こはる
料理を始めようと思った時や、ひとり暮らし、2人暮らしの場合、もしかして自炊するよりもお惣菜やレトルトを買ったほうが楽だし安い?なんて思ったことはありませんか?
今は”ミニマリスト”や”持たない暮らし”というスタイルが流行しているのもあって調味料や調理器具を揃えるとモノが増えるのが嫌!という人も多いかもしれませんね。
ですが、調味料は基本的に”さしすせそ”と言われる基本調味料に油などをプラスすれば自炊は可能!
料理上級者が作るような凝ったSNS映えするようなお料理ではなく、旬の食材が豊富に出回る時にシンプルに食材を味わう料理を作ることができれば理想ですよね。
調味料はこだわって揃え始めたらキリがありません!
今回は、基本調味料のさしすそせと、揃えておくと便利で登場回数の多い厳選調味料だけをご紹介します!
基本調味料だけは、本物にこだわった方がコスパが良い?!
結婚する前、”料理は場数を踏めばそれだけ上手になるから”と、母からすすめられて行ったお料理教室。
そこでお料理の先生(管理栄養士)からいつも言われていたことはこの2つ。
- 食材は、100g100円のお肉もあれば、100g1000円のお肉もある。食材にお金をかけるのには限界があるけど、調味料だけは値段で決めないで!
- 日本には”出汁”という素晴らしい文化がある。出汁をとることを次の世代に伝えていけるようになって欲しい
スーパーにお買い物に行くと”○○風調味料”という調味料を目にしますよね?
そう言った調味料や、安いという基準だけで基本調味料を選ぶのではなく、調味料だけは必ず”本物”を使って欲しいと言われ続けて来ました。
シンプルな原材料や伝統的な製法で作られた基本調味料は確かにお値段が少しお高めです。
でも、良い調味料を使えばシンプルな食材で料理が見違えるほどおいしくなりますし、おいしい手作りの料理を食べることが活力につながり自分のパフォーマンスも上がることにもなります。
食は何と言っても人間の基本なので、おそろかにはしたくない部分ですよね?
調味料はいくら”高い”と言っても、数万円もするようなものではありません。
普段ついスーパーのカゴに入れてしまっているスナック菓子やコンビニの新作スイーツなどをちょっと我慢する数百円で”本物”の基本調味料を手にすることができます。
ではまず、基本調味料を”さしすせそ”の順に選んでいきましょう!
砂糖
まずはさしすせその”さ”
砂糖です。
砂糖というと、上白糖やグラニュー糖など、真っ白な砂糖をイメージしていませんか?
またお料理に使う砂糖は白砂糖(精製された砂糖)を使うことはおすすめしません。
中毒性があって、低血糖症や糖尿病の原因になる恐れのある精製された白砂糖より甜菜糖などの”色の濃い”砂糖、甘みを使うのがおすすめです。
白砂糖以外にも甘みのかわりになるものはとてもたくさんあるのでチェックしてみてくださいね!
塩
基本調味料の中でも特にこだわって欲しいのは塩!
塩には絶対にこだわって欲しいです。
知り合いの美容師さんがとってもお肌きれいで特におでこがツルツルなので話を聞いてみたら、”塩”を変えただけでお肌の調子がまるで変わったのだとか…!
塩は、”食塩”や”再製塩”ではなく自然塩・天然塩を選びましょう。
こしょう
基本調味料のさしすせそから外れますが、塩とセットで使うものといえばこしょう!
こしょうは500円程度出せばミルがついたタイプが購入できるので絶対にホールのこしょうをミルでひくタイプをおすすめします!
ひきたてのこしょうは、粉末のこしょうと比べて香りがとても良いです。
私はど〜してもプジョーのミルでひきたかったので、こちらを購入しました。
酢
スーパーにお酢を買いに行くと、とっても安いものからお高いものまでいろんなお酢があるな〜と思ったことはありませんか?
私も以前夫に”コンビニで米酢買って来て”とお願いしたら、なんと500Lで99円の米酢でした。
私は普段、その5倍くらいのお値段の酢を選んでいたのでかなり衝撃!
実は一般的に販売されている安いお酢は、発酵の工程も削減してコストを削減しているのだとか!
その一方で伝統製法で作られた高級なお酢は、お米からこだわり抜いたものを選んで使っているところが多いです。
醤油
お醤油も塩と同じようにこだわって欲しい基本調味料です!
