地震は予知できない?大阪地震は直下型で予知が困難!2018年地震の関係は?

鏑木秀彌 鏑木武弥 経歴


こんにちは。小学生の時に東海地震が○月○日に来るらしいと友達から”地震予知”の情報を聞いたことのあるこはるです。

こはる

南海トラフなどの巨大地震がいつ襲ってきてもおかしくないと言われている日本。

2018年1月に南海トラフ巨大地震の確率が引き上げられ70〜80%になったということを知っていましたか?

70〜80%…って

巨大地震が確実に来る可能性がかなり高い…( ̄◇ ̄;)

東南海、南海地震は過去におおむね100~150年の間隔で発生しています。

南海トラフ沿いの地域を震源域として発生した昭和南海地震から2018年ですでに72年。

…ということは地震の周期という視点で見ても、いつ南海トラフ巨大地震が発生してもおかしくないのですね。

そして、2018年6月18日に大阪で発生した最大震度6弱、推定マグニチュード6.1の地震。

大きな地震が比較的発生しないと言われていた地域でのまさに想定外の地震でしたね。

大阪で地震が発生した時に”どうして地震は予知できないの?”と感じた人もかなり多いと思います。

もし地震が予知できていたらもっと防災の意識が高まり、命が救えるかもしれないのに…

世界に対する日本の国土たったのは0.25%です。

その狭い国語に対して、日本で発生するマグニチュード6以上の大きな地震の発生回数は世界中の地震の1/5を占めるということを知っていましたか?

日本にいる限り、いつどこでどの程度の規模の地震が発生してもおかしくありません。

地震に対する研究は、日夜進歩していると言われていますが本当に地震の予知はできないのでしょうか?

なぜ6月18日に大阪で発生した地震は予知ができなかったのでしょう?




地震は予知できない?2018年の地震予知はどうなってる?

地震 予知 2018

地震がもしも予知できたら、地震に対してもっともっと備えができるのに…

いつか来る、明日来るかもと言われても…

もっと具体的に地震が来る時期を予知できる日は来ないのかな?

誰もがそう思いますよね?

地震はなぜ予知できないのでしょう?

そもそも地震の予知とはどういうこと?

地震 予知 2018

そもそも予知とは何を指すのでしょうか?

予知とは”前もって知ること”ですよね?

気象庁が地震の予知について定義していることは3つの要素あります。

  • 地震の起きる時期(いつ?)
  • 地震の起きる場所(どこで?)
  • 地震の規模(どのくらい?)

地震の予知とは”いつ、どこで、どのくらい大きな地震が発生するかの要素を前もって知らせることなんですね。

地震の予知は簡単ではない

地震 予知 2018

地震の予知は簡単ではないという現実が立ちはだかっています。

なぜ地震の予知ができないかというと、地震が発生するメカニズムが全て解明されていないということがまず理由としてあります。

地震が発生する原因がかわからないと当然結果も予測できませんよね?

直下型地震の場合は活断層が動くこと、海溝型地震の場合はプレートの沈み込みが限界になることで地震が発生すると言われています。

しかし現在の地震の研究では、いつその地震を引き起こす現象が起こるのかをまだ予測することができていません。

また、南海トラフのような巨大地震には周期があるといわれていますがその周期説もやはり100%当てはまるとはいえません。

直下型地震(大阪の地震)は予知できない?

地震 予知 2018

6月18日に大阪で発生した場合は、地震についての予知の情報はほぼ全くと言っていいほどありませんでしたよね?

地震の関係性を証明するには、あらゆる膨大なデータが必要とされています。

地震についての研究データが100%確かなものだという保証もありません。

地震がいつどこで、どの程度の規模で発生するのかというのは最終的にはやはり可能性という言葉や確率で示すしかないのですね。

しかし、南海トラフ巨大地震の場合は2018年1月に南海トラフ巨大地震の確率が引き上げられ70〜80%というデータがあります。

6月18日の大阪の地震が事前に全くといっていいほど予知されていなかったかというと、大阪の地震の発生のメカニズムが”直下型”の地震であったことが関係しています。

直下型地震の場合、緊急地震速報が間に合わない場合も

大阪 地震 南海トラフ 前兆

直下型地震の場合震源地は浅いことが多いです。

震源が浅いということは、地震の発生までの時間がとても短いということ。

そのため、直下型地震の場合は緊急地震速報が間に合わないというケースもあります。

直下型地震は、突然発生するもので予知はかなり難しいのです。

直下型地震は日本で頻繁に発生している

地震 予知 2018

6月18日に大阪で発生した地震は内陸のいわゆる”直下型”と呼ばれる地震です。

直下型地震は規模のとても大きな地震から震度1で体に揺れを感じないくらいの規模の地震まで頻繁に発生しています。

直下型の地震は、どこでいつ発生しても不思議ではないといわれています。

日本は地震の多い国なのでどこで地震が発生しても不思議ではないし、地震は基本的には突然起きるのが普通です。

大阪の地震の規模の地震は年間10回ほど発生している

地震 予知 2018

6月18日に大阪で発生した地震は最大震度6弱、マグニチュードが6.1でした。

この大阪の地震と同じ規模の地震は日本で年間10回程度発生しています。

同じ規模の地震でも、地震が発生したのが都市なのか、山間部や海なのかなど地震が発生した場所によって被害の状況は大きく変わっていきます。

今回発生した大阪北部には大阪市だけでも269万人、その他の都市にも30〜40万人の人が生活しています。

6月18日の大阪の地震は、大阪という大都市の真下の浅いところが震源だったので大きな被害が出てしまったんですね。

地震の研究と予知は進んでいる?

