ハルル
健康ブームも手伝って、オリーブオイルやココナッツオイルを始めとする体に良い効果のある油って、結構流行ってますよね?
でも、このひまし油だって負けちゃいません(*^▽^*) ・・・ただし、食用ではありませんが!
ただ、あまり知られてない分、ひまし油がどんな油なのか、どんな使い方をしたらいいのか、ちょっと疑問ですよね(;^ω^)
という訳で今回は、
- ひまし油とはどんな油なのか
- ひまし油の効果的な使い方
- ひまし油に副作用があるのかどうか
と、ひまし油についてた~っぷりお話していきたいと思います^^
この機会に、ひまし油の魅力をぜひ、知って下さいね♪
ではまず、ひまし油とはどんな油なのか、万能オイルと言われる秘密から一緒に見ていきましょうね(^_-)-☆
もくじ
そもそもひまし油って何?
万能オイルとも称されるひまし油ってどんな油なのか、ちょっと覗いてみましょう♪
ひまし油とは?
ひまし油の英語名は、「Castor oil(キャスターオイル、カスターオイル)」。
100%の植物油
ひまし油は、植物のトウゴマの種子を搾って作られる、100%植物油。
トウゴマの種子にはリシンとリシニンという毒性の強い物質があるので、影響を心配される声もありますが、搾って出来たひまし油にはこれらの毒素は含まれてませんのでご安心を^^
海外では古くから愛されている油
ひまし油は、欧米では古くから愛用されている油のようで、別名「キリストの御手」とも呼ばれているそうです^^
その効果は、腰痛、坐骨神経痛、リウマチ、宿便の排泄などなど。
さらに、トロトロ~っとしていて粘性が高く保湿性があるので、顔や体へのマッサージや髪の毛のパックにも使われているんだとか(≧▽≦)
これが、ひまし油が万能オイルと言われる秘密なのかもしれませんね!
ひまし油に含まれる成分リシノール酸
オレイン酸やリノール酸といった比較的有名な成分も入ってますが、ひまし油の90%を占めている成分は「リシノール酸」。
リシノール酸には、鎮痛剤や抗炎症剤としての効果があるので、それが先ほどの腰痛などの緩和に繋がってるんでしょうね^^
エンジンオイルなど工業用として使われてきた
そんな万能オイルのひまし油、実は日本でも使われてきたのですが、その用途はなんと下剤(;^ω^)
その他にもエンジンオイルや工業用オイル、さらに石けんの原料や香料として使われているみたいですが、これが、一般的にあまり「ひまし油」が知られていない実情なのかもしれませんね^^;
ちなみにエンジンオイルで有名なカストロール(Castrol)社の社名は、ひまし油のキャスターオイル(Castor oil)からの造語なんだとか。
ケイシー療法でデトックス効果を発揮!
腰痛などの痛みを軽減させる方法に「ひまし油を使った温湿布」というデトックス法があります。
この「ひまし油湿布」を考案して推奨したのは、アメリカ人であるエドガー・ケイシー(1877~1945)という男性。
ケイシー療法の基本的な考え
ひまし油を使った療法は「ケイシー療法」とも呼ばれていて、そのケイシー療法の基本的な考えが、次の頭文字をとった「CARE」なんだそうです^^
- (循環)・・・血液・リンパ液からなる体液の循環
- (同化)・・・食べたものを適切に消化吸収すること
- (休息/休眠)・・・体を十分に休めること
- (排泄)・・・体内の老廃物を適切に排泄すること
特にケイシー療法で重視しているのは、4つ目の「排泄」だと言います。
ひまし油湿布をすることによるデトックスですね^^
ひまし油を使う際は未精製のものを
エドガー・ケイシーが勧めているひまし油は、大量生産された精製オイルではなく、冷圧搾法(コールドプレス)でゆっくりと搾られた未精製のもの。
精製されたひまし油では、未精製のひまし油と同じような効果を得られないのだそうです^^;
私もそう思います(笑) だってひまし油は認知度が低いのに、これだけ効果がある魅力的なオイルなんですもんね~^^
ケイシー療法とひまし油については、こちらで詳しく説明されてます。
ケイシー療法とひまし油について
さて、その万能オイルのひまし油。効果的に使うためには、どんな使い方をすればいいんでしょう??
まずは、顔や肌への効果的なひまし油の使い方から見ていきましょうね♪
ひまし油の効果的な顔や肌への使い方!
