こんにちは、アウトドア好きしずくです!
小さい頃から父に連れられ家族でしょっちゅう車中泊。大学では親元を離れましたが、ゆかいな仲間達に出会ったために無謀な(!?)アウトドアしてました。
さすがに子どもだったし家族で冬に車中泊をしたことはないんですが、大学ではやってしまいましたね…。
すっごく過酷だったので、冬の車中泊についてわたしが体験したことをまとめておこうと思います。
きっと誰かの役に立つであろう(´ω`)゙
「宿とればいいじゃん!」と言われますが、やっぱり車中泊には車中泊の良さがあるんですよね…!アウトドア派なら分かると思います、多分。
楽しいし、澄んだ冬の季節には星も見たいし、お金が浮くし!
ちょっとでも快適で、それに安全な車中泊を楽しむためにどうぞお読みください☆
目次
エンジンや暖房かけっぱなしで車中泊は危険?
冬の車の中は極寒ですよね!車で出かける前に家族のために暖房をかけとく、なんてのも母がよくしてくれてたことです。
冬に車中泊する時も当然、暖房を付けたい…のですが、ちょっと待って下さい。
車内で暖房をかけて寝るのは危険な、やめるべき行為です!><
- エンジン・アイドリング音と振動問題
- 排気ガスが原因で死亡の危険も
この2点に分けて見てみましょう!
エンジン・アイドリング音と振動問題
エンジンをかけたまま停車するアイドリング状態でいると、当然ですが音がうるさいですよね。
パーキングなど周りにも人が来る可能性がある場所では、非常に迷惑になります。やめましょう!
「車中泊するから」といって良い位置をとっていると、その周りに他の人も駐車したいのにエンジン音がうるさくて遠くに止めざるを得ない…そんなことになる可能性もありますね;
それに、アイドリング状態でいると自分の車にも、自分の体にもダメージがあります!
車中泊するくらいの長時間アイドリングしていると、エンジンやバッテリーにダメージがあります。
それに、振動している中で寝ても体は全然休まりません(´・ω・`)
いくら暖房をかけて暖かくっても、休まらないんじゃ車中泊する意味がありませんよね。
しかも、もっと恐い危険性もはらんでいるんです!!
排気ガスが原因で死亡の危険も
車に乗る上で多くの人が避けて通れないのが、排気ガス問題。
電気自動車もありますが、まだまだ本当に普及率は低いです。
冬の車中泊でエンジンをかけて暖房つけっぱなしにしていると、排気ガスがたくさん排出されます。
環境への気づかいに敏感な昨今、これだけでも環境によろしくなく批判を買いそうなのですが、もっとよろしくないのが「自分が一酸化炭素中毒で死亡するリスクがあること」です;;
雪が降る地域ならその深刻さはより深まります。廃棄口がすっぽり雪で覆われる可能性があるからです。
いくらなんでもこんな、「エンジンの振動で休まらない」「エンジンの排気ガスで死亡するリスク」におびえながら車中泊したくはありません(;ω;`)
乗せてもらってドライブ中にうとうと…はありますけど、睡眠は別問題ですよね。アイドリングで車中泊はわたしは絶対無理です。
冬の車内の寒さが厳しいのはもっともなので、車の暖房以外の方法を一緒に見ていきましょう!!
寝袋or布団?冬の車中泊に最適なのは!
車中泊では、わたしは寝袋と布団両方やったことがあります。
冬の車中泊の場合は寝具が重要になりますので、しっかり見ていきましょう!
- 寝袋は超暖かいし荷物にならない
- 布団なら防寒グッズを使おう
寝袋が便利なのは分かりますが、「布団しか持っていないけどいけるかな?」という人も要チェック!
寝袋は超暖かいし荷物にならない
寝袋の良さは、コンパクトになってかさばらないだけではありません。寝袋は、すっごくあったかいです!
最初はシャカシャカした素材なので暖かくないですが、次第にポッカポカになるんですよね(*^^*)
まぁわたしは寒がりなので、冬の車中泊の際は寝袋でもかなり大量に着込みました。
顔は寒いけど寝袋に潜ると息苦しいので、マスクをしていた記憶があります…。
夜中に何度か起きて換気しようと窓を開けるのですが、冬の風が入って寒い寒い!だから喉を痛めないように、わたしはマスクをしていました。
ちなみに夜寝る用のうっす~い生地のやつがおすすめです。こういう防寒グッズも上手く活用していかないとね!
本当に寒い時期&地域での車中泊なら、次に挙げる防寒グッズも併用してみてくださいね^^
布団なら防寒グッズを使おう
もちろん布団も重ねれば暖かいし寝袋のような窮屈さもありませんが、なにせ荷物になります。
車内はフラットにしてもでこぼこするので、薄い布団を敷きつめてよりフラットにするのには便利でしたけどね。
まぁできれば少しでも布団の量を減らして、代わりに電気敷き毛布、湯たんぽ、カイロなどの防寒グッズを使いましょう!
湯たんぽは少々面倒ですが、お湯を沸かせるor貰える環境であれば。
カイロは1つ数十円で買えるし、便利な防寒グッズです。ただしカイロを使用したまま眠るのはやめた方がいいかと…低温やけどの恐れがあります><
わたしは冬、起きている時にカイロをずっと腰や足に貼っていた時がありましたが、熱くなってずらしたくなる時がありました;
冬の車中泊をする時は、最初の暖かくなるまでの間に使用するのにはとても有効だと思います。
冬はまず寝付くまでが一番寒くて辛いですからね^^;
そして、一番おすすめな防寒グッズが「電気敷き毛布」です!
