こんにちは、水族館巡りが趣味なしずくです。
今年も茨城県に旅行に行ったとき、行ってきましたよ!アクアワールド大洗水族館に…!
印象に残ったのはサメの種類の多さと、それにマンボウが大変な大きさの規模で飼育されていることでした(゜゜)
マンボウは日本最大の「マンボウだけの水槽」で、たしか6匹ほどいたでしょうか?
マンボウが大きな水槽にいる水族館はいくつかありましたが、専用水槽でこんなに大きい水槽があるなんて、とってもびっくりしてしまいました><
巨大なマンボウがゆったり泳いでいましたが、マンボウって一風変わった外見をしてますよね。
ここでふと思い出す…「マンボウは弱い(最弱)」って噂があったよなぁ。と。
それは見た目と違わず特異な生態をしてますから、それが弱い風に見えたのかもしれないってのは分かるんですけど…なにもそこまで弱くはないんですよ!?
大きさも物凄く大きいし、マンボウの種類だって実は6種類もいるし。
実際に水族館の飼育員とか大学教授のマンボウについての説明を聞いたこともありますし、その辺もしっかりまとめていきますo(・・´)
目次
マンボウの変わった生態から、本当に弱いのか読み解く
マンボウの生態は本当に、他の魚と比べて不可思議なことばかり。
それがマンボウの魅力でもあるはずです!
「マンボウは弱い!!」と言われるのがこの生態から来る誤解(時には本当のこともあるけど…)だということを説明していきましょう^^
7つの生態のお話に分けましたので、どうぞ!
マンボウは泳ぎがかなり苦手
マンボウは見るからにぼーっとしてる通りで(マンボウに失礼)、泳ぎは得意じゃありません。
なんたって魚の「泳ぎ」を司る要(かなめ)である、尾びれが無いんですから…!!
マンボウのあの平たい尾びれのようなものは、背びれと尻びれが進化した舵びれと呼ばれるものです。尾びれは退化してます。
でも、それがマンボウの取った戦略だと思うんですよね><
大きさが大きいからゆっくり泳いでいても天敵もそういないし、ゆっくり泳ぐことでエネルギー消費を抑えることも出来る。マンボウはそういう生態を選択したということ。
別に「早く泳げる魚=強い」、「遅い魚=弱い」じゃあないってことです!!
(一応マンボウはゆっくり方向転換もできるし、餌を取る時はそこそこ速く泳いだりも出来ます。あの体型がマンボウにとって楽なんでしょう。多分。)
ちなみにこれが、マンボウの泳ぎです。平和そのもの(笑)
見やすくて素敵な映像をありがとうございました!!^^
マンボウはクラゲを食べる生態…消化器官が弱い!
「マンボウは魚の骨やエビの殻を飲むとつかえて死ぬ」なーんてデマが流れていますが(^∇^`)
本当です。 (えっ、デマじゃ…)
そもそもマンボウは、柔らかいクラゲを主に食べるって損な生態の持ち主で…、
そんな美味しくないもの食べてていいんですかい!?人…魚生損してないといいんだけど。
クラゲ以外の動物プランクトンやエビ、イカなんかも食べてる形跡があるし、一応それくらいは食べられるようですね(エビの殻でつかえるのはデマかな)。
魚生楽しんでるといいな?
これもマンボウがゆったり泳いでエネルギーを抑えている要因の一つではありそうですが、水族館では苦労してるみたいですよ。
魚介類をミキサーにかけて柔らかくしたり、それをゼリー状に固めたりしているそうな。
やっぱりこれも、マンボウは「消化器官が弱い」ってのが本当だからですね。
それにしても水族館のマンボウは、カキとかエビとか魚とか良いもの食べてるみたいでいいね(´ω` )
マンボウの日なたぼっこは寄生虫のせい
マンボウは英語でオーシャン サンフィッシュです。
これは、マンボウが水面に横たわっているのを「太陽みたいだっ!」と付けられた名前らしいのですが…
太陽かぁぁ!?
いやでも、海にいる時にマンボウが出てきたら、その丸くて大きなフォルムから太陽を連想するのかも。
マンボウの日光浴って意味で太陽だと考える手もあるけどどうなんでしょ。
前置きはともかく、このマンボウの横たわりは本当に日光浴が目的だと考えられています。
マンボウにたっぷり付いている、寄生虫を焼いちゃうためですね!
