こんにちは、雪国育ちのしずくです。
雪にはすご――く困らされたんですが、雪は見てる分にはいいですよね。はい^^
雪なんていらないって思ったりするけど、冬に雪がないならないでなんか物寂しいというか・・・なんなんだろうこの気持ち(笑)
雪国にいると、親や周りの人が雪の形とかの種類でいくつか呼び分けたりしてます。
雪の種類って調べるとめちゃめちゃたくさん言葉が出てきますが、正直聞いたことない名前もたくさんです(笑)
これでも地元は豪雪地帯なんですけど・・
もちろん、地域によって雪の種類の呼び方は違ってくると思いますけどね!
ということで、雪の種類を伝えるためにまずは「実際によく使う言葉」を挙げてみたいと思いますっ。
そのあと、もっと色々な雪の種類などをお伝えしていきますね (´∇`*)ノ
目次
雪の種類の名前~雪国でよく使ってた表現~
わたしが子どものころから、雪国で使っていた日常的な言葉です。
もう、雪っていえばこの5種類くらいの言葉でまかなえちゃう感じですかね!
どちらかと言えば実用性むけな雪の表現です。
細かい雪の種類【粉雪】
メジャー所な細かいサラサラな雪の種類、粉雪。呼び名としてはメジャーだけど、本当に寒いところで多く降る種類です。(北海道や山など)
ちなみに北海道は雪が多いので、南極付近にいるペンギンたちが野外飼育で間近に見れてめっちゃ感動しました!!関係ないですが動画までお借りしました!ありがとうございます。
北海道で感じた雪はサラッサラで見ても触ってもキレイだし、なにより軽いからいいですよね!水分を多く含んだ種類の雪だともう雪かきも重いし、すぐ凍って硬くなるし・・┐(´~`;)┌
でも、サラサラすぎる種類の雪だと雪だるま(雪玉)が作れませんね。
普通の雪の種類【雪】
自分で種類分けしといて何ですが普通の雪って(笑)
でも、細かい→粉雪、普通→(ただの)雪、大きい→ぼた雪だったのです・・!大体は!
大きい雪の種類【ぼたん雪・ぼた雪】
雪のかたまりが大きい雪の種類は、ぼたん雪、あるいはそれを略した言葉でぼた雪と表現されますね!
これ・・・見た目「ぼたっ」「ぼたっ」って感じだからぼた雪なのかと思ってました (´∇`*)ゝ(!?)
牡丹(ぼたん)の花びらのような大きさで降ってくるから、って素敵な由来があったのにね!!!!
ちなみにこの種類、ぼたん雪と言うかぼた雪と言うかは適当です。
雨が混じってる雪の種類【みぞれ】
雪とは分けて考えてましたが、みぞれは水雪とも一応呼ばれます。
とりあえず冬にふる雪(など)の種類を呼び分けてる名前として、みぞれもよく出てきます。
半分雪、半分雨の状態の雪の種類ですね!
硬い種類【あられ・ひょう】
霰(あられ)、雹(ひょう)という種類は氷の粒です。硬いです、屋根や地面にあたる音が響くアレです。
(雪から霰になったら、すぐ分かります!)
雹の方が大きくて、境界は5mmですね。手のひらサイズ?の雹がふったと母が騒いでたな・・。
次はもっと使う頻度が少ない雪の種類の名前や、わたしが知らなかったような雪の種類を話します!
雪の種類の名前~もっと色々な雪の表現~
たまに使ったかな~っていう雪の種類の名前と、わたしも知らなかった雪の種類をあげて行きます!
綺麗な雪の表現もあるので、実用性だけでなく詩とかの文章にもいいかも^^
べた雪
たぶん、これは使う言葉です。
べた雪は水分が多い・・というと何か言い方が変ですが、水っぽいようなべちゃっとした雪の種類ですね!みぞれではない。
重たいし雪遊びも出来ないし凍って滑るしこの種類は最悪です。笑
細雪(細雪と粉雪の違い)
細雪は、細かく降る雪の種類です。
それって粉雪じゃない?って思いますよね!
粉雪と細雪の違いは、おそらく粉雪は粉のような「雪の性質」、細雪は「雪の降り方」寄りの表現なんじゃないかなぁ??
サラサラの細雪が積もってる!\(^O^)/
・・・とは、言わないですよね。
綿雪
綿雪は少し温かいときに降る雪の種類で、ぼたん雪ほどは大きくないけどふわふわ降る大きな雪です。
クリスマスツリーに飾る綿のことではない!
玉雪
玉雪はまるで玉のように、大きなまん丸になって降る雪の種類です。
まん丸っぽい雪はぼた雪かと思っていた・・、いや、あれはボサボサしてる感じか?(・_・;)
灰雪
灰雪は粉雪よりも細かく、舞いながら降る雪の種類です。
舞いながら、というと、わたしも見慣れてる雪の種類ですね。
なんだか現代人(というかわたし)には、車の排気で汚れてしまった雪に感じてしまうのが悲しすぎるんですが、昔の人は
「灰が舞うように舞い落ちる!美しい雪だ!」
と思ったのでしょうね・・っ!
けがれてしまった悲しみに・・・・
淡雪
淡雪、泡雪、色々漢字はありますが、すぐに溶けてしまう雪の種類とのことです。
はかない雪の表現にひとつ、いかがですか。
次は雪の質や降り方での名前ではなく、雪の降る時期(秋、冬、春)を表す言葉の種類を紹介します!
雪の降る時期を表現する言葉
雪の言葉の種類は、降る時期によっても沢山あるんです。
ということで順番にどうぞ!
