こんにちは、元花屋の店員のしずくです。
ポインセチアがお店に並ぶと、一気に季節感が漂いますね^^クリスマスって感じです!
色合いが赤&緑というクリスマスカラーど真ん中で、なおかつ12月ごろが開花時期という完璧さ…!
ポインセチアがクリスマスフラワーに抜擢されるのは当然の成り行きにも思えます。
ですが、そんなポインセチア…本当は、「無理して」わたしたちのクリスマスに付き合ってくれていたのかもしれないんです(´・ω・`)
一体どういうことなのでしょうか??
みんなが知らないポインセチア事情をお届けいたします><
まずはポインセチアの開花する具体的な時期の話から、その後ポインセチアが無理してる?疑惑の説明や、花言葉、ポインセチアのびっくりする話など色々掘り下げていきます!
目次
ポインセチアの時期・季節はいつ?
11月~12月の冬の時期、ポインセチアは赤く鮮やかに彩ります!
ポインセチアは日が短くなってきたな~と思ったら花を咲かせる、短日植物なんですね^^
花屋に出回るポインセチアは、クリスマスの時期に合わせて・なおかつ綺麗に彩らせるために、「短日処理」をわざと行って開花時期を調節しています。
ちなみに、鉢植えなどだけではなく、日本でポインセチアの名所とも言える場所があったんですよ。地面に植わってるポインセチアですね、珍しいと思います。
前、宮崎県にポインセチアの名所があるというのを見たんですが…一度枯れてしまったようで、今は枯れてしまったまま?なのでしょうか。
やっぱり日本の気候にはポインセチアは合わなかったのかもしれません><
でも、そこでも開花時期(見頃)は12月初め~12月終わりくらいだったので、花屋のポインセチアの短日処理は要るのかな?と思っちゃいますが…
「確実にクリスマス時期に合わせるため」「最適な状態に整えて綺麗な赤色を出すため」には必要なんでしょう。
ではでは、ポインセチアに合った気候とは?原産地は??
これを読んだら、ポインセチアが日本や世界に「クリスマスの時期」に広く使われていること、ちょっと可哀そうになるかもしれません><
ポインセチアはクリスマスの季節なのに「熱帯植物」だった!?
ポインセチアの原産地はメキシコ…つまり、暖かい地方に咲く熱帯植物だったんです!!
驚いちゃいました、あんなに冬の季節のイメージがある、寒さに強そうな花なのに(・_・;)
メキシコに咲いていたポインセチアがなぜ、世界中でクリスマスの季節に重宝されているかというと、やっぱりそのクリスマスカラーが西洋の方の目に留まって、世界で育てら得れるようになったんです。
あとは、花期も短くはないですしね。冬の季節に飾るのにちょうどよかったんだと思います><
でも、そうは言っても、ポインセチアたちにとってはちょっと困惑したのではないでしょうか?
本当は寒いのは苦手なのに、寒い地方含めた世界各国で、寒いイメージの「クリスマスの花」として定着してしまったのですからね…。
寒いのは得意そうだ!と思われて、冬の時期に雪にでもさらされたら大変ですね><
ちゃんとポインセチアのことを分かって、室内で大切に育てられたら問題ないですが(´ω`)
世界で「クリスマスの時期の花」として寒い地方に広まってしまった、ポインセチアのお話でした!
さすが!聖なるポインセチアの花言葉は素敵
ポインセチアの花言葉はいくつも用意されており、どれも素敵な意味ばかりです^^
クリスマスという素敵な季節に代表されるだけありますね♪
たまに変な花言葉の花もあったりして贈り物にためらわれたりする方もいますが、ポインセチアは大丈夫そうです!
季節感&雰囲気たっぷりのポインセチア、1つ冬の贈り物にいかがでしょうか。
色ごとの花言葉チェックもお忘れなく!
赤色ポインセチアの花言葉
まずは代表の色、赤い色のポインセチアの花言葉をどうぞ!
- 「聖なる願い」 まさしく聖なるクリスマスの植物!ポインセチアのイメージからそのままつけた花言葉ですね、素敵ですv
分かりやすくてgood! - 「祝福」 これも、キリストの復活を祝福する(クリスマス)ことに影響しているのでしょうか。
クリスマスの時期は幸せそうなお祝いムードが漂いますからね^^ - 「幸運を祈る」 この花言葉は、上の祝福に似ていますね!こんな花言葉のメッセージを添えられてポインセチアをもらえたら、どんなに幸せな気持ちになるでしょうか(´ω`*)
- 「あなたの」 おお、なんだか情熱的な雰囲気の花言葉になってきましたね。これはポインセチアという花のイメージより、色のイメージが強いでしょうか。
もはや告白の役割を果たしてくれそうな花言葉ですね!! - 「心は燃えている」 さらに情熱的になりました!もう想いは止まりません!!
