こんにちは、肉より魚派のしずくです。
今(更)はまってる牧場物語コロボックルステーションで、魚料理作ってくれるっていうから、人魚のレタスちゃんと結婚しようか迷い中…
…なのは超どうでもいいですが、ホッケも大好きです!
家でも月一くらいで食べてるし、居酒屋でもほぼ毎回頼むレベルですね。(あまり人気ないのが悲しい)
ホッケ好きな方がいる時はいいですが、空気を読んで頼めない時も…あります^^;
ホッケを好きな人はもっと好きに!好きでない人にはホッケの魅力に気が付いてほしいですね!
ということで、ホッケの種類には何があるのか、味、選び方、旬など、ご家庭でもっと美味しくホッケを食べるための情報を主として伝えたいと思います。
ホッケに種類なんていたの?って話からスタートです^^
目次
ホッケには2種類います!生態によって3種類扱いにも
ホッケはホッケと認識されている人が多いですが、実が種類があります。
マホッケとシマホッケという2種類だけなんですが、生態や味の違いによって違う名前で流通されていたりもしますね。
ここではマホッケとシマホッケ、あとは味がとても美味しいとされる根ホッケの解説をしたいと思います!
マホッケ(ホッケ)
北海道近海で主に獲れる種類のホッケです!
ただの「ホッケ」という名前の種類ですが、市場では「マホッケ(真ホッケ)」という名前で並んでいることも多いですね。
シマホッケと比べて、本物の(無印の)ホッケ、というニュアンスだと思いますがその通りで、マホッケの方が味がいいとされています!
脂の乗りが程良い感じで、本場の北海道の方たちにもこの種類が「美味しいホッケ」と好まれているホッケなんですって!
何を隠そう、わたしもこのマホッケが好きなんですよね(*^‐^*)
味がしっかりして身がしまっていて、本当にくどくないちょうどよい脂の乗りで!そりゃ北海道のホッケには叶わないかもしれませんが、スーパーでも普通に売っている種類です。
ぜひ探してみてくださいな♪
そうそう、味ばかりじゃなく見た目の特徴も書いておきましょう。
干物などの加工品で見ることが多い魚なので、ホッケそのままの姿を見ることは少ないかと思いますが。
マホッケの見た目は茶色っぽく、縞っぽいようなまだらっぽいような曖昧な模様があります。
体長は60cm程度になり、大きめの口と目がとってもキュートですv
ホッケは恐いとかよりは「可愛い」って種類の魚ですね。(可愛さの感覚byしずく)
シマホッケ(キタノホッケ)
シマノホッケ、本名キタノホッケも、普通によく売られている種類ですね!
ホッケの種類は2種類しかいないわけですから、簡単に「ホッケ全種類食べ比べ会」が実現できていいですね!(?)
好きなホッケの種類を見つけられます^^
シマホッケの味の特徴は、マホッケに比べると脂の乗りが多いことが挙げられます。
例えて言えば、普通の鮭(白鮭)より銀鮭の方が脂がのってて、普通の鮭が塩焼きなら銀鮭はムニエルにするって、そんな感覚に近いでしょうか。
日本人は魚の味というと脂の乗りを尊重する傾向にありますが、正直これは好みの問題ですね。
わたしなんかは脂はほどほどか、むしろ少ないくらいでも美味しいって思う人です(・_・;)
ぱさぱさの魚なんか魚じゃないーって人もいますけど、それはそれであっさりいただけて美味しいというか…。
シマホッケはマホッケに比べ、身のしまりがいまいちって違いもありますし。(当然脂が多ければ身のしまりも弱く、柔らかくなる)
そもそもシマホッケはロシアの近海などで獲られることが多い種類でして、鮮度で言っても気持ち的な面で言っても、国産マホッケの方が味が良く感じられます><
国産シマホッケもありますけどね!
見た目は、シマホッケの名の通り、体にはっきりパキッとした、目立つ縞模様があります!
根ホッケ(ホッケ)
最後はすごく美味しいとされる根ホッケ。しずくは食べたことはありません。
これはマホッケが回遊をせずに育ったもので、根魚なので「根ホッケ」と呼ばれているということです。
根ホッケが獲れる場所はやはり北海道ですね!
何でも味は一級品らしく、回遊して体力を使うってことがないので普通のマホッケよりも身に栄養がたっぷり詰まっていて、脂の乗りが半端じゃないんだとか!!
高級なトロとかそんな感じかと思います、脂が好きな人には絶品でしょう(´ω`*)
「本物の根ホッケ」は貴重で、あまり市場にも出回っていませんが、「ただの北海道の陸近くで獲れただけのホッケ」も根ホッケとして売られているようです。
スーパーでは売られていないと思う(見たこともない)ので、市場などで買う場合は、本物の根ホッケかどうか聞けたらいいですね・・(^v^)
さぁ、ホッケの種類ごとの味の違いは分かりましたが、同じ種類の中からだったら選び方はあるんでしょうか??
ホッケを買う時の参考にどうぞ!