特に煮物などの和食を作る人は絶対に醤油にこだわってみて!
私は井上 古式じょうゆ を一升瓶で購入して瓶に移し変えて使っているのですが、醤油の味がとても”濃い”のでレシピの半分程度のお醤油でしっかり味がついて使う量が少なくて済むのです。
おいしい本物のお醤油は少しの量で素材のうまみを引き出してくれます。
トータルでのコスパを考えたらお醤油は多少高いものを選ぶのもありだな〜と思っています。
この調味料びんはパッキンが取り外せて洗えて液だれもせず本当に便利ですよ!
みそ
自炊初心者の方も、料理をする時間があまりないという方もぜひ作ってみて欲しいのがみそ汁!
おみそ汁は、旬の食材をたっぷり入れて具たくさんのおみそ汁を作ればそれだけで栄養面はかなりカバーできるのでは?と私は考えています。
1日3食和食でも苦にならない和食大好きな私は、鰹節を使った出汁を時間のある時にまとめて作っています。
私は夫の実家に鰹節の削り機があるのでたまにお借りするのですが、鰹節を自分で削るのは実は拍子抜けするほど簡単!
しかも鰹節を削るのは楽しく、そして何より、削りたての鰹節は最高!
できたての鰹節はふわふわで、そのままおつまみにしてもおいしい!
普段何気なく使っている鰹節ですが、実はその地味な見た目(笑)からは想像できないほどの栄養の宝庫である食材です。
削りたての鰹節があればわずか5g程度で十分風味豊かな出汁がとれると言われている鰹節の魅力はこちらでご紹介しています。
こちらの動画ではきちんと昆布と鰹節で出汁を取っていますが、もちろんパック入りのだしでもOK!
本当なら、丁寧にだしを取りたいところですが時間のない時や忙しい時にはだしパックがやはり便利ですよね〜!
だしパックは、芸能人やモデルなどセレブにも愛用している方が多いことで知られる久原本家の茅乃舎だしをおすすめします!
みそもまた、お値段にかなり幅がありますよね?
スーパーなどでお味噌を選ぶ時は、お値段ではなく裏側の原材料を見て!
基本的にお味噌の原料は大豆、米(麦味噌なら麦)、塩、麹というとてもシンプル!
これらのお味噌の原料を時間をかけて発酵させたものが、天然醸造のお味噌です。
ちなみに私のお気に入りのおみそは、海の精の玄米みそ。
他のおみそに浮気することもあるのですが…
必ずこの海の精の玄米みそに戻ってくるのです(笑)
酒
和食を作る人は、料理酒があるととっても便利!
料理酒には肉や魚の臭みをとるなどの効果があります。
私のお気に入りは、パッケージのかわいらしさが印象的な”こんにちは料理酒”
こんにちは料理酒は米と米麹のみで作られていて塩分が含まれていません。
香りがよくうまみ成分たっぷりで、和食と相性が抜群!
みりん
みりんはみりん風調味料ではなく本物のみりんを選びましょう。
醤油と同様においしいみりんは少量でまろやかなコクと甘みをつけることができるので、コスパの面でも優秀!
油
油もとにかくいろんな種類があって悩みますよね?
油は基本的にどんなお料理にも使えるサラダ油と調味料やドレッシング、下味をつけるときにも使えるごま油があると便利です。
ごま油
サラダ油
コツをおさえておけば意外に簡単な揚げ物にもぜひチャレンジしてみてくださいね!
基本の調味料はこの8つ!さしすせそと油にこだわれば料理初心者も自炊できる!まとめ
1人暮らしや2人暮らしという少人数のご家庭や、お料理初心者の方にもおすす目の基本調味料についてお伝えしてきましたが気になった基本調味料はありましたか?
調味料は揃えだしたら切り上がりませんよね!
イタリアンやフレンチを作るとなればオリーブオイルやホワイトビネガーなどを揃えたくなりますし、中華料理を作るならいろんな中華調味料を揃えたくなります…
まずは少ない調味料に厳選してみて基本的で簡単な和食から料理をはじめてみましょう!
今回ご紹介したのは基本の厳選調味料のもですが、作りたい料理屋食の嗜好によって他の調味料も自由に取り入れて見てください。
これから暖かくなってくると旬のおいしい食材が安く出回るようになりますよね?
旬の食材で料理をすればとってもリーズナブルで栄養価も満点です!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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