こんにちは、海の生き物が大好きなしずくです。
水族館も頻繁に行くんですが、チンアナゴって水族館では本当によく見かけますよね!
チンアナゴは変な名前ですけど、模様もきれいだし顔も可愛いしで人気なの分かりますよ~。
目がくりくり大きいですよね!さすが犬の「チン」が名前の由来なだけあります、そっくりです。
わたしが通ってた海の大学でも、チンアナゴ大好きで部屋がチンアナゴぬいぐるみだらけだった人もいたなぁ・・・。彼女、元気かなぁ。
さてそんな人気急上昇のチンアナゴですが、よく見ると・・・いえ、よく見なくても砂の中に潜ってるという、魚にしては珍しい生き方をしているご様子!
わざわざ自分で掘って砂の中に住んでいる理由、困ることはないのかなど解説していきます!
その他にもチンアナゴとニシキアナゴとの違いや、様々な種類などチンアナゴの気になることをご紹介していきます^^
目次
チンアナゴが砂の中にいる理由とは
チンアナゴが砂の中にいるのには、チンアナゴにとってのメリットや、性格も関係しています!
- 警戒心が強い性格だから砂に隠れるため
- 動かなくても餌は食べられるの?
- ちなみに飼育する時も神経質で大変
この3つのお話から、チンアナゴが砂の中にいる理由を見ていきましょう!
警戒心が強い性格だから砂に隠れるため
チンアナゴは可愛らしく砂の中に潜っているように見えますが、実は警戒心が強くて臆病だからこその行動だったんです・・・!
まぁそんな性格を知っちゃうともっと可愛らしく見えてきますけどね!
チンアナゴたちは必死で生きるため、砂の中に潜っていた、と。
そんな警戒心が強い性格のチンアナゴは、敵が来ると砂の中にもぐっちゃいます。ほとんど一斉に。
実際に熱帯魚ショップで、チンアナゴがすぐおびえちゃうから混泳(他の種類の魚と一緒に水槽に入れること)が難しいんだと話を聞きました。
相性がよくないとチンアナゴが砂の中に潜って、出てこなかったりするんですって!
そう言われると、水族館でもチンアナゴやそれに似た種類(ニシキアナゴ)とだけ混泳してるところも多いですよね・・・。
あとは水槽の上の方を泳ぐ魚を入れていたり?
動かなくても餌は食べられるの?
とはいえ、隠れてばかりじゃチンアナゴさん、餌は手に入らなくないですか!?
という心配をよそに、チンアナゴは元気にあの「砂の中にもぐった」状態のまま今日も餌を食べ続けております。笑
どういうことかというと、チンアナゴの餌はプランクトンなんですよね!
プランクトンっていうのは、水の中を漂ってる、非常に遊泳力が弱くて(ほぼ)小さな小さな生き物のことです。※例外:ばかでかいエチゼンクラゲ等もプランクトン
そいつらが漂ってくるところをキャッチ!して餌を食べているということですね、チンアナゴは(^∇^)
ようするに波の流れに乗ってきてるプランクトンを餌にしてるので、チンアナゴ達は全員同じ方向を向いていることも多いです。
ほら、ね(笑)
(こういうところが本当にかわいいわーー☆)
ちなみに飼育する時も神経質で大変
チンアナゴを飼育してみたい!という方は多いですが、残念ながら飼育は簡単ではありません・・・。
まず先ほども言った警戒心が強い性格ですが、人間にもあまり慣れなくて、マジックミラータイプの水槽が良いなんて話もあります。
あとは餌。チンアナゴは人口の餌(沈むタイプ)も食べますが、餌に慣れてくれないと食べずに死んでいくこともよくあります・・・。
わたしの飼育してる魚たちは餌は何でも食べてるので、食べないという悩みを抱えるとなるとかなり頭が痛そうです;;
さらに、その特徴的な「砂の中に住む」という特性をどうするか?が問題ですね!
