アンコウの旬の時期は冬の季節！部位ごとの味や食べ方、値段の相場は？

しずく

こんにちは、魚が大好きなしずくです。

見て癒されるのも魚。食べて満たされるのも魚。
魚はまさにわたしのパラダイスです！！（肉が嫌いとは一言も言ってない

いつも旅行に行って魚を食べたレビューをしたりしていますが、今回は古き良き味を思い出したいと思います。

地元付近の老舗的なところで、家族で食べに行ったアンコウ鍋。
アンコウは見かけはアレだけど味は良いってのは本当だったんです…！

アンコウはわりと普通に食べられている地域で、値段が高いのでめったに食べられる魚シロモノではないんですが…なぜかあのときだけは食べに行ったんですよねぇ（´｀*）

そう、あれは寒い冬の時期でした！

アンコウ鍋と言ったら旬は冬の時期だけど、アンコウ自体に季節とかはあるのでしょうか？
旬があるとしたら、季節ごとのアンコウの味は変わるのか？？

アンコウの旬や味、食べ方、値段などについて、アンコウについて気になることを詳しくまとめていきます＾＾

1 アンコウの旬の時期は真冬の季節
2 見た目はすごい！アンコウの味とは
3 アンコウの食べ方！鍋の味付けはどんな種類が？
4 鍋以外のアンコウの食べ方も色々
5 高級魚なイメージのアンコウの値段は？
6 「アンコウの旬の時期は冬の季節！部位ごとの味や食べ方、値段の相場は？」まとめ

アンコウの旬の時期は真冬の季節

アンコウ鍋、というか鍋の季節はもちろん冬ですが、アンコウ自体の旬も同じく「冬」だったのです！

鍋にピッタリの美味しいお魚が、旬も冬だなんてこれは冬の海の神様からの贈りものですね＾＾

アンコウの旬はなぜ冬なのか、冬以外の時期はアンコウを食べられないのか、味が変わるのかなどを見ていきましょう！

冬の味覚・アンコウの旬と理由は？

アンコウの旬は、12～2月という真冬の寒い時期になります。

旬のアンコウの身はとっても美味しいだけじゃなく栄養も満点です！アンコウ鍋はやっぱり冬の風物詩ですね～（＾u＾*）

しかも肝も、アンコウの旬の時期には大きく肥大して、食べ応えも味も抜群になります！！
アンキモはアンコウの部位の中でも、人気の部位の一つですよねっ。

アンコウの旬が冬になる理由は、産卵期が大きく関係しています。
アンコウの産卵期は春なんです。

産卵期の前には魚は栄養をたくさん摂って、卵のための栄養を蓄えなきゃいけないんですよね。
そりゃぁアンコウの身が旬にいっそう美味しくなるわけです＞＜

産卵期と身の美味しさの関係は分かったけど、肝はどうして大きくなるのかって？

実は意外にも、産卵期と肝（肝臓）は密接な関わりがありまして…、アンコウが卵を作るのには肝臓が作った栄養分が必要不可欠なんです。

肝臓が栄養を作り、それを生殖巣にどんどん送ることで卵を作るんですね！肝臓が大きいということは、卵を作る準備が整ったということ。

なので繁殖期前の冬の時期は、アンコウの身も肝も本当に一番味が良く食べ応えのある旬になると＾＾こういうことなんです。（※ふつう食用にするアンコウはメスです。）

旬じゃない時期のアンコウの味は…

そうは言っても、旬じゃなくてもそんなに味は変わらないんじゃない？？
とわたしなんかも甘く見がちなんですけど、アンコウは旬には結構シビアみたいで。。

鮟鱇（アンコウ）と、「魚へんに安いと書くのは春のこと」という川柳が詠まれちゃってる始末です＞＜

旬を過ぎたらアンコウの味なんて安っぽいよと。全然美味しくないよと言っているんですね；

まぁ頑張って産んだ生命の結晶、卵を産んでしまってからでは味が落ちるのも当然のことでしょうが…。

ん～、わたしは魚の旬ってそこまで気にしないんですけど・・。味が良いのはいいですけど、脂も多くなっちゃいますからね。あっさり派のわたしには旬じゃなくてもだいたい美味しく感じちゃうわけです。新鮮なら。

