ペンギンって、ヒナも親も何であんなにかわいいんでしょうか!

わたしは海洋生物系の大学に入って、その頃からペンギンの飼育実習に行ったり、ペンギン全種類見分けられるようになってたりと
ペンギンラブvな人間でした(´∇`)

なので今回お話しする「ヒゲペンギン(アゴヒモペンギン)」の存在も知っていたのですが、すっごく変わった顔をしていますよね!?

あんまり特徴的なので、水族館で見てもすぐに分かりましたよ(笑)

けれど、このヒゲペンギン、実は全国でも3か所の水族館でしか飼育されていない、非常にレアリティの高いペンギンなんです…!!

せっかくこの貴重なヒゲペンギンを見るのですから、一体どんなペンギンなのか知っておいた方が良いですよね!

しかも、もっと貴重なヒゲペンギンのヒナも見ることが出来たら超勝ち組ですよ…っ(゜∇゜*)

ヒゲペンギンの特徴や、ヒナが産まれるタイミングなど、ヒゲペンギンのことについて沢山お話ししていきます♪





ヒゲペンギンは全国で3つの水族館でしか見られない貴重なペンギンです!

ヒゲペンギンが飼育されている水族館は、現在

  • 名古屋港水族館(愛知県)
  • アドベンチャーワールド(和歌山県)
  • 長崎ペンギン水族館(長崎県)

の3か所だけです!

名古屋港水族館とアドベンチャーワールドの2か所だけだったのですが、その2か所からの提供を受けて、2015年に長崎ペンギン水族館でも飼育されるようになりました^^

ヒゲペンギンは南極やその周辺の島に住むペンギンですから、水族館で飼うのが難しいんですよね!

わりと新しめの水族館の長崎ペンギン水族館ですが、さすがペンギンに特化しているだけあって頑張っています!

わたしがヒゲペンギンを見た水族館は、名古屋港水族館です(・∇・)

とっても広い水族館で、日本トップレベルの水族館だからこそ、ヒゲペンギンを飼える施設も作れたのではないでしょうか!

名古屋港水族館では、コウテイペンギン、アデリーペンギン、ヒゲペンギンという「南極に住むペンギン全3種」が揃って暮らしていて、ものすごく見ごたえバツグンでしたっ。

ジェンツーペンギンもいたなぁ…

その中でもアデリーペンギンが多かったと思うけど、ヒゲペンギンもけっこういましたよ☆

お客さんはみんな、大きすぎるコウテイペンギンの方ばかり注目していたので、ちょっと寂しいなーなんて思いながら…笑

コウテイペンギンと同じくらい、水族館では珍しいヒゲペンギンをぜひ良く見てみてくださいねっ♪

その特徴的な顔、一度見て損はないヒゲペンギンです(´ω`*)
その特徴的な顔と、さらに特徴的な性格などもこれからお話ししていきましょう!

ヒゲペンギン 水族館 ヒナ 特徴

ヒゲペンギンの特徴的な顔!性格も特徴的?

ヒゲペンギンの、とっても特徴的な顔の模様!
見間違えようがありませんよね(´∇` )

ヒゲペンギンの見た目の特徴や、性格面での特徴などを見ていきましょう。

  • 分かりやすい名前!本当にヒゲ(アゴヒモ)があります
  • 性格はケンカ好き?とびかかるヒゲペンギン

この2つのお話をしていきます♪

分かりやすい名前!本当にヒゲ(アゴヒモ)があります

ヒゲペンギンの最大の特徴が、そのヒゲ(アゴヒモ)模様!

わたしがヒゲペンギンを見た時、
「本当にアゴヒモをしている…!!!!」(別名アゴヒモペンギンの方がドンピシャ)

と、ものすっごく感動しました(*´O`*)笑

ヒモのついた帽子をかぶった時のような…、黒い線がヒゲペンギンのアゴには1本通っています!

ヒゲペンギンの模様は、ペンギン界で一番へんてこな模様だと思ってるんですが、なぜこんな模様があると思いますか…?