美味しいホッケの選び方は?
ホッケを選ぶことと言ったら、ほとんどが干物の状態で買うことになるでしょう。
鮮魚と違う干物のホッケの選び方は、
- 選び方① 身が厚くふっくらしていて、痩せていない干物。
※ただしホッケを「平置き」ではなく「吊るして」干物にした場合、縦に引っ張られて伸びるので、痩せていると見間違える可能性はあり。吊るした方が味が良い。
- 選び方② 透明感があり、光りすぎない程度につやが乗っている干物。
鮮魚の「鮮度の良さ」を見るのとは違って少し難しいですが、良く見ると身の厚さなどは割とはっきり違いが分かることがあります^^
つやなどは冷凍だと見分けにくいですが、この2点をぜひホッケの選び方の参考にしてみてくださいね。
ホッケの旬はないって本当?
魚といえば旬があるものなのに、ホッケを買う場合は旬は気にしなくていいって話…本当なんです!
そもそもホッケは年中水揚げされている魚でして、この季節じゃないと食べられない!ってことはないでしょう。
わたしも年中食べてますからね(・ω・´)
で、ホッケも生きている訳ですから季節によって味はかわるので、旬というものはあります。
旬あるんじゃん!!ってお思いかと思いますが、ここで説明することが…!
ホッケの旬と呼ばれる時期は主に春と秋で、その旬に獲れたものが脂が乗っているとされます。
が、ホッケはその後乾燥、熟成されたり、冷凍されたりします。
ホッケの水揚げからそれらの加工の期間はまちまちなので、スーパーなどで買う際にいつが旬とはいちがいに言えない魚なんです(・_・;)
しかも、ホッケの旬は獲れる海域によっても違いが出ます…
これがホッケの旬の罠だったわけだ!
ホッケは北海道やその近海で獲られるのですが、傷みが早い魚なので、「旬だぞ~!」って鮮魚で流通させるのは難しいんです><
干物として保存が効くようにしてから、売られる魚なんですね。
旬を味わおうとするなら、旬の時期に旬の地域で獲れたホッケを干物にしたものは味が良いですね♪
え、ホッケの生の状態を食べてみたい??刺身ってやつですか!
そんなものはあるわけ…あった!!
北海道にホッケの刺身がありましたよー!
ホッケの本場は北海道!幻のホッケの刺身
北海道では、ホッケの刺身を出してくれるお店があります!
でもお店によってはホッケの刺身を出してくれる時期が決まっていることもあるので(旬の春だけ、とか)、確認をしてからの方がいいですね><
それで、未知なるホッケの刺身のお味はというと…??
とーっても美味しいらしいです!
白身なのに脂がのって、とろけるようで美味しいんだとか…白身マニアのわたしには外せないお刺身ですね(゜‐゜*)
でも、北海道なんてそうそう行けない…と思ったら、本州なら東京にもホッケの刺身を出してくれるところがあるんだとか。
本当になんでも美味しいものが揃うなぁ、東京は…でも鮮度で言ったらいくら締めてても、北海道の方が良いですよね。
ホッケの刺身が北海道以外でなかなか無い理由は傷みが早いだけじゃなく、アニサキスが多い魚だから食べられないというのもあります。
ホッケの刺身を出してくれるお店は、旬のことだけじゃなく、アニサキスがいない時期や海域も把握して出さなきゃいけないんですね。
ここまで読んで頂きありがとうございます。いよいよ次で最後になりますが、最後にちょっとホッケの小ネタを…(笑)
ホッケって、カタカナと、あってもひらがなでしか見たことなくないですか?
ホッケの漢字はどう書くの?
ホッケの漢字はちゃんとあります!「魚へんに花」です。
ちょっとわたし、このブログで魚と花のことばっかり書いてるほど魚と花が大好きなので、この漢字はツボです(どうでもいい!!)
こんなに可愛い漢字がホッケに当てられている訳は、ホッケは群れを作る生態を持っているので、「群れで泳ぐ姿がまさに花のようだ!」ということなんだそうです。
あの茶色い大きいのが何で花や…と思うかもしれませんが、ホッケの幼魚はキラキラした青色ですさまじく可愛いです。
ホッケの成魚でも構わないと思いますが、ホッケの幼魚から連想した漢字と考えてもよさそうですね(^∇^)
ちなみにこれは、ホッケ【成魚】の群れの姿です。やはり北海道ですね。
綺麗な青い海!綺麗なホッケの群れ!良い動画をありがとうございました^^
どうですか、あなたには花に見えましたか??(笑)
「ホッケの種類と選び方!旬はいつ?本場の北海道なら刺身もいける!?」まとめ
ホッケの種類から始まって、種類による味の話、旬、北海道での刺身の話など、ホッケについてまとめてみました!
ホッケは食べるのにもとってもメジャーな魚ですし、市場やスーパーでも見慣れた魚です。
そんなホッケをもっと美味しく食べてほしくてお話しました。なにか少しでも役に立っていれば嬉しいなと思います(^^*)
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!
しずくでした。