こはる
暑い夏には水分補給が欠かせませんよね!
私も夏になると、1日分の麦茶を作っておいて冷蔵庫に入れておくのですがみるみるうちになくなっていきます。
真夏の熱中症対策には特に欠かせない水分補給。
ただし、ただ何でもいいから水分を補給しようと甘い清涼飲料水などをゴクゴク飲んでいると逆効果になることも…!
できれば栄養価の高い飲み物で適切に水分補給をするのが理想です。
そんな時にも麦茶は大活躍!
ミネラルが豊富な麦茶は熱中症予防はもちろん、血圧降下やむくみ解消効果も期待できるのです!
あまりにも身近すぎて、あまり注目されることのない麦茶の栄養や成分ですが…
実は麦茶は美容にも健康にも大注目の栄養や成分を含んでいるお茶なのです!
今回は、麦茶の栄養や成分にクローズアップしてお届けします!
もくじ
麦茶の栄養成分は?
夏に欠かせない麦茶はカロリーはほぼ0に近いですが、色々な栄養成分を含んでいます。
麦茶に含まれる栄養や成分について見ていきましょう。
麦茶に含まれている栄養成分は?
麦茶には、たくさんのミネラルが含まれています。
麦茶に含まれる具体的なミネラルの種類は、マンガン、マグネシウム、カリウム、リンです。
夏は汗をかくことでミネラルが不足しがち。
そのため、夏は麦茶は夏のお茶のイメージが強いですね。
麦茶はノンカフェインで小さなお子さんや育児中のママ、妊婦さんも飲める!
麦茶にはカフェインが含まれていません。
ノンカフェインの麦茶は小さなお子さんも安心して飲めますし、妊婦さんや高齢の方も安心して飲めるお茶だといえますね。
麦茶の栄養素で注目したいのは、カリウム、リン、亜鉛などのミネラル!
麦茶の栄養成分といえば、やっぱりミネラルが豊富というイメージですよね?
市販の麦茶でも”健康ミネラル麦茶”など”ミネラル”が商品名に付いている麦茶が販売されているのを見かけます。
麦茶に含まれるミネラルはどんな働きをしてくれるのでしょうか?
麦茶の栄養や成分はミネラル豊富で熱中症予防に効果的!
麦茶の栄養成分といえばミネラル。
麦茶50gを1500mlの水で沸かし、沸騰後5分放置して作った場合に含まれるミネラルの量をみてみましょう。
- カリウム 6mg
- カルシウム2mg
- リン 1mg
- 亜鉛 0.1mg
麦茶=ミネラル豊富というイメージがありますが、この数値をみただけだといまいち豊富なのかわかりませんよね(汗)
実際に、”麦茶だけ”で1日に必要なミネラルを全て摂取しようとするのはかなり難しいです。
ですが、ジャンクフードやインスタント食品などが中心の偏った食生活をしていない限り、日々の様々な食事からミネラルは摂取できています。
ミネラル不足に陥りがちな夏は麦茶で熱中症対策!
麦茶だけでなく、日々の食生活でも十分に摂取可能なミネラル。
ただし、ミネラルが不足してしまいがちな夏は別!
暑くて大量に汗をかくと、ミネラル成分であるカリウムやナトリウムは汗と一緒に排出されてしまいます。
ミネラルが不足するとどうなるかというと…
体の体温調節がうまくいかなくなってしまい、熱中症のリスクも高まります!
麦茶を飲むと水分補給と同時にミネラル補給にもなり、熱中症の予防にもつながるため夏の水分補給に麦茶はおすすめなのです!
原料である大麦を煮出して作ってから冷まして飲むのが一般的な麦茶ですが、ティーパックを使って簡単に水出し麦茶を作ることができます。
冷やす手間がないので暑い夏には持って来いですね!
こちらの動画(2分)を参考にしてみてくださいね。
季節を問わず特に女性に多い悩みといえば…むくみではないでしょうか?
むくみが気になるからといって夏でも水分補給を控えてしまっている方もいるのでは?
麦茶はカリウムを含んでいるのでむくみをスッキリさせる効果も期待できます!
麦茶の栄養や成分はカリウムを含むんでおり、むくみもスッキリ!
むくみが気になるから…と水分を控えるのは逆効果!
むくみを解消してくれる麦茶で、気になるむくみもスッキリさせましょう!
麦茶は塩分の取りすぎが原因のむくみを解消効果がある!
麦茶にはミネラルの一種であるカリウムも豊富に含まれています。
忙しい日々を送っていると外食が多くなってしまったり、味付けの濃い料理やスナック菓子、お酒のおつまみなどでつい塩分がオーバーしがち。
塩分を摂り過ぎると、塩分に含まれているナトリウムが体内に水分を取り込み、それがむくみの原因になってしまいます。
麦茶に含まれるカリウムは塩分の排泄を促す働きがあり、塩分のとりすぎに伴うむくみを解消してくれる効果が期待できます。
麦茶でむくみを解消することでダイエット効果も!
