こんにちは、全国の水族館を制覇途中のしずくです。
オットセイやアシカって多くの水族館で見られるし、ショーなどもやっててすごく人気者ですよね!!
あんまり知られてない(?)
オタリアや、かわいさでは劣るかもしれないけど(え)迫力満点のトドとか…みんなすっごく魅力的です!
そういえばオタリアもトドも、北海道のおたる水族館でショーを見たんだった。
オタリアがなぜか小学生してるところとかめちゃめちゃ面白くて、トドもなんとすっごい高いところからダイブ!!!するっていう(しかも6頭一気にですよ)、もうどっちも印象に残るステージでしたねっ!
ショーがあんまり好きでないわたしが気に入った、珍しい体験でした(*´艸`)
でも正直、オットセイとアシカとトドとオタリアの違い…分かりにくくないですか??
なんとなーく大きさとか違いが述べられてることもありますが、今回はもっと様々な特徴から違いをまとめてみました。
実に7か所も、オットセイとアシカとトドとオタリアの違いを分かりやすく!まとめてみましたので、どうぞお読みください(^^*)
目次
オットセイとアシカとトドとオタリアの違いを端的にまとめる!
正直、オットセイとアシカとトドとオタリアは、そんなに大胆には違いがないです!!
…だって、みんな同じアシカ科の仲間なんだもん(汗)
細かく違いがあって見分けることは可能なので、見分けやすい特徴をまずは端的にまとめてみましょう!
- オットセイ 小さい。鼻先がシュッと尖ってる。後ろ足の指の長さが揃っている。
- アシカ オットセイの次の大きさ。鼻は尖りめ、体がスベスベして見える。
- オタリア 3番目に大きい。鼻は低く耳も小さい。オスはめっちゃモサモサしてる。
- トド 比べ物にならんほどでかい。鼻は低く耳も小さい。色は一番薄めで茶色系。
なんとなくオットセイが一番かわいい感じ?
アシカはスベスベが魅力、オタリアは丸顔の良さがある(笑)
トドはもう…トドーっっ!!!って感じですね(でかさが
なんとなくオットセイとアシカは似ていて、オタリアは雰囲気(顔とか)がトドだけど大きさはアシカ寄り、ってとこだと思います(・_・´)
さて、ちゃんとこれから7つの違いを
1つ1つ詳しく見ていきますね^^
オットセイとアシカとトドとオタリア【大きさの違い】
大きさは、オットセイとアシカとトドとオタリアの一番よく言われる違いですね!
境目が分からなかったりもしますが、とりあえずぱっと見で分かる違いです。
順位をつけると、
オットセイ<アシカ<オタリア<トド
の順で大きくなります。具体的な大きさは(実際の数値にはかなり差があることもありますが…)、
- オットセイ 体長2m、体重270kg
- アシカ 体長2.2m、体重300kg
- オタリア 体長2.5m、体重350kg
- トド 体長3.2m、体重1000kg
- オットセイ 体長1.5m、体重50kg
- アシカ 体長1.6m、体重90kg
- オタリア 体長2m、体重150kg
- トド 体長2.5m、体重300kg
こう見るとオットセイ、アシカ、オタリアの大きさは誤差レベルの違いなこともありますが、トドだけ群を抜いてやばいですね。
1トンあります(; ゚ ロ゚)
でもでも、メスはかなり小さいですねぇ!オットセイも、アシカも、オタリアも、トドも…。
アシカ科の仲間はみんな、オスが1匹につきメスがいっぱいっていう、「ハーレム」を作るんです!(生物学用語。笑)
これはオタリア。大きなオスの威風堂々感がハンパないですね~(´`)
オットセイとアシカとトドとオタリア【耳たぶの大きさの違い】
アシカ科の仲間は、見て分かる耳たぶがあります!その大きさは種類ごとに違いますよ。
- ちょっとだけ大きめ オットセイ
- 小さめ アシカ
- すごく小さい オタリア
- すごく小さい トド
見事に体のサイズが大きくなるごとに、耳も小さくなる感じです。
オタリアはかなり小さめで、オタリアとかトドはよく分んなかったりします。
ただーし、耳の目立つオットセイやアシカも「耳をたたんでる」ように過ごしてることも多いので、目視で分かりづらい場合もあります><
ピンっとしてる時はよく分かるんですけどね^^;
オットセイとアシカとトドとオタリア【鼻先の形の違い】
よーく見ると、オットセイ・アシカと、オタリア・トドで顔の形がけっこう違います!
- 尖っている オットセイ
- やや尖っている アシカ
- 丸い オタリア
- 丸い トド
よく鼻の先にボールなんか乗せてる、かわいい芸のイメージがオットセイ、アシカのシュッと尖った鼻先ですよね!