アンコウの獲れる時期については、あんまり出荷量は多くないですが、秋の初めとかにも出回ることがあるみたいです。

わたしがアンコウ鍋を食べたのは冬だったのですが、旬以外の時期でもアンコウは美味しいって人もいますよ！

どうなんでしょうか？試してみる価値はアリですが、そもそもアンコウの味ってどんなものなのか知らなければ意味がない、かも（笑）

見た目はすごい！アンコウの味とは

アンコウの見た目って、味なんて想像できないですよねー・・食べたことのない人にとっては（笑）
それくらいインパクトのある魚です！

すごいですよねー…でもひとたび食べて見ると、その味の絶品さに驚くと思いますよ＞＜

アンコウの身の味、アンコウの部位で人気な肝の味を主にご紹介します！

アンコウの身の贅沢な味

アンコウの身の味は、一言で言うと「すごく美味しい」！！

具体的にはアンコウはじっとして動かないタイプの魚なので白身で、白身特有のタンパクさがあります＾＾

ただタンパクなだけじゃなくて、しっかりしている感じもあって味もあって・・旬の時期には特に、食べ応えのある味ですね。

白身の中でも脂肪が多い魚もいますが、アンコウの場合は脂肪が少ないのが特徴です！低カロリーなのは嬉しいですよねｖ
アンコウの身は100g中60kcalほどしかないんです（＾∇＾）

ちなみに比較すると・・・他の白身魚では100gあたり、カレイは100kcal、脂肪の少ない魚と言われるタラでも80kcal、みんな大好き鮭に至っては140kcalもあります。

こんなに低カロリーなアンコウの身がどうして美味しいのかって言うと、「鍋にする」というのが一番のポイントかもしれません。

わたしの体験から思ったことですが、アンコウ鍋にするとアンコウの身以外の部位から旨味、それに皮などに特にたっぷり含まれるコラーゲンが溶け出して、身も何もかもより美味しくしてしまうんです・・！

まさしく鍋の魔法・・・（´艸｀*）
ぜひ旬の時期にはアンコウ鍋をおためしあれ！

というふうにカロリーも低く美味しいなんてウマいことだらけに見えるアンコウですが、アンコウの肝は高カロリーかも！？

アンコウの肝（アンキモ）の濃厚な味

アンコウの肝、つまりアンキモの味は超絶品！！
・・らしいです！

すみません、わたしは「肝…？」と思ってしまって食べなかったんですが（汗）

「アンコウ鍋はすっごく人気なアンキモを食べずとも満足するほどの味だったんです！」とでも言っておきましょう（

しかし、アンコウの身と違って肝は栄養のかたまり。ってことは上の旬の章でお話しましたね(´ω｀)ｂ

アンコウの肝のカロリーは450kcal/100gもあると言われています。ひええ・・・！

なぜ「アンキモ」なんて名前があるくらいにアンコウの肝が人気なのかって言うと、他の魚とは比べ物にならないほど濃厚で美味しいから。
他の魚の肝なんてぱさぱさしていて、美味しい味ではないです；

特に旬の時期のアンコウの肝は深～い味わいらしく、皆ありがたがって食べていたなぁ。

食べ過ぎでもしなければ全然、大丈夫だと思いますよ☆

脇役？なアンコウの皮の部分の味

アンコウ鍋の場合は、アンコウは骨以外全部食べちゃいます。

身も、肝も、皮も、その他の内臓も…。

臭味がなかったので身以外の味が溶けだしたスープはいけたんですが、皮や内臓などが苦手な人にはちょっと厳しい部分もあるのかな？？

わたしは実は身以外そんなに好きではないのですが、アンコウの皮は結構美味しかったです！

皮とか、ゼラチン質の多いところが結構あって、そういう食感があまり好きではない人には向かないかもしれませんね＾＾;

