ハルル
確かに、当時は蛍の光の歌詞の意味なんて考えもせず、ただ丸暗記して歌っていただけのような・・・(;´∀`)ナハハッ
なので蛍の光の歌詞の意味、私もとっても気になります!(笑)
それに、普段歌われている蛍の光の歌詞は1番と2番だけだけど、噂では3番と4番もあるんだとか。
でもそれが本当なら、どうして3番と4番の蛍の光の歌詞が歌われなくなっちゃったのか・・・それも、気になりませんか?
さらに、色んなお店で閉店時に流されているあのメロディー、厳密に言うと「蛍の光」ではないという事実も!
そうですね^^ 私もすっかり蛍の光に興味津々です(笑)
という訳で今回は、
- 蛍の光の歌詞の意味
- 普段歌われない3番と4番の秘話
- 閉店時のメロディーが別の曲だという事実
- 原曲はスコットランド民謡
と、内容盛り沢山でお届けします♪
謎に包まれた、ミステリアスな蛍の光(笑) 一緒にその謎を解き明かしていきましょう^^
もくじ
蛍の光の歌詞を改めておさらい!
卒業式ではもちろん、閉店時のメロディーとして定着している蛍の光。
ひとまず3番と4番は置いといて(笑)、蛍の光の1番と2番の歌詞を改めておさらいしておきましょうね^^
(1番)
蛍の光、窓の雪、
書(ふみ)読む月日、
重ねつゝ、
何時(いつ)しか年も、
すぎの戸を、
開けてぞ今朝は、
別れ行く。
(2番)
止まるも行くも、
限りとて、
互(かたみ)に思ふ、
千万(ちよろづ)の、
心の端を、一言に、
幸(さき)くと許(ばか)り、
歌ふなり。
う~ん、改めて見ると蛍の光の歌詞って、古~い言い回しでちょっと読みづらくないですか(苦笑)?
が、それもそのはず。蛍の光が日本で初お披露目となったのが、1881年(明治14年)なんだそうです。
原曲がスコットランド民謡とは思えないくらい、蛍の光は「ザ・日本の曲」ってカンジがしますよね^^;
でも、童謡「もみじ」の記事でも書きましたが、童謡や唱歌って短い歌詞の中にギュッと伝えたいことが詰め込まれているので、この蛍の光も例外なくすごいな~って思います(*^_^*)
はい^^ 蛍の光にまつわる謎、その1ですね(笑)
という訳で次に、蛍の光の1番と2番の歌詞の意味を一緒に見ていきましょうね♪
蛍の光の3番と4番については、後ほど!
蛍の光の歌詞の意味!蛍の光はやっぱり卒業式にピッタリ!
では、蛍の光の1番と2番の歌詞の意味を一緒に見ていきましょうね^^
蛍の光の歌詞の意味!冒頭部分は中国の故事を基に作られている
突然ですが、あなたは「蛍雪の功」という故事成語や意味をご存知ですか?
蛍の光の冒頭の歌詞「蛍の光 窓の雪」は、この「蛍雪の功」の意味を基に作られたそうです^^
油も買えないほど貧しかった2人の青年が夜も本を読んで勉強するために、夏は蛍の光を集めて、冬は窓に雪を積み上げて、その光で勉学に励んだ結果、見事立派な役職に就くことができた
この意味を知ってしまったからには、今度から蛍の光を聴く度に「私も頑張らなきゃ!」と反射的に思っちゃいそうですね(笑)
蛍の光の歌詞の意味を解釈!
先ほどの「蛍雪の功」の意味を踏まえながら、私なりに蛍の光の歌詞の意味を解釈してみました^^
夏の夜は蛍の光を、冬の夜は窓に載せた雪の光を利用して、
一生懸命勉強をしながら月日は流れていき、
いつの間にか年が過ぎて、それぞれ努力を実らせることができた。
夜明けに新しい世界へ旅立つため友達と別れ、
それぞれの道へ進んでいこう
(2番)
故郷に残る人も、また故郷を去る人も、
顔を合わせるのは今日で最後になるかもしれない。
お互いの心に抱いている沢山の想いを
ひと言で言い表すなら、
「どうか幸せになって欲しい!」
・・・とまぁ、こんな感じでしょうか。私なりの、蛍の光の意味の解釈なので苦情は受け付けません(笑)
こうやって意味を解釈した歌詞を見てみると、「蛍の光」は本当に卒業式にぴったりの曲だな~って思いませんか?
ますます、蛍の光の原曲がスコットランド民謡だなんて、ピンと来ない気がします(笑)
はい。蛍の光にまつわる謎、その2ですね^^
蛍の光の1番と2番がこんなにステキな歌詞なのに、どうして3番と4番が歌われなくなったのか・・・?
という訳で次に、蛍の光の3番と4番の歌詞が歌われなくなった理由について、一緒に見ていきましょうね!
蛍の光の歌詞の4番(3番も)があまり歌われない理由!
さて、お待たせしました(笑) 気になる蛍の光の3番と4番の歌詞って、一体どんなカンジなんでしょうね?
蛍の光の3番と4番の歌詞はこうだった!
まずは、3番と4番の蛍の光の歌詞から見ていきましょう!
筑紫の極み、陸(みち)の奥、
海山遠く、隔(へだ)つとも
その真心は、隔て無く、
一つに尽くせ、国の為。
(4番)
千島の奥も、沖縄も、
八洲(やしま)の内の、
護(まも)りなり、
至らん国に、勲しく、
努めよ我が兄(せ)、
恙無(つつがな)く。
お? 何だか、蛍の光の1番と2番とは、やや違った雰囲気の歌詞ですね^^;
では、この蛍の光の3番と4番の歌詞の意味を、考えてみましょうね!