鳥に寄生虫を取ってもらうとか、寄生虫は関係なくて弱ってるから体力を回復させているとか、所説はありますが。
でも普通、マンボウが鳥たちにつつかれてたら、絶対にマンボウが食べられてると思っちゃいますよね!?そうするとマンボウは鳥より弱いっていう…。
こんなに見事に横たわってるのを理由も知らずに見たら、弱い可哀そうな魚に見えますわな。マンボウは。
マンボウの水面叩きつけも寄生虫のせい
マンボウはジャンプして、水面に叩きつけられる衝撃で死んでしまう!?
この噂は、嘘だと思います。
マンボウは泳ぎはゆったりでジャンプすらできない!という方もいますが、ジャンプできる能力は持ってますのでこの点に関しては本当です。
マンボウのジャンプシーンは撮影されててわたしも見たことありますからねぇ、水族館でもたまにやるらしいですし (((ノ・ω・)ノピョーン
マンボウには寄生虫がとんでもなく多い(!!)ってのも本当で、マンボウは寄生虫を振り落とすために全力でジャンピングしてるのです。
でも、そのせいで死ぬほどマンボウの皮膚は弱くない…むしろ普通の魚より皮膚の厚さは分厚いくらいです><
これは本当か分かりませんが、名古屋港水族館ではマンボウを「1.5m上からコンクリに落としても大丈夫だった」とまで言ってたとの情報が。いやっ、それ大丈夫だったら逆にビックリですけどね!!?
マンボウの肌はどうも弱いらしい…ってのが脚色されて、こんな大げさになっちゃったんですねぇ(・・;)
マンボウは皮膚が弱いのは本当
まぁ水面叩きつけは大丈夫でも、マンボウの皮膚がけっこう弱いというのは事実です。
マンボウの聖地、アクアワールド大洗水族館のマンボウ水槽を見に行ったら・・・、なぜかクッション的なのが壁一面についていました。水槽なのに(・‐・)?
奥側の壁だけじゃなくて、ガラス面にもビニールみたいなものが覆われていて、わたしとマンボウとの視界を若干遮ってるような気がします~。
わたしも見た時、「なんだこれは。マンボウの治療中か何かかな?」
と思いましたが、これがマンボウの生態に関わっていたんですよね!
マンボウは壁やガラスにぶつかってしまうと、皮膚が傷ついてしまって弱って最悪の場合死んでしまうんです…。
「マンボウには鱗(うろこ)が無いから仕方ないか」と思いがちですが、実は細かい鱗があるし、寄生虫から身を守る分泌液もあります。
でもそれだけ万全な装備も、傷つくことでそれらがなくなると、あっという間に寄生虫にやられてしまうんです;;あれだけおっとりしてますから、装備がなくなればいかんとも><
そういうわけで、マンボウの皮膚が弱い…というか、皮膚に傷が付いた場合に弱い生き物だと言えるでしょう。
マンボウ驚きの生態・生物最多の卵を産む!
マンボウには「生物で一番」というすごい称号を与えられる、ある生態があるんです!!
それが「産卵数」。マンボウは実に3億個もの卵を産むすごーい生物なんですっ(>∇<*)
でも、すごいすごいと言ってられなくて、裏を返せばそれって「マンボウが世界一弱い最弱の生物って証拠なんじゃ(´~`;)」って声も出てくるわけです…。
一番生存率が低いって意味では弱いのかもしれませんが、わたしはそれは生き残る戦略の一つだって思ってます。
マンボウより大きなサメや鯨は、体の中である程度育ててから赤ちゃんを産むし、他の魚も、卵のサイズを大きくしたり、少ない卵を岩などに産みつけて親が守ったり、色々考えて戦略があるわけであって…
マンボウはそりゃ稚魚は弱いかもしれないですが、小さくてもいい!守らなくても良い!とにかくたくさん卵をバラまけ~っていう立派な戦略、なんですよね(・∇・)!