わたしにも分かりません。
アゴヒモペンギンにも分かってるのか分かりません(笑)

もし、推測できる方がいらっしゃればぜひ教えて頂きたいです!!!

ちょっとわたしの推測?というか、
ヒナの時はこんな模様はなく、この模様が出来る前は灰色+白のツートンカラーなんです。

頭が灰色でお腹側が白なんですが、その境目が、親ヒゲペンギンのヒモ模様に合致しているような…。
境目が濃く残ってしまった…???

だから、なんで!? って話でしたね、、(苦笑)

性格はケンカ好き?飛びかかるヒゲペンギン

なんと、温和そうに見える(?)見た目からは相反して、ヒゲペンギンはとてもケンカ好きな性格を持っているんです!

これはヒゲペンギンの特徴的な性格と言っていいと思います(゜゜)

アデリーペンギンがペンギンの中で一番攻撃的な性格というのは、わたしが以前の記事で書きましたけれど、自分から仕掛けることはなくて、ケンカ好きではありませんでした。

ペンギンの中にはおとなしい種類もたくさんいますから、このヒゲペンギンのケンカ好きな性格は特徴的だと言って良いと思います><

実際に、名古屋港水族館にいるヒゲペンギンも、エサの時間にケンカを始めていました!!

他の種類のペンギンたちより、一番奪い合いが目立っていましたよ…(^^;)

コウテイペンギンはいつも落ちついているし、そういうペンギンたちの性格の違いを観察するのもとても面白いですね☆

奪い合いをしているくらいならまだ可愛いものかもしれませんが、ケンカがひどくなると飛びかかっていくこともあるそうで!(゜゜)
大胆なヒゲペンギンですね…っ。

そんなケンカっ早いヒゲペンギンですが、なんとヒナの頃は、とても気品あふれる感じなんです!!
次は、大人のヒゲペンギンからは想像もできない、かわいいヒナの話です^^





ヒゲペンギンのヒナは想像できないくらいかわいい!いつ見られる?

ヒゲペンギンのヒナは、大人のヒゲペンギンとは全然似ていなくて、気品あふれる白銀一色のやわらかな毛並みなんです!!

産まれた時は白銀一色で、徐々に灰色と白のツートーンになっていくんですよ(・∇・)

ちょっと、大人気のコウテイペンギンのヒナを超える認知度になることは、難しいかもしれませんが…でも他のペンギンのヒナと比べても、相当かわいいと思います!

ぜひともこの目で見てみたいですね(^^*)

  • ヒゲペンギンのヒナが産まれている水族館はここ!
  • ヒゲペンギンのヒナが産まれる時期は?

この2点を抑えておけばOKです!

ヒゲペンギンのヒナが見られる水族館はここ!

ヒゲペンギンのヒナが今までに産まれている水族館は、名古屋港水族館アドベンチャーワールドの2か所です!

ヒゲペンギンの飼育されている水族館自体が3つなので少ないですから、ヒナが見られる水族館も限られますね><

長崎ペンギン水族館はヒゲペンギンの飼育を始めたばかりですし。

ヒゲペンギンの繁殖に日本で初めて成功したのは、名古屋港水族館なんですよ!

つくづく、すごい水族館に行ったものだなぁと思います。なんとなく行ったのが悔やまれる…!

あなたはわたしみたいにならないよう、すごいものはすごいと知識をつけてから出かけて水族館を楽しんで下さいね~(´` )

名古屋港水族館とアドベンチャーワールドでヒゲペンギンのヒナは頻繁に産まれているようで、2016年にも産まれていますが、毎年産まれるかは分かりません。

水族館公式のHPツイッターの公式アカウントでお知らせしてくれていますので、ぜひ時期になったらチェックをしましょう(^^)/

では次は、その「時期」がいつなのかをお話しします!

ヒゲペンギンのヒナが産まれる時期は?

名古屋港水族館とアドベンチャーワールドのどちらも、ヒゲペンギンのヒナが産まれるのは11月~12月が多いとのことです!

