昨年のお彼岸に祖母が亡くなってから、以前よりお墓参りをする機会が多くなりました。
祖母が眠るお墓がある静岡までは車で片道3時間…
なかなかお墓参りにいけないのが現状です(汗)
それでもお盆やお彼岸、祖母の命日←お彼岸に亡くなったのでお彼岸の時期とカブリますが…(汗)にはお墓参りに行くようにしています。
お墓参りの時に気になるのはやっぱり花の種類!
お墓参りの花にベストな花の種類ってどれなんでしょう?
お墓参りにタブーな花を飾ってしまって、お墓参りで周囲からひんしゅくを買ってしまった…なんてことになれば故人に合わす顔がありません(汗)
今の自分が存在しているのも、ご先祖様のおかげ。
美しいお花を見て不機嫌な気持ちになる人はいないようにご先祖様のお墓に墓参りして、お花をお供えするという気持ちが何より大事!
あまり堅苦しく考える必要はない…けどタブーなお花の種類や、お墓参りに花をお供えする時のマナーなど最低限の知識は身につけておきましょう!
それでは、早速みていきましょ〜!
もくじ
墓参りの花の種類!墓参りにベストな花、タブーな花はある?
結論からいうと墓参りにお供えする花の種類は”この花を供えなければならない”という特別な決まりはありません!
ただし墓参りにベストな花の種類、タブーな花の種類は存在します。
まず墓参りにベストな花の種類の方から見ていきましょう。
墓参りにベストな花!仏花ってどんな花?
仏花という言葉は、墓参りやお仏壇にお供えする花という意味で知っている人も多いですよね?
仏花がイメージできない方はこちらの動画を参考にしてみてくださいね。
でも、じゃあ「仏花といわれる花にはどんな種類がある?」って聞かれたら…
思い浮かぶのはとりあえず菊…あとは名前も知らない花と答える人も多いはず(笑)
…仏花=菊?
いやいや違います(汗)
菊以外にも仏花は存在していて仏花にも旬があるんです!
墓参りにベストな花!仏花の種類と旬の時期!
- 春:アイリス、キンセンカ、
- 夏:りんどう、グラジオラス、ケイトウ
- お盆:ミソハギ、ホオズキ
- 通年:菊、カーネーション、ヒャクニチソウ
母の日でおなじみのカーネーションも仏花として墓参りの時にお供えしていい花の種類のひとつだったんですね!
仏花の種類の中でも、菊やカーネーションは通年花屋さんにあります。
もし墓参りにお供えする仏花の種類で迷った場合は花屋さんで”墓参りにお供えする菊とカーネーションの花束”をお願いすれば大丈夫!
墓参りにベストな花!3色か5色の色の組み合わせでカラフルに!
墓参りの際、お供えする花の種類以外にも色が超重要!
3色→白・黄色・紫
5色→白・赤・黄色・ピンク・紫
3色や5色って…
結構カラフル…(汗)
墓参りだし、地味で目立たない色や種類の花を使ったほうがいいんじゃない…?って一瞬思いますよね?
実はその逆の考え方をすべきなんです!
お墓参りには地味で目立たない種類の花ばかりをお供えして、お墓を地味にしてしまうより、目立つ色や種類の花でお墓を華やかに美しく彩った方が良いんです!
故人に”お墓参りにきたからお花をお供えしていくよ〜”とアピールするつもりで墓参りの花を選んでみて!
お墓参りにタブーな花の種類!
墓参りにタブーな花にはどんな種類があるか知っていますか?
覚えておいてくださいね♪
毒や棘がある花が墓参りにタブーな理由
墓参りには毒や棘のある種類の花をお供えするのはタブー!
墓参りにタブーな花の種類のひとつはバラ!
私の祖母が住んでいた市はバラの栽培で有名だったこともあって、生前祖母はバラの花がとても好きでした。
だから祖母の好きだったバラを墓参りの時にお供えしたいと思ったこともあるのですが…
やはり墓地には不特定多数の方が墓参りに訪れますし、管理される方のことを考えても、墓参りには棘のある種類の花をお供えするのはやはりタブーかと…
もし、どうしても故人が好きだったバラを最優先して墓参りにお供えしたいという場合には、棘を抜いてお墓にお供えして!
強いニオイを放つ花が墓参りにタブーな理由
墓参りにお供えする花に、ニオイが強い種類の花を選ぶのはNG!
ニオイが強い種類の花をお供えすると、お墓に虫が寄ってきてしまいます。
墓参りにタブーな花の種類のひとつに”梅”があります。
確かに…とてもいいニオイがしますからね〜!
気をつけましょう!
墓参りにお供えするお花。
どこで買うか、種類や予算はどの程度が適切なのかも気になるところ。
難しく考えなくても、自分が買える場所で、自分のお財布事情(笑)に合った金額のものを選べばOK!
墓参りの花はどこで買う?値段の目安はどのくらい?
わざわざお花屋さんに行かなくても墓参りに適した種類のお花は買えますし、予算も比較的リーズナブル!
一応、墓参りにお供えする花の相場を知っておくことにしましょ〜!
お墓参りのお花はどこで買う?
お墓にお供えするお花は下記のような場所で買うことができます!
- 霊園
- お花屋さん
- スーパーやホームセンター
霊園で墓参り用の花を購入できるのは、徒歩などで墓参りに向かうときには荷物が少なくなってありがたいですよね♪
ただし、霊園で墓参り用の花を買う場合は少し値段が高いので、お財布とも相談してね(汗)
墓参りにお供えする花は新鮮な花を用意したいので、できるだけお墓の場所から近いところを選んで!