稚魚マンボウの勇士
マンボウの稚魚、見たことありますか??マンボウとは思えませんよ(笑)
これ、太陽!(サンフィッシュ!?)いや、コンペイトウ!!(笑)
めっちゃかわいいですよねぇ(*´艸`*)
マンボウの稚魚のささやかな(?)攻防です。このトゲトゲで敵に食べられないようにしているわけですよ。
マンボウの稚魚は3億匹いても、生き残れるのは平均2匹なんです。(生息数が変動しないように。)
そんな過酷な生存競争で、生き残ろうと必死なマンボウ…。
マンボウの生態から、弱いと言われるマンボウがいかに生き残ろうと必死なこと、無駄なようで意味のあることをしていたこと…分かって頂けたでしょうか><
一見かなりの不器用に見えるマンボウですが、次は彼らが必死にエネルギーを使って得た「大きさ」の話をしたいと思います。
マンボウは強いかも?と思ってもらえる!かもです(笑)
マンボウの大きさの秘密に迫る
マンボウの大きさって、不可思議なくらい大きいですよね…。水族館にいるマンボウの大きさはそんなでもない(?)ですが、まだまだまだまだ大きくなります><
マンボウの最大の大きさや、大きさのメリット、天敵がいるのかを見ていきましょう!
マンボウの大きさは最大何m?
マンボウの大きさは最大約3m、2t以上もあります!
…が、世界的には5m近い大きさのマンボウが確認されているとの話もあります(゜゜;)
マンボウって顔も怖めだ(と思う)けど、この大きさだとマンボウの威圧感ハンパないです;;
ちなみに魚の大きさトップは、
- 世界最大(最重量)の硬骨魚類: マンボウ
- 世界最大の軟骨魚類: ジンベエザメ
- 世界最長の硬骨魚類: リュウグウノツカイ
になります^^(※諸説あり)
マンボウの巨大はく製を水族館で見たけど、とんでもない大きさだもんなぁ。
なぜマンボウがあんなに大きいのか!
上の章でも少しお話ししましたが、やっぱりマンボウの体の大きさのメリットは「天敵を減らすこと」だと思います!
クラゲなどを餌にしながらゆっくり泳ぎつつ、消費を抑えて、体を大きくすることに一番エネルギーを使ったのでしょう。
マンボウの持つ武器は一にも二にも、その「大きさ」です!^^
大きなマンボウの天敵はいるの?
明確には答えが見つからないのですが、マンボウの天敵はサメであると言われています。
いくらマンボウの大きさが大きいために天敵が少ないと言っても、サメの仲間の一部も大きいですからね、ある意味仕方がないのでしょう。
アシカに捕食されてる衝撃写真も出回ってますが、本当なのか?健康なマンボウが生きているうちに襲われたのか??定かではありません><
たぶんわたしの考えでは、あそこまで大きなマンボウを襲う天敵はそういないと思います。やっぱり獰猛で大きなサメくらいでしょうか?
ところで、マンボウマンボウって言ってますが、マンボウは一種類しかいないと思っていませんか!?
なんと6種類もいたんです。あなたの見たことのあるマンボウはどの種類かな??
マンボウの種類は6種類もいた!
マンボウはフグ目マンボウ科の魚ですが、マンボウ科は6種類もの種類に分かれていました!
- マンボウ属 マンボウ
ウシマンボウ
ゴウシュウマンボウ - ヤリマンボウ属 ヤリマンボウ
トンガリヤリマンボウ - クサビフグ属 クサビフグ
でも、日本で見られる種類はマンボウとウシマンボウだけなんですよ。日本の水族館にいるのもこのマンボウ属の種類だけで、もし他の種類のマンボウがいたら超レアです!
ヤリマンボウ属のマンボウは舵ビレの真ん中が尖っているのが特徴、クサビフグは形が丸いというより細長い楕円形をしているのが分かりやすい特徴ですね。
ちなみにウシマンボウって種類はごく最近発見された種類でして、不思議なマンボウは分類も難しいみたいです。これはまだまだマンボウの種類が増える可能性あり、って思っちゃいますね!
「マンボウの生態が面白すぎるせいで弱いと誤解される!?大きさや種類も紹介」まとめ
今回は海の人気者・マンボウについて、気になることをとことん見ていきました!
マンボウの生態にからめて、マンボウが弱いって言われている噂にもしっかりと深い意味があることが分かったと思います。
これを読んで、やっぱりマンボウ弱いじゃん?と思うのも、マンボウはすごい!大きさも半端ないしすごい生き物だ♪と思うのもあなた次第です(笑)
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
しずくでした。