10月頃にヒゲペンギンは卵を産んで、ヒナがかえるのは11月下旬~12月上旬が一番多いということですね。

ヒゲペンギンのヒナは、産まれてすぐの頃が一番かわいいと思います><
2月頃になったら、親と同じくらい大きくなっているはず…!

産まれて間もない頃は本当にふわふわで、銀白色の身体に、黒いくちばしと目が映えて素晴らしくかわいい。

実際に見た方が良いですね☆
アドベンチャーワールドで撮影された動画なのですが、ヒゲペンギンのヒナがはっきり映っていますよ!!

1分の短い動画ですが、小さいヒナなのに巣作りのお手伝いをしてる…いや、しようと頑張っている(笑)のが愛らしすぎます!!!(><*)

貴重な動画をありがとうございました…!

ヒゲペンギンのヒナを見てわたしは、ネコの「ロシアンブルー」の子猫を思い浮かべました。
一番好きなネコの品種です…ヒゲペンギンのヒナ、めちゃめちゃ魅力的(*´u`*)

見られる水族館は今のところ限られていますが、ぜひヒゲペンギンのヒナに会いに行ってみてくださいね♪

次はちょっと水族館から離れてみて、実際のヒゲペンギンはどこにいるのか??をまとめてみました^^

日本の水族館では珍しいヒゲペンギンだけど、なんと自然界ではペンギンの中でもトップの個体数だった!!?

ヒゲペンギンの島?他のペンギンと器用にシェアする生息地、繁殖地

ヒゲペンギンは自然界で多くの個体がいることが分かっていて、「ヒゲペンギンの島」なんて呼ばれる、ヒゲペンギンだらけの島があるとか!?

  • ヒゲペンギンが大量にいるという島はどこ!?
  • 他の種類のペンギンと上手く共存するヒゲペンギン

この2つから、自然界のヒゲペンギンの暮らしぶりを見てみましょう☆

ヒゲペンギンが大量にいるという島はどこ!?

ヒゲペンギンが200万羽もいるというザボドフスキー島という島があります!

本当にヒゲペンギンだらけです…(゜゜;)

ザボドフスキー島というのは南アメリカと南極の間くらいにある島で、サウスサンドウィッチ諸島の最も北にある島です。

このサウスサンドウィッチ諸島、ものすごく綺麗に島が並び過ぎていると思うんですが何なんでしょうか…??

どうやらヒゲペンギンは、ここに多く巣を作っているようですね!

他の種類のペンギンと上手く共存するヒゲペンギン

ヒゲペンギンの生息地は、南極や、南極周辺の島々です。

アデリーペンギンやジェンツーペンギンもそうなので、生息地や繁殖地がかぶってしまうこともあるんです!

すると、どうすると思いますか?ケンカになる…?

実は、ヒゲペンギンやアデリーペンギンたちは見事に生息地や繁殖地の住み分けをしているんですよ!違う種でもすごい気遣いですね!

ヒゲペンギンは斜面の、高いところに巣を作る傾向にあるんだとか。

その証拠に、水族館でも岩の上など、高い位置に巣を作っていますよ^^

それぞれが生き残りやすいために、きちんと住み分けをする賢いペンギンの話でした…!

ヒゲペンギン 水族館 ヒナ 特徴

ヒゲペンギンは水族館では貴重!特徴的な顔だけどヒナの頃は気品あふれる白銀のまとめ

今回は、ヒゲペンギンについて詳しくまとめてみました!

あまり知られていないと思われるヒゲペンギンですが、日本の水族館で見られるのは貴重なことや、変わった特徴や性格を持っていることが分かりましたね^^

そして、ヒゲペンギンのヒナが、ペンギンの中でも超絶にかわいいヒナだということも!!

ヒゲペンギンのヒナはわたしもすっごく気に入ってしまって、かわいいキングペンギンの次に…いや、匹敵するくらい好きかも知れないです><!

ぜひ、ヒゲペンギンの魅力を感じに水族館へ行ってみてくださいね♪

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

しずくでした。