墓参りの花の値段は?
墓参りにお供えする花の値段は種類にもよりますが1000円~2000円を目安にして下さい。
お財布と応相談で(笑)
せっかく買った墓参りにお供えする花。
できるだけ長く日持ちさせておきたいですよね。
墓参りでお供えした花がすぐに枯れるのを防ぐコツについても知っておきましょ〜!
墓参りの花を日持ちさせたい!枯れるのを防ぐコツ!
ちょっとしたコツをおさえておけば、墓参りにお供えする花を日持ちさせて、枯れるのを防ぐことができます!
水を少なめにする
水をいっぱいいれるとボウフラがわいたり茎が傷んで、墓参りにお供えした花がすぐダメになっちゃうんです…
墓参りでお供えする花を日持ちさせるには、水は浅めに!
3~5cmあれば十分!!
延命剤を使う
墓参りにお供えする花を日持ちさせるには、ズバリ延命剤がかなり効果があります。
花屋さんやホームセンターなどにも売ってますよ!
花に大切な栄養と、バクテリアの繁殖を防ぐ殺菌作用があるので花の種類にもよりますが、延命剤を使うと、墓参りにお供えした花も、1週間ほどは水を取り換えなくても大丈夫!
遠方に住んでいて墓参りがひんぱんにできない場合。
墓参りにお供えする花の選択肢として”造花”を考えたことがある人も少なくないはず!
造花なら、傷んだり枯れることもなく、お手入れも必要ありませんしね。
墓参りの花は生花ではなく造花でも良いの?お花をお供えする際のマナーとは?
”墓参りにお供えする花が造花って…ダメなんじゃないかな”
と造花を選ぶことをためらう方も多いのではないでしょうか?
私にもその気持ちわかりますよ〜
墓参りしたときに造花をお供えしたら、ご先祖様が不機嫌になりそうですよね?!
↑なんとなく…ですが (汗)
墓参りにお供えする花は、生花でなく造花でも基本的にOK!
最近では母の日や敬老の日などにも生花でなく、プリザーブドフラワーなどを選ぶ方も多いですよね。
墓参り用にお供えする花ですが基本的には生花でなく造花でもOKです!
造花の花の種類も、もちろん墓参り用に仏花としてベストなものを選んでね♪
暑い地域では、墓参りにお供えした花が一日で枯れてしまうので造花を供えるところもあるのだとか。
墓参りにお供えする花は造花が絶対にダメ!というわけではないんですね…
墓参りに生花をお供えすることは、命の尊さ、はかなさを感じること
ただ、覚えておいて欲しいことは 【墓参りに生花をお供えすることは、きちんとした意味がある】のだということ。
墓参りのときに供える花は、実は仏様に供えているのではありません。
私たちは今の生活が当たり前で永遠に続くものだと思い込み、生きていることの尊さについて日々考えたりなどはしませんよね。
しかし、墓参りをして美しい生花をお墓にお供えし、その花の枯れていく姿を見ることで「命あるものにはいつか必ず終わりが来る」ということを感じることができるのです。
さて、墓参りに花をお供えする場合、忘れてはいけないことがもうひとつ。
墓参りに花をお供えした、その”後”のことです!
最後にみておきましょう!
墓参りの花はいつ片付けるの?処分の時期はいつ?持ち帰りしていい?
墓参りにお供えした花は、生花の場合当然枯れたり痛んだりしますし片付けや処分の時期も知っておきたいですよね?
一旦墓参りでお供えした花を、持ち帰りして仏壇などにお供えしても良いのでしょうか?
墓参りはお花をお墓にお供えして終わり。ではなく、後片付けの流れもきちんと把握しておきましょう。
墓参りにお供えした花はいつ片付けるの?
墓参りにお供えしたお花は定期的に片付けるのがマナーです。
私のように数ヶ月に一度しか墓参りができないという場合、お参りするときにだけ一通り花をお供えして墓参りが終わったらお供えした花を持ち帰るという方法を取ることがベスト!
墓参りにお供えした花を放置しておくと、カラスなどが来て荒らされてしまう可能性大!
墓地の管理人の方に相談すれば墓参りにお供えした後に枯れてしまったお供えのお花を処理してくれる場合があります。
墓参りにお供えした花!処分の時期はいつ?
墓参りにお供えして持ち帰ったお花を、家の仏壇のお花としてお供えするのはNG!
墓参りにお供えした花を家の仏壇にまたお供えしてしまうのはご先祖様に失礼!
ちょっともったいない気もしますが(汗)墓参りから持ち帰ったお花はすぐ処分しましょう!
まとめ:墓参りにお供えする花の種類はタブーさえ知っておけば基本的になんでもOK!
私が朝犬の散歩をしている時にすれ違う、70代後半のおばあちゃんは、いつも花束を持っています。
畑仕事に行く前に自分の庭で育てた花を、ご主人が眠るお墓にお供えしているんだとか!
バラや梅の花など墓参りにタブーな花の種類の花を持っているのは見たことがありませんが、特に花の種類にはこだわってなさそう…
花の種類にこだわるよりも、毎日墓参りをして花をお供えすることの方が、ご先祖様もうれしいはず!
もちろん、そんな感じで毎日墓参りに通える距離にお墓があれば理想的ですよね?
ただ、私のようにお墓が遠いという方も、周りの方や墓地の管理人の方のご迷惑にならない花であれば基本的にどんな花を選んでもOK!
墓参りに行ってご先祖様に感謝の気持ちを伝えること、ご先祖様を大切に想う気持ちが何より大切です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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