ここ数年の私の趣味のひとつは
いろんな果物の実を使った果実酒作り!
突然ですがちょっと自慢していいですか(笑)?
私、長野県に引っ越して来てから、スーパーとかで果物を買うことってほぼないんですよ!
なぜなら旬の時期に旬の果物をご近所さんや親戚から山ほどいただくから!
寒い、海がない…と長野県に対する不満をちょいちょい口にしながらも(汗)
長野県が果物の一大産地であることには本当に感謝感謝♪
私が果実酒作りにハマった理由!
それはもちろん果物のおいしさに目覚めて…
ではなくて〜
きっかけは…
ズバリ…
見た目がきれいだったから!笑
見た目かいっっ!って(笑)
自家製の果実酒を漬けたビンを並べて毎日眺めるなんて…
キッチンに立つのが楽しくなりそうだし、丁寧に暮らしている雰囲気が出そうじゃないですか(笑)
すぐに、ガラスのビンを買いに走りました(笑)
↑こんな感じのビンです。
ええ…何事も形から入るタイプなんです。
↑参考にした本です♪
果実酒を自分で作ってみて思ったこと…
”レシピに果物の実を取り出すと書いてあるけど、取り出したら捨てちゃうの?”もったいなさすぎる〜!(ーー;)
実は、果実酒に使った果物の実は、再利用することができるんです!
せっかくの果物の実を捨てるなんてもったいない!!!
果実酒に使った実の再利用の方法、ぜひ知っておいてくださいね〜!
もくじ
果実酒として使える実の種類!
果実酒にはどんな果物の実が使えると思いますか?
色とりどりの果物があるのでどんな果物の実を使うか、目移りしちゃいそうですよね!
私のおすすめを紹介します!
果実酒にはその時期の旬の果物の実を使うのがおすすめ!
手作りの果実酒と聞いてまず思い浮かぶのは梅ですよね。
毎年梅の実で自家製梅酒をつけるという方も多いはず!
もちろん梅以外の果物の実でもおいしい果実酒ができますよ!
四季のある日本だからこそ、季節ごとに旬の果物が採れますよね?
その季節の旬の果物の実を使ってみましょう!
果実酒にする果物は完熟よりちょっと前のすこしまだ青いうちの方が酸味があって美味!
例えば私は季節ごとにこんな果物の実で果実酒を作っています。
- 春…いちご
- 夏…梅 さくらんぼ 桃 プラム
- 秋…柿 りんご 梨 かりん
- 冬…みかん 柚子 レモン
いろんな果物がありすぎて、ビンが足りなくなりそう(゚o゚;;
こちらの動画の通り見た目もとっても美しく、見ているだけで楽しみです。
果実酒にNGな果物はこれ!
果実酒はぶどうの実で作っちゃダメ!!
ブドウで果実酒を作るのは違法なのでご注意を!
私も知り合いにぶどう農家さんがいるので、ぶどうの果実酒って作れるんじゃない?と思ったのですが個人がぶどうの果実酒を作ることは違法とされているのでした!
なぜかというと、ぶどうの果実酒はワインを製造しているということと同じ扱いとなります。
つまりアルコールそのものを作ることになるので、たとえ自家消費用でも違法になってしまうんですね(汗)
果実酒の作り方はとっても簡単♪
でも果実酒の実を取り出すベストなタイミングを知らずに、果実酒の実は漬けっぱなし、という人も多いのでは?!
次は、果実酒の実を取り出すタイミングについてお伝えします!
果実酒の実を取り出すベストタイミングは?
果実酒って果物の実をお酒に漬けたら、入れっぱなしのようなイメージですよね?
でも、途中で果物の実を取り出したほうがいい果物もあります。
果実酒の実を取り出す目安!
果実酒のレシピをみると「○か月で実を取り出す」と書かれている場合もあるかも。
果実酒は果物の実が必要以上に長い時間浸かっていると、苦みが出てきたり、色が濁ってくることも…
自分で果物の実を漬けた果実酒はもはや我が子のような存在(笑)
なのにマズくなったり見た目が残念になるなんて悲しすぎる!(汗)
果実酒の実を取り出すベストタイミングの目安は次の通りです!
果実酒の実を取り出すタイミングの目安
- 1か月以内……レモン、みかん、柚子などの柑橘系
- 1~2か月 ……いちご
- 1年以上………梅 桃 プラム さくらんぼ かりん りんご 梨
果実酒のビンの蓋を開けてみて、アルコール臭がしたら、まだエキスが出ている証拠!