かーなーり暖かいです。布団に入った瞬間幸せです。
家で使う用の電気敷き毛布は電圧が高すぎるので、ポータブル電源を使うか、車内用の電気敷き毛布を購入しましょう。
冬の寒さが一番伝わるのは「窓」から!
冬の車中泊の際どこから一番寒さが伝わるかといえば、窓です。
窓全体から寒さが伝わるのと伝わらないのでは寒さが全然違ってきますね。
そこで役立つ防寒グッズは「銀マット」!
安い100均などの薄い銀シートでも代用できますが、やはり断熱性能は全然違うと思います。
銀マットでも万能って訳ではなく、自分で切って窓にはめて車中泊はしたことがありますが…ひんやり寒さは伝わってきましたね(汗)
貼らないよりは全然マシだし、窓に近づきすぎないようにするなどで補いましたが。
ちなみに値段を気にしないなら、市販の車用断熱シェードが一番いいです!
断熱シェードを冬に使った人の感想を聞くと、「やはり違う。断熱性は冬も夏もよく発揮してくれる」とのことです。
冬の車中泊に快適さを求めるならば、やはり一番は市販の車用断熱シェードになりますね><
窓への防寒グッズの取り付け方?
車用断熱シェードはもう、そのまま取り付けられますよね(笑)車用ですから!
問題は自作した防寒グッズ。銀マットや銀シートは窓にどう取り付けるんでしょう?わたしは最初、これで苦戦しました;
まず実際に使っていた銀マットですが、新聞紙などで窓の型をとって銀マットを切り抜いたりくっつけたりして作るんですけど、
大きいからと言ってくるくる丸めると窓にはまってくれません。
これ、やらかしました^^;
冬の車中泊ってだけで色々な防寒グッズがかさばるので邪魔ですが、銀マットは車のトランクとかにそのまま積んでおかないとだめですね。
大きめにカットしていれば、車の窓に上手いことはまってくれます!
次に、薄い銀シートです。
こいつは窓にかっちりはまったりはしません、ぺらぺらします。
なので防寒グッズとして取り付ける際には、両面テープで固定したり、吸盤でくっつける必要がありますね!
次はその他にもあったら便利!という防寒グッズを紹介します^^
その他、冬の車中泊におすすめな防寒グッズ
寝袋、布団、窓への断熱材の他にもご紹介したい、冬の車中泊に便利な防寒グッズがあります。
わたしがいいなと思う防寒グッズ3点をご覧ください!
銀マットを敷く!
いきなりまた出ました銀マット(笑)
窓に貼るだけではない使い方、それは、冬の車中泊で寝るときに下に敷くことです!
断熱効果があるので、車から直に伝わる冬の寒さを軽減することが出来ますよ♪
体のサイズに合わせると大きくなりますが、これはくるくる丸めてもOK(^ω^)ぜひお試しあれ!
あると便利!ポータブル電源
防寒グッズ…というか、防寒グッズを使うためのグッズですね!?
車から電気をとらなくても良くなる、持ち運びタイプの電源です。
電気敷き毛布もそうですし、お湯を沸かすのにも使える。エンジンをかけながら車中泊はしたくないので、なにかと電気が必要な冬にぴったりのアイテムです!
お値段はだいたい1万円~するので高価ですが、1つあるとレジャーに大活躍で便利なのは間違いないですね^^
暖かい食べ物・飲み物
あったらとっても嬉しいですよね~、暖かい食べ物や飲み物は!
これもポータブル電源があれば、より楽に実現できますね。
パーキングエリアなんかでは、無料でもらえる暖かいお茶が非常にありがたい…!!
体を温めてから車中泊できるのは、落ちつけていいですね♪
あ、だからと言って、お酒を飲んでは駄目ですよ!?
迷惑な人が来てちょっと移動したいな~と思っても車を動かせなくなるし、場合によってはエンジンをかけていただけで飲酒運転になることも…。
楽しく過ごしたいのは分かりますが、シラフで明るく過ごしましょう(^v^)
冬の車中泊に適した駐車場所は?
冬の車中泊、どこでも好きなところに停めちゃいそうなんですが、こういう場所がいいよ(・д・´)というおすすめを2点紹介して締めようと思います!
平らなところに駐車する!
そんな、わざわざ坂に車中泊しないよ!!と思うかもしれませんが、意外にフラットに見えても少しの傾斜があったりするもんです…。
少しの傾斜なら車が坂を転げていったりはしないかもしれませんが、体には負荷がかかります。
起きたら体の一部、肩などが重い…。寝苦しい車中泊だししょうがないか;というのは、この傾斜が関係していることがあります><
車中泊をする場合は体のことも考えて、平らなところに停めるようにしましょう!
タイヤの下に何か雑誌などを挟んだりすることもありますよ。
屋根のあるところで寒さ軽減
車中泊ということで、急な雨を防ぐというのもありますが、もっと重要なのが「冬の寒さを和らげる」ということです。
どういうこと!?と思う人もいるでしょうが、晴れた日より曇りの日の方が暖かい、というのは聞いたことがないでしょうか?
夜間、地表面の空気が放射されて地表が冷えるんですが、雲があると熱が宇宙へ逃げるのを邪魔してくれるんです。
晴れている場合、屋根がその役割をしてくれる…ということですね!
なので、出来るだけ屋根の下に車中泊をした方が、冬の寒さを少しでも和らげることができます。
「冬の車中泊は暖房かけて平気?寝袋と布団の比較!窓対策や防寒グッズも」まとめ
冬の車中泊について不安なところも沢山あるかと思いますが、わたしが伝えたいことを全て書かせて頂きました。
自身の健康に直結する部分なので、くれぐれも油断せずに、色んな知識をもって臨んでくださいねっ!><
それでは最後までお読み頂きありがとうございました。
あなたの冬の車中泊、アウトドア生活に幸あれ!