と、思ってしまいましたので、一応書いてみました！まぁそういうのも全て楽しめるのがアンコウ鍋の最大の良さなんですが、参考にしてください～。

それでは次は、アンコウと言ったら鍋！のアンコウ鍋に最適な味付けや、鍋以外のアンコウ料理も見てみましょう！

アンコウの食べ方！鍋の味付けはどんな種類が？

アンコウ鍋と一口に言っても、味付けはどんなものがあるの？とか知らないことも多いと思います。

アンコウの食べ方について、アンコウ鍋の味付けの仕方や味付けごとの特徴をご紹介します＾＾

アンコウ鍋と言ったら「味噌味」

まずアンコウ鍋の味付けに迷ったら味噌味ですね！

アンコウの旬の冬の季節にはアンコウ鍋を出してくれる料理屋が増えますが、多分、一番多い味付けがこの味噌味ではないでしょうか？
わたしも味噌味で食べました＾＾

お店で作ったスープと味噌が味わい深く、アンコウの味にとってもよく合っています。
またこの味で食べたいってくらい美味しかったですね～。

あっさり派必見、「醤油味」のアンコウ鍋

そして次の味付けが、醤油味です！あっさりした味付けなので、アンコウの味がより際立つらしいです（゜゜）

アンコウ自体が濃厚だったりコラーゲンをたくさん含んでいるので、あっさり味付けでも美味しいのかな？
同じくコラーゲンをたくさん含む鍋のすっぽん鍋も、醤油味？か分からなかったけど（複雑な味が…）和風で澄んだ色合いでしたしね。

魚の塩焼きとかあっさりなのが好きなわたしには、なにげに試してみる価値大ありかも…！？

幻の味、「どぶ汁」なるアンコウ鍋

最後に、幻のアンコウ鍋とも呼ばれるどぶ汁なるものもあります！

アンコウと野菜、味噌を加えるのですが、「水は加えない」ことがポイントです。
野菜から出る水分だけで煮るので、すっっごく濃厚な味で栄養価の高い鍋になるんだとか…！

まさにアンコウ鍋の極みですね（゜゜;）

水分の出方や火のかけ加減の把握がとても難しく、作るのが困難なため幻の鍋と言われています。

ちなみに名前の由来は、アンコウの肝が溶けてどぶみたいな色になるから・・らしいです！すごい名前だけど一度くらい食べてみたい味です＞＜

アンコウと言ったらアンコウ鍋みたいになっていますが、次は鍋以外の食べ方もあるんだというお話です。

鍋以外のアンコウの食べ方も色々

アンコウは鍋にすると様々な部位の味がしみ込んで美味しいと言いましたが、元々それぞれの部位が美味しいので鍋以外にも色んな料理に使えます！

無難なところで言えば、アンコウのから揚げですね。
旬のアンコウの身は味が濃くしっかりして、それでいて水分も多く含むのでから揚げも美味なんです！

フグとかも、しっかりした白身魚のから揚げっておいしいですよねｖ

あとは、アンコウの肝や皮などを蒸すなどしてそのままポン酢や醤油をかけていただいたり。

肝をお豆腐とあえたり、にこごりにしたりなど、鍋以外にも工夫によって色々な料理に使えますよ＾＾

アンコウは骨以外は残すところがなく全部美味しく食べられますので、料理の幅も広がりますね。

そんな美味しいアンコウですが、やはり値段は高い高級魚なのか？？値段の相場はどんなものなんでしょう＞＜

高級魚なイメージのアンコウの値段は？

アンコウは、イメージ通り値段が高いお魚です。

深海魚だし、アンコウは漁獲量も多くありませんからね（´｀）

アンコウを丸々一匹買おうとしたら7000～高いと数万円レベルもあります。。やっぱりかなりの値段しますよね！！
中国産とかだともっと値段が安いみたいですけどね。

アンコウをさばけるって人は少ないと思うので、もし丸々買ってもさばくのはお店の人にお願いしましょう～。

アンコウ鍋の値段については、わたしが食べた時は一人3000～4000円だったかな？値段の相場は一人5000円くらいはするみたいです＞＜

幻のどぶ鍋に至っては、1万円くらいすることもざらにあるとか。。さ、さすが幻！！

アンコウ料理のフルコースなどの値段の相場も、やはり5000円くらいするようです。

そう思うと、一番美味しいと言われる旬の冬の季節に食べないともったいない気持ちもしちゃいますね。