万能オイルとはわかっていても、顔や肌に効果的に使うにはどんな使い方をすればいいんでしょうか?
シミへの効果的な使い方
シミに対しての効果的な使い方は、「ひまし油 + 重曹」で作られる「カソーダ」を使う方法。
カソーダは、ひまし油と重曹があれば簡単に手作りすることも可能ですが、作り置きが出来ないところが難点><
具体的な使い方はコチラ♪
- 夜寝る前にシミの部分にカソーダを塗った上からカットバンなどを貼り、そのまま就寝
- 朝起きたら、洗い流す
- これを薄くなるまで、毎日繰り返す
効果の出方や掛かる日数には個人差があります^^;
コチラの動画では、シミ対策のためのカソーダの使い方を説明されてます↓↓↓
毛穴への効果的な使い方
毛穴のいや~な黒ずみ! 肌の悩みのひとつですよね~(汗)
以前、オリーブオイルを使ったクレンジング法で毛穴もキレイに出来るとご紹介しましたが、ひまし油も同じく毛穴をキレイにしてくれる効果があるんですよ♪
「オリーブオイルクレンジング」の記事はコチラ♪
でも粘性の高いひまし油を単独で使うと、ベタつきや匂いが気になるかもしれません(汗)
その場合、スイートアーモンドオイルやホホバオイル、オリーブオイルなどのキャリアオイルとひまし油を、1:1 の割合で混ぜて使うと良いかと思います^^
- ひまし油とキャリアオイルを混ぜたものを、毛穴が気になる部分に塗る
- 蒸しタオルを乗せて、5分程置く
- オイルを拭き取る
これを毎日繰り返して、毛穴ツルン! の効果を実感して下さいね♪
たるみへの効果的な使い方
目の下のたるみ、二重アゴ・・・こちらも見た目年齢を老けさせる、お肌の悩みたち><
ひまし油の使い方としては、前述の「毛穴」とほぼ同じで、ひまし油と同量のキャリアオイルを混ぜたものを気になる部分に塗ります^^
ただ、肌のたるみの場合、オイルを拭き取る必要がないので、夜寝る前に塗って就寝するだけでOKです!
ひまし油を肌に塗ることで乾燥を予防するので、小じわの予防にもなり、結果たるみの改善効果に繋がります♪
ニキビ跡への効果的な使い方
リシノール酸を含み抗炎症作用のあるひまし油は、ニキビ跡のような傷跡にも効果を発揮します^^
- 洗顔をする
- 化粧水を塗る
- ニキビ跡にひまし油をつける
ただ、ニキビ跡を消すためには1~2ヶ月かかるとも言われているので、効果を得るためには根気よく毎日続けることが大事ですね^^;
はい^^ でもひまし油で効果を得られるのは肌だけじゃないですよ!
という訳で、ひまし油の髪への効果的な使い方についても見ていきましょうね^^
ひまし油の効果的な髪への使い方!
ひまし油は肌だけにとどまらず、髪にまで効果を発揮しちゃうとは驚きですね!
早速見ていきましょう^^
育毛・抜け毛への効果的な使い方
抜け毛が増えてくると薄毛が心配になるし、薄毛になると何とか育毛出来ないかと考えますよね。
ひまし油には、次の効果が期待できます♪
- 毛穴をキレイにしてくれる効果がある!
- マッサージすることで血行を良くしてくれる作用がある!
なので、頭皮の環境を良くして育毛の手助けをしてくれるんですね♪
- ひまし油を手に取る(500円玉くらいの大きさ)
- 手のひらでこすってひまし油を温める
- 頭皮に乗せ、塗り込むようにマッサージ(力を入れすぎないように)
- シャンプーしてよく洗い流す
シャンプーで洗い流す前に、蒸しタオルなどで温めるとより効果が得られると思います^^
これを週に1、2回やってみましょう♪
先ほどもお話した通り、ひまし油は粘性の高いオイルなので、頭皮にオイルが残らないためにも同量のキャリアオイルと混ぜて使うと良いと思います^^
その際、オイルが目に入らないように気をつけましょう!