砂を20cmほどは敷きたいですが、水槽の重量がハンパないことになります。
しかも、時にはチンアナゴだって泳ぐこともありますので、水深も泳げるくらいはないといけませんしね。=60cm以上の水槽必須。
チンアナゴはほぼ砂の中で過ごしてるので、砂の汚れ具合も普通の魚以上に汚れます。かなーり掃除が大変そうですね(汗)
わたしなんて45cmの小型水槽の掃除でも重労働でヒーヒー言ってるのに(´∇`)笑
とにかく、チンアナゴは相当本気でないと飼育するのは困難です。
なのでわたしは、水族館で楽しむ方法を探っていこうと思います(笑)
まずはニシキアナゴなど、チンアナゴの仲間の種類の話からどうぞ!
よく一緒にいるニシキアナゴとの違い
チンアナゴとニシキアナゴの違いって、色・模様だけではなかったんですよ~!
チンアナゴはニシキアナゴとよく混泳していて、なかよく暮らしています。同じチンアナゴの仲間なので、警戒しないでいられるんですね^^
ではまずチンアナゴの写真です!
白黒のドット模様が実におしゃれ☆
大きな黒い模様は5つあって、しっかり位置が決まっています(^ω^)
この写真が分かりやすいかな?模様は左右に2か所ずつと、ちょっと下の方のおなかに一か所あります!
では続いてはニシキアナゴ~。
チンアナゴとニシキアナゴは種類が違いますので、違いは色と模様以外にもあるはず!探してみよう~。
どうですかね(笑)
よく見るとニシキアナゴでも、個体ごとにオレンジと白の模様具合が違うんですねぇ。
そしてチンアナゴとニシキアナゴの違いは、顔の形でした!!
最初のチンアナゴのアップの写真と比べると、ニシキアナゴに比べて顔が丸いです!ニシキアナゴは少~しシュッと尖った顔をしていますね~。
よく見れば分かる違いなので、ぜひ見かけたら比べてくださいね^^
あとは生息してる地域(インド洋~西大西洋)も体長(約40cm)も生態も大体同じ!
チンアナゴとニシキアナゴの違いは、その他にはニシキアナゴの方がやや警戒心が強いことくらいでしょうか。すごくよく似た種類ということですね。
チンアナゴの種類は様々!水族館にいるのは?
チンアナゴの仲間の種類は、ニシキアナゴの他にはあまり有名なのはいません。
(仲間:生物の分類的に、アナゴ科チンアナゴ亜科の仲間たち)
水族館でたま~に見かけることがあるのは、ホワイトスポッテッドガーデンイールやシンジュアナゴでしょうか。有名度は下がりますが、これまたキレーな種類なんですよ(^^*)!
2種類とも、見かけが似ている種類です(でも別種です)。
光があたって銀色にキラキラ輝いて、チンアナゴやニシキアナゴほどの目立つ模様はありませんが、真珠のような白くて丸い模様がちりばめられていますね!
チンアナゴの聖地、すみだ水族館などで見ることが出来ます♪
あとはチンアナゴの仲間の種類は、シマウマのような模様のゼブラアナゴや、ヒョウのような模様のテイラーズ・ガーデンイールなどがいます!
なぜかアニマル柄・・・。水族館で見かけたことはないし、いるという情報も聞いたことがないですね^^;
「チンアナゴが砂の中にいる訳!ニシキアナゴとの違いといろんな種類も解説!」まとめ
魚の中でもとびきり可愛い魚、チンアナゴについて解説していきました!
いつも砂の中からひょこひょこ顔を出していますが、チンアナゴ達なりの知恵を尽くした、立派な生き方だったんですね。
ニシキアナゴや、他の仲間の種類も少しですがお話できたので、違いも感じてもらえると嬉しいです!^^
今回は最後までお読み頂きまして、ありがとうございました!
しずくでした。