アルコール臭がしなくなるまで、果物の実を漬けておきましょう。
1年以上漬けておける果物の実は、長い時間浸すことでお酒の味に深みが増します。
ただし、果物の実を漬けたときの熟し具合によって、果物の実が溶けてきたりオリが溜まったりします。
きれいな色を保ちたければ、1年を目安に果物の実を取り出しましょう。
ちなみに梅酒はずーーーっとつけっぱなしでもOK!
さて、果実酒作りをしていてやっぱり気になることといえば果実酒の実の再利用!
もともとおいしい旬の果物の実を使っているんだから果実酒に漬けたあとの果物の実はそのまま捨てるなんて超もったいない!
果実酒の実は再利用できる?
長い間お酒に浸かっていた果実酒の実は、かなりのアルコールを含んでいます。
そのまま食べるのはかなり厳しい(^^;;
いちごのように色があせてしまって見た目がちょっと残念になってしまう果実酒の実もあります。
果実酒に漬けた実をそのまま食べると味が薄くなっていて、あまりおいしくはありません(汗)
では、果実酒に漬けた実は、どんな風に再利用するのがおいしいと思いますか?
果実酒の実の再利用法①火を加えて調理に使う!
果実酒に漬けた実を一番無理なく再利用する方法は、火を加えて料理に使うことです。
果実酒から取り出した実に火を加えるとアルコールが飛んで、じっくり煮込んで柔らかくなりますよ。
アイスクリームやヨーグルトにトッピングにして再利用するのがおすすめ!
果実酒の実の再利用法②ジャムやマーマレードに再利用!
果実酒に漬けた実や皮は、ジャムやマーマレードに再利用することも可能です。
果実酒に漬けた実を再利用すれば二度おいしい!
果実酒の実を再利用して作った手作りのジャムやマーマレードは、自分で甘さを調節できるし、市販のものでは味わえないおいしさがあります♪
ところで、果実酒を作ろうとしてレシピを調べていると”ホワイトリカー”というお酒を使うんだ!ということに気づきますよね。
ホワイトリカーってどんなお酒なのか知ってますか?
果実酒の実を漬けるホワイトリカーってどんなお酒?
例えば梅酒作りのレシピを調べ見ると材料は「梅」「氷砂糖」「ホワイトリカー」の3つだけ!と書いてあります。
日本酒や焼酎、ワインとは異なり、ホワイトリカーというお酒の名前を初めて聞いたという人も多いと思いかも…
ホワイトリカーは果実酒作りに欠かせないお酒なのです!
果実酒には欠かせない!ホワイトリカーってどんなお酒?
果実酒を作るには、アルコール度数が35度程度のお酒が良いとされています。
ホワイトリカーのアルコール度数は35度なので果実酒には最適!
アルコール35度って…そのまま飲んだら超危険!(◎_◎;)!
でも果実酒を作るときにはアルコール度数が高い方が、果実酒に漬けた実の味や風味がしみだしやすいのです。
くれぐれもホワイトリカーをそのまま飲まないようにね!(◎_◎;)!
先ほどの梅酒のレシピに出てきた材料で”氷砂糖”という砂糖がありました。
”氷砂糖”…これまたなんだか聞きなれない言葉ですよね(汗)
氷砂糖もホワイトリカー同様、果実酒作りには欠かせません!
果実酒の実と一緒に使う氷砂糖って何それ?冷たいの?
果実酒の実と一緒に漬ける氷砂糖。
果実酒作りで初めて氷砂糖の存在を知ったという人も多いはず!
氷砂糖という名前だからといって、冷凍食品の売り場には売ってませんよ!(笑)
お砂糖のコーナーで探してくださいね…(笑)
氷砂糖はなぜ果実酒作りに使うの?
氷砂糖はとても純度の高い砂糖。
砂糖の甘味料であるショ糖という甘み成分の結晶体が氷砂糖。
砂糖が凍っているんじゃなくて、形が氷のように見える砂糖であることから、氷砂糖と言われています。
氷砂糖は溶けるのに時間がかかります。
そのため、果実酒に漬けた実の中のうまみと水分がゆっくりと外の砂糖液へと抽出されるので、果実酒がおいしくでき上がるというわけ!
果実酒は飲んでおいしい♪実を再利用してさらにおいしい♪
見た目の美しさからはじめた私の果実酒作り(笑)
色どりどりの果物の実で作るのでキッチンが華やかになるのはもちろん、再利用すればさらにおいしい楽しみ方ができちゃう♪
長野県は四季の移り変わりがハッキリしているので、その分自然の恵みたっぷりの果物がたくさん実ります。
夏の暑さや冬の寒さは厳しいですが、季節がめぐるたびに、
”今度はどんな果実酒を作ろうかな〜”
”果実酒の実を再利用したジャムやマーマレード作りをしてみようかな〜”
と思うと心も弾みます♪
果実酒から取り出した実も上手に再利用して、旬の恵みを食べきりましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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