体がむくむと血の流れが悪くなって代謝が落ち、脂肪が燃えにくくなってしまいます。
麦茶に含まれるカリウムは体内の余分な塩分を排出してくれる働きがあるので、むくみを解消することでダイエット効果も高まります。
真夏の熱中症対策にも、むくみの解消やダイエットにも効果的な麦茶。
健康のために飲むというイメージがあまりないほど身近なお茶である麦茶ですが、麦茶のさらなる効能として、血圧降下、血流改善作用も!
麦茶のどんな栄養や成分が血圧降下、血流改善作用を促してくれるのでしょうか?
麦茶の栄養や成分には血圧降下、血流改善作用もある!
麦茶に含まれている栄養や成分の中で健康効果が高いとして注目されいるのが、GABA(ギャバ)とピラジン!
GABA(ギャバ)は血圧を下げてくれる効果、ピラジンは血流を改善してくれる効果が期待できます。
麦茶に含まれるGABA(ギャバ)には血圧降下作用がある!
GABA(ギャバ)という栄養成分を聞いたことがありますか?
最近では、GABA(ギャバ)を含んだチョコレートなども販売されています。
天然のアミノ酸で、気持ちを落ち着かせる抗ストレス作用があるGABA(ギャバ)は抗ストレス作用や血圧降下作用があるとされています。
ストレスが溜まってイライラした感情になるとどうなるかというと…ノルアドレナリンという興奮性のホルモンが分泌されます。
そして、ノルアドレナリンが分泌されると、血管が収縮し血液はドロドロになる上に血圧が上がってしまうのです。
GABA(ギャバ)は血液をドロドロにして血圧をあげる正体であるノルアドレナリンの過剰分泌を抑え、血圧の上昇を抑えてくれる作用があります。
麦茶に含まれるピラジンが血液をサラサラにして血流を改善!
麦茶には血液サラサラ効果の期待できる成分であるピラジンが含まれているので、麦茶を飲むことで血流の改善効果も期待できるのですね。
ピラジンは麦茶の原料の大麦の種子を焙煎するときに作られます。
麦茶の香ばしさはピラジンによるものです。
ここまで、麦茶の栄養や成分がもたらす効果や効能についてお伝えしてきました。
意外と知られていないけれど、麦茶は栄養や成分の面でも素晴らしい効果や効能を持つお茶だということがわかりましたね!
特に暑い夏には、冷たく冷やした麦茶を一気にゴクゴク飲むという方が多いのでは?
麦茶も他のお茶と同様に、飲み過ぎには注意です!
麦茶を飲む時の注意点を最後にお伝えします。
麦茶は栄養価は高くても飲み過ぎに注意!
麦茶はスッキリした味で飲みやすいので、つい飲みすぎてしまいそうになりますよね?
栄養価の高い麦茶ですが、麦茶を飲みすぎるとどんなデメリットがあるのでしょうか?
麦茶の飲みすぎは体を冷やしすぎて腹痛や下痢の原因に!
麦茶が夏に好んで飲まれるのは、暑い夏に火照った体を冷やしてくれるイメージがあるからですよね。
灼熱の太陽の下で喉がカラカラ…
そんな時の水分補給には麦茶がおすすめです。
麦茶の原料である大麦は、体にこもった熱を逃がしてくれるので、麦茶はやっぱり夏にはピッタリ!
でも、麦茶を飲み過ぎると今度は体を冷やしすぎてしまい、体調を崩す原因になる可能性があります。
麦茶を飲みすぎるとお腹が冷えてしまい、腹痛や下痢などの症状が出る場合も!
夏は冷たく冷やした麦茶を飲むことが多いので、飲み過ぎには注意してくださいね!
麦茶の飲みすぎで夏バテの原因になってしまう!
毎年暑くなっていくイメージのある日本の猛暑。
夏はただ暑いというだけで体力が奪われてしまいます。
そして、体内に不要になった老廃物を排出するのにもかなりの体力を必要とするとも言われています。
麦茶に含まれる栄養や成分にはむくみ解消や利尿作用があってデトックス効果が高い分、老廃物を排出するのにも体力を使います。
そのため、麦茶の飲み過ぎで体力不足に陥ってしまうことも!
麦茶を飲みすぎることで夏バテのような症状が引き起こされる場合もあります。
どんなに麦茶の栄養や成分が健康に対する効果が高くても、飲み過ぎは危険ですね。
人間が1日に必要な水分量は2リットルとされていますのでその量をオーバーしないように気をつけてくださいね。
麦茶の栄養や成分は?ミネラル豊富で熱中症予防や血圧降下やむくみ解消!まとめ
夏には欠かせない麦茶。
栄養や成分の面でもパーフェクトなお茶だということがわかりましたね。!
すでに熱中症対策としての水分補給に、スッキリして飲みやすい麦茶を飲んでいるという方もいるかもしれません。
熱中症予防はもちろん、ミネラルが豊富な麦茶は、血圧降下やむくみ解消効果に注目です。
ただし、体力が落ちて夏バテしやすい時期の麦茶の飲み過ぎにはご注意を!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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