かっこいい犬のような、ゴールデンレトリバーみたいな顔立ちがかっこいいですU^ェ^U
対して、オタリア、トドの鼻先は…。
ま、丸いです。ボールの芸のイメージではない!
おたる水族館のオタリアショーも、鼻先芸は全然ショーのメインじゃなかった…というか、やってすらなかった気がする(・_・;)
トドに至ってはもうダイブするだけだし。
じゃあオタリアはショーで何をしてたのかって?(笑)気になるおたる水族館のオタリアショーの動画をお借りしました。
そうそう、これこれ!!わたしの気に入ってたオタリアショーの動画をありがとうございました(*^^*)
オットセイとアシカとトドとオタリア【毛の多さの違い】
毛の生え具合が多いか少ないかなんて気にしてる方はそういないと思いますが、これもよく見ると違います!雰囲気がけっこう違くなります。
- つるつる アシカ
- 少し多め オットセイ
- 〃 トド
- 〃 オタリア(メス)
- もっさもさ オタリア(オス)
実際に見ると分かるかと思いますが、アシカはイルカみたいな滑らかさがありますし(※アシカはイルカと違って短い毛は生えてます)、その他はふわふわした見た目です。
大人のオタリアのオスはちょっともう、異次元の世界ですが(笑)ライオン?
というのも、アシカは水族館で見られるのは「カリフォルニアアシカ」という種類なので比較的温暖なところに住んでいる種類だし、トドはそれよりもっと北の寒いところに住んでいるからかと思われます。
オタリア(オス)は…、たてがみっぽいし、強さの象徴??ライオン?
オットセイとアシカとトドとオタリア【体の色の違い】
体の色もそれぞれ微妙に違います。ただし、こんなときには違った色になるのでご注意を!!
→濡れてるor乾いてる、成長による変化、個体差など。
- オットセイ 灰(茶)色がかった黒色
- アシカ 茶色がかった黒色
- オタリア 茶色がかった黒色(たてがみは明るい茶色)
- トド 背中が茶色、お腹と手足は黒色
ほとんど黒っぽい、少し茶色や灰色がかった色をしています。乾くとより明るい色合いになりますね。
4種類を比べると、トドは少し薄めの茶色をしております。
どうでもいいですけど、黒い生物ってやたら格好良いしかわいいですよねvV
うちのブラックゴーストもしかり、将来犬を飼うなら黒いポメラニアンとか良いかなって…黒柴犬も良いけど(何の話
オットセイとアシカ【毛の生え方の違い】
結構わたしにとっては興味深い話です(^ω^)あれだけ似ているように見えて、体の構造も違う、やっぱり別の種類なんだなぁって…!
オタリア、トドの資料は見つけられなかったので、オットセイとアシカの毛の生え方の違いを見てみます!
- オットセイ 長い毛が1本・短い毛が50本で1つの束になっている
- アシカ 長い毛が1本・短い毛が5本で1つの束になっている
やはりオットセイの方が毛がふさふさしてるし、寒いところに住んでいるだけあって、防寒対策に気合が入っていますね!
とはいえアシカも、1本+5本で1つの束になってるなんて。水に潜ると体温を奪われますし、アシカだってきっちり防寒してますよね^^
ですが悲しいことに、上質の毛皮!!とか言ってオットセイなどが乱獲されていた側面もあったようです。
オットセイの英語名は「fur(毛皮) seal」…とんでもない名前だ。
毛皮の乱獲で絶滅に瀕している動物だっているのに(ネコ科とか多いですよね)、本当…化学製品よもっと発達してくれと思う珍しい事案です(´`;)
オットセイとアシカとトドとオタリア【脚の先の長さの違い】
脚の先が揃っているか!これは大学で実際に教授が言ってた面白い見分け方法です^^
足の指の長さが全部だいたい同じか、差があるかってことですね。外側ほど長くなります。
- オットセイ 揃っている
- アシカ 不揃い
- オタリア たぶん不揃い
- トド たぶん不揃い
…オットセイとアシカについてはきちんと習ったのですが、オタリアとトドについてはわたしによる観察です^^;
合ってると思いますが、一応たぶんにしておきました…
足を閉じていると分かりにくいのもありますし、十分に開いている時を狙って観察しましょう!
顔も似ているオットセイとアシカの見分け方ならば、この足先の違いが一番決定的かもしれません^^!
「オットセイとアシカとトドとオタリアの違い!見分け方は意外と多い!」まとめ
水族館でも人気の、オットセイとアシカとトドとオタリアの違いについてたくさんお話してみました。
たしかによく似ているけれど、これだけ違いがあるので、注意深く見てみれば意外と分かりますよ^^
ただ見ているだけよりは、知っていることも踏まえて観察する方が楽しさもぐっと強まるはずです☆
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
しずくでした。