蛍の光の3番と4番の歌詞の意味は?
蛍の光の3番と4番の歌詞の意味も、1番や2番と同じく私なりに解釈してみました^^
九州の端や東北の奥など、
海や山を隔て、遠いところにいても、
共に思う心は隔てることなく、
ひとつになって
国のために尽くそう
(4番)
千島列島の奥も沖縄も、
日本が守るべき土地だ。
日本のどこへ行っても
勇ましく元気に勤めよう
蛍の光の3番と4番の歌詞の意味は、こんなカンジでしょうか・・・苦情は受け付けません(笑)
蛍の光の3番と4番が歌われない理由
サラ~ッと見れば、一見問題なさそうな蛍の光の3番と4番。
あなたはどんな印象を持ちましたか・・・?
実は、蛍の光の3番と4番の歌詞が歌われない理由のひとつとして、領土問題が絡んでいるからでは、という見方があるようです^^;
実際に、蛍の光の4番の歌詞に至っては、領土の拡張等によって内容が変更されているんだとか。
この蛍の光は明治時代から歌われている曲なので、その時代背景から考えると3番と4番の歌詞があることも納得できますよね。
もうここまでくると、蛍の光の原曲であるのにスコットランド民謡の「ス」の字も出てきませんが(;^ω^)
では、歌詞の意味がわかったところで、蛍の光の1番から4番まで通して聴いてみましょう♪
「日本人だったら蛍の光の3番と4番も歌うべき」という意見もあるようですが、それぞれの考え方があるので、意見が分かれるのも仕方ないことなのかな、と^^;
はい^^ 閉店時に流れるあのメロディーが「蛍の光」じゃないんだったら、「一体何なんだ・・・?」って話ですよね^^;
という訳で、蛍の光にまつわる謎、その3!
閉店時に流れるメロディーは実は蛍の光ではなかった、という件について、次で一緒に見ていきましょうね!
閉店時に流れる蛍の光は実は蛍の光ではなかった!
閉店時に流れる、どこをどう聴いても蛍の光にしか聴こえない、あのメロディー(笑)
うっかり閉店間際まで買い物をしていて、この蛍の光もどきのメロディーに「ドキッ!」とした経験が、あなたもあるのでは?
閉店時に流れる蛍の光は「別れのワルツ」
メロディーはまんま蛍の光ですが、実を言うと閉店時のメロディーは「別れのワルツ」という曲なんです^^
とは言え、後で詳しく触れますが、「蛍の光」も「別れのワルツ」も原曲は同じスコットランド民謡で、アレンジの仕方が違うだけなんですけどね(汗)
昔流行ったアメリカの映画、「哀愁」のテーマ曲のひとつ。
閉店間際のダンスホールで男女がこの曲でダンスを踊ったシーンがあり、大ヒット。
古関裕而さん楽団により「別れのワルツ」として発売された。
大ヒットもなにも、この「別れのワルツ」を聴いたら、「すでに日本にある曲(蛍の光)じゃん?」って思いそうなものですが・・・(3拍子にしたのが良かったのかな?)^^;
閉店時に流れる「別れのワルツ」と「蛍の光」の違い
閉店時に流れる「別れのワルツ」と「蛍の光」の決定的な違いは、拍子です^^
「蛍の光」 = 4分の4拍子
あとは、歌詞があるか無いかの違いかと・・・(;´∀`)
私もこの事実を知るまでは、閉店時の曲は「蛍の光」だと完全に思ってました(笑)
はい^^ 蛍の光にまつわる謎、その4ですね(笑)
という訳で最後に、蛍の光と別れのワルツの原曲はスコットランドが発祥、ということについてお話していきたいと思います^^
蛍の光の原曲はスコットランドが発祥!
「蛍の光」と「別れのワルツ」の原曲は、スコットランド民謡の「オールド・ラング・サイン」という曲です^^
スコットランドでは、今でも年始や誕生日などに歌われている非公式の準国歌なんだとか。
ナントこの「オールド・ラング・サイン」は、「蛍の光」が浸透している日本だけでなく、多くの国々でアレンジされて歌われているというから驚きです(≧▽≦)
さて、当然メロディーが蛍の光と全く一緒なのですが、私はShayleeさんの「オールド・ラング・サイン」をあなたにもぜひ聴いて欲しいな~と思ってます♪
歌声もとても綺麗で癒されるし、蛍の光とはまた違った印象に心惹かれること間違いナシですよ^^
「オールド・ラング・サイン」shaylee
蛍の光の歌詞の意味!4番と閉店時の秘話!原曲はスコットランドが発祥?まとめ
蛍の光の歌詞の意味や、3番や4番の秘密、閉店時のメロディーの秘話、原曲のスコットランド民謡など、盛り沢山の内容をお届けしてきましたが、いかがでしたか?
蛍の光にまつわる数々の謎、解決できましたか(笑)?
領土問題が絡んでいて、蛍の光の3番と4番が歌われなくなりましたが、それでも1番と2番は卒業式にピッタリなステキな歌詞だな~と私も改めて思いました^^
閉店時に「別れのワルツ」が流れたら、友達に「これ、蛍の光じゃなくて『別れのワルツ』だよ」って教えてあげると、ちょっとした自慢になるかも(笑)?
原曲のスコットランド民謡「オールド・ラング・サイン」も、蛍の光とはまた違った印象でステキでしたね( *´艸`)
歌詞の意味を知ってから卒業式で蛍の光を歌ってみると、きっと新鮮でさらに感動しちゃうかも、ですね^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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