初雪
まずはそのシーズンで初めて降った雪を表す初雪という言葉ですね!
今年(2017年)は10月17日だったようです。まだ秋じゃん(笑)
この記録は山の方のものみたいで、平野のわたしの実家なんかでは11月だったらしいです。積もらないとはいえ、まだ秋ですよね(^-^;)
秋雪
ちなみに秋の雪と書いて、秋雪(しゅうせつ)という言葉もあります。
秋に降る雪の種類はこう呼ぶんですね。
初雪が秋雪。みたいに、言葉には色々種類があります。
初冠雪
初冠雪(はつかんせつ)は、そのシーズン初めて雪が「山に」積もったときに使う言葉です!
山のふもとから見て、山に積もってるかどうかですね。
ふつう初雪→初冠雪です。ちなみに富士山の初冠雪は例年9月終わり~10月中ごろのようです。
だいたい雪国の山の初冠雪より早いみたいですよ!さすが富士です(^O^)
八日吹き
八日吹き(ようかぶき)は古風な表現で、12月8日に降る雪を表す言葉です。
なにやら必ず12月8日は吹雪くと言われ、昔の年納めの行事の中の一種類だったという話があります。
三白
三白(さんはく)は、お正月の三が日に降る雪の言葉です。
これは八日吹きみたいに吹雪だけじゃなくて、雪の種類ならどんな種類でもいいみたいですね!
なごり雪
もう春になるのに、名残惜しいように降る雪を表現する言葉がなごり雪ですね。
すぐに溶けてしまうだろうに健気な雪ですが、「あっまだ寒いのか・・・」と精神的に寒くなってくる雪の種類であります。
残雪(ざんせつ。溶けずに残ってる雪)とはまた違う種類の言葉ですね。
次は、雪の降る「量」によっての雪の名前の種類を見てみましょう。ほんとに雪の種類は色々ありますね!笑
雪の降る量で使い分ける雪の種類
雪の降る量を表現する言葉や、雪の量がたくさん降ったおかげでどうなってしまうかの言葉もまとめました!
まだら雪
まだら雪は雪の降り始め、あるいは溶けかけの時期にまだらに積もってる雪を表す言葉です。
雪が溶けにくいところに溜まってるみたいな・・?
薄雪
まだら雪から成長し、全体的に薄く積もっている状態の雪を薄雪と言います!
(単に薄く積もってるだけの雪を指すことも。)
景観的にはもっと積もった方がいいかもだけど、足が埋まらなくていいですね^^
どか雪
ぼたん雪なんかがぼっさぼっさ降ると、「どか雪ね~。明日の朝は積もってるわ。」とか言います。
一気にたくさん降る雪を表す種類の言葉ですね!
豪雪
雪害がひどいときに使う種類の言葉です・・。
豪雪地帯、言いますよね。
気象災害の言葉として使われてるらしく・・・そんなこととは知らず、「豪雪地帯だよ。」と受け入れてました。いや、もっともっと降るところはありますが(・_・;)
締雪
締雪(しまりゆき)は、雪がたくさん降りすぎて重みでぎゅっとなってしまった雪の種類です。
雪かきする時の雪はみんな締雪だったんだな~。毎日家の前を30分雪かきするとヘトヘトです!実は5分でへばってます(え
根雪
30日以上雪が積もって消えずにいる状態を表す言葉が、根雪です。
わたしが今いる地方はあまり雪が降らないので、ちょっと標高高いところに行かないと根雪はないですね。
私情を挟んでいろいろお話ししましたが(笑)
雪が嫌いなわけではないんですよ!雪という言葉、漢字の由来が素敵で、昔の人も雪が嫌いじゃなかったんだなーって思いました。
雪という言葉と漢字の由来!雪のイメージが良すぎる
ゆき、という言葉になった由来は?雪という漢字の由来は??
諸説ありますが、わたしはすごく良い由来だと思います(笑)
「ゆき」という言葉の由来
ゆき、という言葉の由来は「斎(ゆ)潔(きよし)」から来ているとの説があります。
色々と説の種類がある中でこの由来が一番ピンときました。
斎という漢字も、潔という漢字も、意味は清める、清いという意味をもつ種類の漢字です。
雪は真っ白で清らか、そうですよね。一面の雪景色なんてみたら、心からそう思わずにはいられません。降りすぎも考えものですけどね!^^
「雪」という漢字の由来
雨(かんむり)・・・分かる。
ヨ・・・???ヨ?><
改めて漢字を見ると面白いですよね(笑)
この雪という漢字の下にある「ヨ」は、「彗(ほうき)」という漢字から由来がきています!
- 雪は掃いておそうじできる雨
- 雪は汚れなき白で地面を多い、悪いものも掃き去ってくれる
漢字からはこの2つの意味が。なんだか素敵・・・!特に2番目の由来が素敵です!!
漫画の「ORIGAMI」(降り神)ってので雪の種類の神様がいて、こういう雪のお話があったと思います・・(*゜゜*)
「雪の種類や言葉の表現!降り方等で色々まとめ!雪の漢字&名前の由来が超いい」まとめ
今回はわたしにとっても身近な雪の種類についてお話ししました。
なので書いてるわたしも楽しめました(笑)
知らない色々な雪の種類、表現・・・由来なんかも、身近であっても知れば知るほど奥が深いのが日本語の良いところだと思いませんか?(*^^*)
雪に悩まされるあなたも、雪が恋しいあなたも、今まで以上に楽しい雪ライフをお過ごしください!
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました。
しずくでした。