白髪への効果的な使い方
血行促進やリンパの流れを良くする効果のあるひまし油は、白髪にも効果アリ♪
使い方としては、育毛・抜け毛と同じです^^
白髪染めは髪の毛を傷めてしまう原因にもなるので、ひまし油で白髪改善出来るなら嬉しいですよね♪
いやいや、まだまだ(笑) ひまし油の効果はこれだけじゃないですよ(*^。^*)
ひまし油は便秘の時にも効果があるので、さらに見ていきましょうね♪
ひまし油の効果的な便秘の時の使い方!
そもそも下剤として使用されてきたひまし油。
ひまし油を飲むことでお通じも良くなりそうな気がしますが(実際に効果があるという方もいらっしゃいますが)、私としては、ひまし油を口にすることをオススメしません^^;
その理由は、後ほどお話したいと思います!
では、どんな使い方だと効果的に便秘を解消できるのでしょうか・・・?
便秘にはケイシー療法のひまし油湿布!
便秘に効果的なひまし油の使い方は、初めの方にご紹介したケイシー療法の「温湿布」です^^
ひまし油の温湿布は、便秘などのデトックスはもちろん、アレルギー改善、アンチエイジング、リラックスなどの効果も期待出来るんですよ♪
ひまし油の温湿布の材料と使い方は、こちらをご覧ください^^
ケイシー療法の中核をなすひまし油湿布のコツ
また、こちらでは材料のひとつ、フランネルについて詳しく書かれてあります!
コットンフランネル(無漂白)
温める方法として「温熱ヒーターを使う」とありますが、重くなければ湯たんぽ、または使い捨てカイロで代用できるかと思います!
もし、時間的にも温湿布をすることが困難だったら、肝臓のあたり(肋骨のあたり)を中心に、ひまし油でオイルマッサージをしても良いかと思います^^
さて、ここまで「ひまし油がいかに万能オイルか」ってことをお伝えしてきましたが、副作用についても触れておかなきゃいけませんね><
という訳で最後に、ひまし油の副作用についてお話していきますね!
ひまし油は副作用や危険はないの?
ひまし油は薬では無いので、基本的に副作用は起こらないです。
が、ひまし油を使う上で気をつけなければいけないことはあります!
過剰に飲むと腹痛やひどい下痢に
ひまし油を過剰に飲むと、腹痛やひどい下痢、アレルギー反応が起こることがあるそうです。
飲用しなくても、体の外から温湿布やマッサージをするだけでも効果は十分に得られるので、私は口にしなくてもいいのかな~と思っています^^;
考案者であるケイシー氏も、こう言ってます。
「内服薬として飲まれたひまし油は、単なる下剤にすぎない。しかしながら、湿布をすることにより体内に吸収されたひまし油は、内服のひまし油よりも、より効果を発揮する」
引用:Cayce Goods
必ずパッチテストを行う
ひまし油を肌に初めて付ける時は、必ずパッチテストを行ってからにして下さいね^^
それに、体に合わないと感じたら、ひまし油の使用を止めるようにしましょう!
ひまし油を使用しない方が良い方
次の症状に該当する方は、ひまし油を使用しない方が良いです><
- 筋肉のけいれん
- 潰瘍
- 痔
- 脱腸
- 最近手術をされた方
あとは、なぜだかわかりませんが、ケイシー氏いわく「りんごダイエットをしている方」もひまし油湿布をしない方がいいんだそうです^^;
使用期限を確認すること
使用期限の切れたひまし油は品質的にも劣化しているので、せっかく使っても逆効果になる可能性が高いです><
なので、使用期限を必ずチェックしてから、ひまし油を使用するようにして下さいね!
ひまし油について気をつけたい点は、以上です^^
万能オイルであるひまし油を効果的に使うためにも、上記の点に気をつけて使用したいですね(^_-)-☆
ひまし油の効果的な使い方!肌にも髪にも便秘にも!副作用や危険はない?まとめ
今回は万能オイル、ひまし油の基本的な知識や使い方、副作用についてお話してきましたが、いかがでしたか?
あまりにひまし油が万能過ぎて、お伝えしたいことが山ほどあったので、「記事を読み疲れた~」って方も中にはいらっしゃるのでは(苦笑)
ぜひ、ひまし油を使ってリラックスして下さいね(*^▽^*)
気をつけなければいけない点に注意すれば、ひまし油は本当に色んな効果を得られる優秀なオイルです。
お伝えした使い方を実践して、美容や健康にひまし油を役立てて頂けたら幸いに思います^^
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
ヒマシ油は妊婦さん、妊娠したと思われるかた、乳児には絶対使用できません。