確かにポインセチアは本当に鮮やかな真っ赤だし、尖った花びら(に見えるじつは葉)も炎を連想させるかもしれません。
美しい白色ポインセチアの花言葉
白色のポインセチアは少し珍しいですが、たまに見かけることがあります!
出回る時期は赤色ポインセチアと一緒で、冬の季節ですね^^
- 「祝福を祈る」 これは、赤色花言葉と同じような意味ですね。色のイメージなら、どちらかというと赤より白の方が祝福、聖なる感がするのはわたしだけでしょうか。
- 「慕われる人」 もらった側の人、『ポインセチアかぁ~、冬の季節って感じで選んでくれたのかな』なんて思ってたら『あなたをお慕いしています』という意味って知ったら…!?ギャップというか、深い意味にノックアウト(妄想)
可愛いピンク色ポインセチアの花言葉
ポインセチアは、赤色と白色の中間みたいなピンク色もあります!
白色ポインセチアが徐々にピンクがかってくるような種類もあれば元からピンク色な種類もあるし、白いドット模様が入っているポインセチアもありますよ^^
花言葉も可愛らしく、
- 「思いやり」 可愛さのかたまりですね。ピンク色の優しい雰囲気が感じられる花言葉です(^‐^*)
- 「純潔」 ピンク色の花言葉は、こういう乙女系な可愛い花言葉も多いですね。とてもイメージに合っていると思います!
伝えたいイメージがある場合は、ポインセチアと一緒に花言葉の書いたメッセージカードも添えて贈るのがおすすめですよ☆
花言葉は、同じ花でも複数の意味を持っている場合が多いですしね。
贈る場合や飾る場合は、時期になると鉢植えでよく売られているポインセチアですが、その本当の姿って…見たことありますか!?
たぶんびっくりします。(わたしはしました。笑)
ポインセチアの驚きの形態を共有したい
ポインセチアは植物としての魅力(驚き)が満載です><
寒い季節のイメージなのに熱帯植物っていうのも驚きでしたが、今度はポインセチアの形態について2つ共有させて下さい!
ポインセチアって「木」だったの!?
まず、ポインセチアは背丈の低い「花」じゃない。「木」だったんです!
うっそだぁ…
そ、そうそう!これが見慣れたポインセチアですよね^^鉢植えでちょこんと可愛いです。
でもこれが成長すると…
こんな木に!本当に木じゃないですか!!
「低木」というくくりの木なのでそんなに高さはないですが、ポインセチアは立派な木です…かなり驚きました(゜-゜;)
こういう野性味あふれる姿を見ると、ポインセチアは本当に熱帯性なんだってのも伝わる気がします><
ポインセチアの「花」は赤いとこじゃない
そして、次のポインセチアの知ってもらいたい秘密!それは、「花は黄色い小さい花」だということです。
…どれだ?って?(笑)
真ん中にある黄色い丸い形のが花です!
ポインセチアの赤色はキリストの血、緑色はキリストの冠の葉、黄色はジングルベルのイメージだって思った黄色の部分です!(わたしが思った)
赤い部分はなんだっていうと、あれは葉です。葉。
正確には周りの緑の葉っぱとは違い、花を包んで守るための役割を持つ葉ですね。「苞(ほう)」と呼びます^^
なにげなくクリスマスの時期のイメージしかないようなポインセチアでしたが、色々な驚きがあることを分かって頂けたでしょうか??
「ポインセチアの時期と花言葉!クリスマスの季節なのに本当は熱帯植物!?」まとめ
わたしにとっては、始めて知った時、今回書いたことの全てが驚きでした。
花が好き!ってことで花屋をしましたが、そこでは勉強してもしたりないくらいで…花の奥深さを知る良い体験でしたね(´`*)
ポインセチアは時期・季節がイメージしやすい花ですが、なんでこの時期にこんなに人気なの?寒さに強いんじゃないの?など、もっとポインセチアを知ってもらえるきっかけになればと思います。
人の手によって暖かい地方から連れてこられてきたので、育てる時は部屋も心も温かく接してあげてくださいね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
しずくでした。