスパラを選んだはずなのにアスパラが硬い…

もしかしたらアスパラが硬い原因は下ごしらえが不十分なのかもしれません。

アスパラが硬い原因は鮮度とも関係している?下ごしらえが不十分?

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アスパラが硬い原因は、鮮度が落ちているから

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アスパラは収穫されてから時間が経ってしまうと、硬くなって繊維が残りやすくなります。

鮮度の落ちてしまったアスパラは、みずみずしさが抜けて乾燥してしまっているため、その分硬くなってしまっているんですね。

アスパラが硬い原因は、下ごしらえが不十分だから

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アスパラの食感が悪かったり、喉に繊維が引っかかったりするのは下ごしらえがきちんとできていない可能性があります。

アスパラの根元を落としたり、アスパラの皮を剥いたり下ゆでをしていないと、アスパラの食感が悪くなってアスパラの繊維が残ってしまいます。

アスパラを調理する時にはしっかり下ごしらえをすることでアスパラを柔らかくおいしく味わうことができるんですね。

 

新鮮でみずみずしいアスパラが手に入ったら、しっかりと下ごしらえをしましょう!

アスパラを下ごしらえして柔らかくする方法をご紹介します。




アスパラを柔らかくする方法

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アスパラを柔らかくするには塩をいれた熱湯で茹でるのが一番!

次のような手順でアスパラを茹でて下ごしらえをしましょう。

アスパラの根元を切る

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アスパラの根元は、硬くて筋っぽいです。

硬くて筋っぽい根元は食べてもおいしくないので、アスパラの根元から2~3cmの硬い部分は、切り落としましょう。

アスパラの根元の皮をむく

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アスパラの根元を切り落としたら、アスパラの皮をピーラーでむいていきましょう。

アスパラの中の白い部分が少し見える程度に、アスパラの下から4~5cmくらいのところを、ひとまわりむきましょう。

なぜアスパラの皮をむくかというと、皮をむくことで食べる時にアスパラの繊維が喉に引っかかりにくくなり、口当たりがよくおいしくなるというメリットがあるからです。

アスパラの根元に切り込みを入れる

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アスパラの根元には十字に切り込みを入れましょう。

茹でた時にアスパラに火が通りやすくなります。

アスパラのはかまをとる

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アスパラのはかまが残ったままだと、筋っぽくて繊維が喉に引っかかりにくくなって苦味が残ってしまいます。

アスパラのはかまはピーラーなどで取り除きましょう。

アスパラは熱湯に塩をいれて茹でる

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アスパラの下処理が終わったらアスパラを茹でましょう!

アスパラは熱湯で塩茹でが基本!

熱湯1Lに小さじ2杯の塩をいれて、2分間アスパラを茹でましょう。

塩をいれてアスパラを茹でる理由は、塩がないと食べる時に少し水っぽく感じてしまうため。

アスパラ塩ゆでにすることで、水っぽさが減ってアスパラの味が引き締まります。

アスパラに限らず、野菜をゆでるときに塩を加えるのは大切です!

アスパラを下茹でする時のポイント

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アスパラを下茹でする時は、さっと茹でるようにしましょう(2分程度)

アスパラに火を通しすぎてしまうと、表面と中の柔らかさに差が出てきてしまうので食感が変わってしまいます。

アスパラを下茹でするときれいな濃い緑色になるので、色が濃くなったらすぐに下茹でを終える感じで、さっとアスパラをお湯から引き上げましょう!

アスパラの下ごしらえの流れ、下茹でについてはこちらの40秒の動画がとってもわかりやすいのでおさらいしておいてくださいね。

アスパラの下茹では電子レンジでもOK!

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アスパラの下茹ではレンジでもできます。

アスパラガスをそのままラップに包んで、500Wのレンジで2分加熱しましょう。

アスパラがまだ硬いようなら10秒ずつ様子をみて加熱してくださいね。

電子レンジでのアスパラの下茹ではこちらの動画を参考にしてみてください。

電子レンジでの時短調理で、アスパラガスの旨味と栄養を丸ごといただきましょう!

硬いアスパラを使ってアスパラを炒める料理を作るコツ!

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アスパラでおいしいお料理といえば、アスパラを炒めた料理ですよね?

ただし、硬いアスパラはただ炒めるだけだと繊維が残ってしまって、食感が悪くなることもあります。

硬いアスパラを使ってアスパラを炒める料理を作るコツをお伝えします。

硬そうなアスパラは必ず下茹で!

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日にちが立つほどに硬くなってしまうアスパラ。

硬くなったアスパラは、炒める前に下茹でして柔らかくしておきましょう。

アスパラが硬くて、筋が残っていると喉に刺さって痛いので、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭では特に十分に下ごしらえをしてくださいね。

アスパラのベーコン巻きを作る時にはアスパラを下茹でする

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アスパラの定番人気の料理といえば、アスパラのベーコン巻き。

お弁当のおかずにもお酒のおつまみにもなるので我が家でも良く登場します。

ベーコン巻きを作る時にはアスパラガスは下茹で必須!

ベーコンに巻かれた食材は火が通りにくいので、アスパラを事前に下茹でしておくと、ベーコンにだけ火が通ればいいのでアスパラベーコンがすぐ完成します!

 

アスパラの茎に近い部分は硬くてどんな風に調理に使ったらいいか悩んでしまう…という人も多いかもしれません。

アスパラの硬い部分を活かしたレシピをご紹介します!




アスパラの硬い部分を使ったレシピ

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アスパラの硬い部分も工夫次第で硬さや繊維が残る感じを気にせずおいしくいただくことができます。

アスパラの硬い部分を使った簡単なレシピをご紹介しますのでぜひチャレンジしてみてください!

アスパラの硬い部分をミキサーにかけてポタージュに!

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アスパラの硬い部分はミキサーにかけて野菜たっぷり、栄養満点のポタージュにするのがおすすめ!

参考

【エコ料理】アスパラ根元使用のポタージュクックパッド

おかし作りが好きな私の友人は、アスパラガスを使ったポタージュを、なんとマフィンの中に入れて焼くのだそう!

ポタージュを作ったらスプーンですくって、ホイホイとマフィンの生地に入れていくだけでできるそう!

私も今度作ってみようかなあ〜。

アスパラの硬い部分が甘くておいしいきんぴらに!

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アスパラの硬い部分は、硬いからこそ歯ごたえの楽しめるきんぴらに!

例えば他の硬い野菜(にんじんの皮など)と組み合わせてもおいしいですし、私はブロッコリーの茎の部分もきんぴらにしていますよ!

お弁当のおかずにも◎

参考

捨てないで!アスパラの根元のエコ金平♪クックパッド

アスパラの硬い部分を柔らかく!下ごしらえや茹で方、レンジを使うレシピ まとめ

アスパラ 硬い

5~7月頃に旬の時期を迎えるアスパラ。

新鮮でみずみずしいアスパラが手に入ったら下ごしらえをして柔らかくおいしくいただきましょう!

硬い部分も捨ててしまわずに上手に活用してみてくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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