地震 予知 2018

地震の研究は進んでいますが、地震の予知についてはなかなか難しいというのが現状のようです。

特に直下型地震は突然発生するため、地震の予知はほとんどできないと考えられます。

私たちができることは地震がいつ発生しても大丈夫なように備えることです。

震度6弱以上から被害は急激に大きくなる

地震 予知 2018

6月18日に発生した大阪の地震は最大震度が6弱を観測しました。

地震の震度の目安としては、震度6弱以上はかなり被害が出始めると言われています。

地震の震度が6弱以上になると耐震性の低い建物などが壊れ始めます。

またブロック塀が倒れることもあります。

今回の大阪の地震でもブロック塀の下に入ってしまい、亡くなってしまわれた方がいました…

都市で発生する直下型で震度6弱という地震が、どれだけ大きな被害をもたらすかという現実を改めて突き付けられましたね…




2018年6月に発生した大きな地震(群馬・千葉・大阪)は関係性がある?

地震 予知 2018

6月に入ってから日本各地で地震が相次いでいます。

6月17日に(大阪の地震の前日)に群馬県で震度5弱の地震が発生しています。

6月17日群馬県で震度5弱の地震が発生

6月17日15時27分ごろ、群馬県南部を震源とする地震があり群馬県渋川市で震度5弱、前橋市などで震度4を観測しました。

気象庁によると震源の深さは約20km、地震の規模を表すマグニチュードはは4.7と推定されています。

 

6月18日7時58分に大阪府北部で震度6弱の地震が発生

群馬で地震が発生した翌日18日の7時58分には大阪府北部で震度6弱を記録する地震が相次いで発生しました。

 

6月14日に千葉で地震が多発

群馬や大阪で地震が発生する前、6月14日の早朝から夜にかけて千葉県内で地震が相次いでいました。

午後7時4分に発生した千葉県南部を震源とする地震は震度3、推定される地震の規模はマグニチュード4.1と発表されました。

 

群馬と大阪の関連性は?

地震 予知 2018

2018年6月の14日から18日にかけて、群馬、大阪、千葉で発生した地震に関連性はあるのでしょうか?

2018年6月14日、17日、18日に千葉、群馬、大阪で発生した地震に関連性はないとされています。

群馬と千葉は200km以上、群馬と大阪は660km以上も距離が離れています。

あるところで地震が起きるとまわりの地震には影響しますが、群馬と大阪、は遠すぎるので関連はないとのことです。




予知できない地震にどう備える?

地震 予知 2018

現在の日本では、地震の予知はまだまだ難しいということがわかりました。

では、予知できない地震に対してどんな備えを行っていくべきなのでしょう?

地震に備えて確認する3か条

地震 予知 2018

地震に備えて最低でも次の3つのことは確認しておきましょう。

  • 避難場所や避難経路の確認
  • 水や食料は3日分は確保しておく
  • 家族との連絡手段や集合場所を決めておく

地震の時は普段便利に使っているスマホなどが使えなくなってしまう場合もあります。

特に連絡手段はどうするのかなどについては家族と話し合っておく必要がありますね。

最終的には個人が地震に対する意識を高めていくしかない

地震 予知 2018

私は静岡県内の小学校に通いました。

1年生になった時まず用意したのは”防災ずきん”

9月1日は夏休み明けの始業式なのですが、その日は授業なしで避難訓練。

午後は自宅のある地区でまた地域の方と避難訓練。

非常食を食べたり起震車(地震の揺れを体感できる車)に乗る経験をしました。

そして家に帰ってからは非常食や防災用品、非常用持ち出し袋の中身の整理などをしました。

その時の地震に備えた経験が少なからず今生きていると感じています。

小学生時代から25年以上経過した今でも、日本で地震を予知することはまだまだ難しいと言われています。

最終的には個人が地震に対する意識を高めていく以外に命を守ることはできないといえますね。

突然大きな地震に襲われても命を守ることができるよう備えを進めておきましょう。

地震は予知できない?大阪地震は直下型で予知が困難!2018年地震の関係性は?まとめ

地震 予知 2018

地震の研究は進んでいますが、地震の予知についてはなかなか難しいというのが現状のようです。

特に大阪で発生した地震のような直下型地震は突然発生するため、地震の予知はほとんどできないと考えられます。

私たちができることは地震がいつ発生しても大丈夫なように備えることです。

もう一度自分がどれだけ地震に対する備えができているのかを確認してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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