こんにちは、キンメダイの水揚げ量日本一の下田で食べてきました!しずくです。
旅行に行くとその土地の地魚を食べるのが恒例になっています(笑)
お魚大好きなんで。。
静岡県の伊豆半島の南部にある港町、下田市。
下田港のキンメダイの水揚げ量は日本一ですし、下田港で漁獲されるほとんど(8割ほど)がキンメダイなんですって!まさにキンメダイの聖地~☆
下田にはそこかしこにキンメダイの料理店がありましたね。キンメダイ祭みたいなのもやっていたし(・∇・)
わたしが下田に行ったのは6月初めなんですが、その時期はキンメダイの旬的にはどうなの?味は!?など、キンメダイの魅力をたくさんお伝えしていきます!
高級魚であるキンメダイの旬、料理、値段、水銀のことなどについてキンメダイについて気になることも、分かりやすくお話しますね。
目次
キンメダイの旬は冬と夏?いやいや年中?
キンメダイの旬の時期は「冬」と言われることが多いですが、真逆の夏も旬だとか!?え、なんで?(◎_◎;)
しかも、旬はほとんど1年中である…味はそんなに変わりませんって意見も。
それぞれどういうことなのか、キンメダイの旬について見ていきましょう!
キンメダイの旬は一般に冬!
キンメダイの旬と言えば冬!一般的に広く知られている旬が、冬の時期になります。
具体的には12~2月くらいなので、真冬の時期ですね。
冬が旬の魚には、寒い時期を越すために、冬にエネルギーである脂肪分を蓄えて脂がのり、味が美味しくなるものがいます!
あとは深海魚の場合は、冬は深海と表層の水温が同じくらいになるので、冬に上がってきやすいことも旬(獲れやすい時期)になる場合がありますね^^
キンメダイの場合はどういった理由で旬なのか定かでないですが、冬が旬であることには間違いなく、この時期のキンメダイはちゃんと脂ののりがピカイチです!!
脂がのっているので身はしっとりとなめらか、濃厚なんだそうですよ~。
旬のキンメダイのお刺身なら、じゅわ~っと脂がお醤油全体に広がるくらい!すごいですね><
ただでさえ高級魚なんだから、キンメダイは旬の時期にしっかりと味わいたいものです。
でも、まだまだキンメダイのあまり知られていない旬の時期はある…!?
キンメダイの産卵期を忘れちゃいけない!夏も旬
キンメダイの産卵期は7~8月なので、その前の6~7月の夏の時期も旬とされます!
魚の旬って、上に挙げたように「季節と直結した」魚の体の変化もありますけど、産卵期の前ってのが一番ポピュラーな旬ですよね!
産卵期は卵を作るために体にたくさん栄養分をため込むので、とっても脂ののりが良い旬となるのです(´ω`*)
卵を産むような時期には、栄養が卵に行っちゃうのでキンメダイの旬とは言えないのがポイントですね。
何を隠そうわたしが下田に行ったのも6月です。下田に名所がある、アジサイを見に行ったもので…(笑)
めっちゃめちゃ脂がのっててしっとりしっかりしてて、超美味しかったです!!!
キンメダイのお祭り、きんめ祭もちょうど6月に開催されていたし。キンメダイのB級グルメみたいなのやら色々ありましたね~っ。
「えっ、キンメダイの旬って冬でしょ?夏なんかに食べて美味しいの」と言っている人に
「夏も旬なんだよ?」とドヤ顔してお店に入れたら格好いいですよ(・ω・`)b☆
年中キンメダイの旬って本当!?
キンメダイは1年中水揚げされているし、年中いつでも大して味は変わらない…つまり、年中キンメダイの旬であるという考えもあります!!
今まで言ったことと矛盾するといけないので説明すると。。
まず、冬の寒い時期を乗り切るためにエネルギーを蓄えて旬になることがあると言いましたね。
ですが、キンメダイの場合は深海魚なので。
季節は普段表層にいる魚と比べたら、それほど関係ないですね(^^;)
深海は200m以深。キンメダイのいるのは水深200~800mにもなるので、年中いつでも同じように寒いみたいな。
キンメダイが深海魚であることから、年間を通していつでも味が良い!いつでも旬だなんて言われることもしばしば!!
あ、とはいえ別にシシャモみたいに卵が欠かせない魚でもないので、卵を抱えた産卵シーズンは避けた方が良いと思いますけどね。
冬や初夏が一番の旬ですが、キンメダイは産卵期以外はいつでも美味しい魚だよってことは知っておいて損はないと思います^^
そんなキンメダイのもっとも美味しい旬の一つ、「6月」に食したわたしの体験レポートが次です!
キンメダイの刺身は美味!料理は煮付けだけじゃない
キンメダイのお刺身って食べられるの!?味はどうなの…?と気になっている方は多いですね!
煮付けでおなじみの魚ですしね。
でも、キンメダイのお刺身やお寿司など、生で食べるのはとっっても美味しいんですよ!!!
キンメダイの聖地、下田で食べたわたしが言うのだから間違いないです(゜ω゜*)
キンメダイのお寿司は、キラキラ光るように脂がのって、肉厚で色鮮やかで本当に美味しそうでしたっ。そのお味は…
…めちゃくちゃ美味しかったです(笑)
本当に美味しかった!!!
キンメダイは煮付けにしてももちろん美味しすぎるんですが、お刺身やお寿司のように生で食べるとまた別物です。
とろけるようで、なんていうか、1つのお寿司で満足してしまえるほど(*´∇`*)
かといって全部食べるんですけどね!(もちろん
え、このお寿司の値段はいくらだったのか、ですって?
キンメダイですもの、けっこういいお値段しましたよ~。お刺身の方がもっと高かった(ので食べられなかった)ですけど。。
キンメダイの料理などの値段の相場は?
わたしが食べたキンメダイのお寿司の値段は、約2000円でした。
6つで……。た、高いっ!!
回転寿司くらいしか普段行かないわたしにはとてもとても高いお値段で…、ほとんど旅行に行った際くらいしかこういうちゃんとしたお店には行かないのですが(汗)
どうでも良いですけど、お寿司って1つで1貫というのか2つで1貫というのか決まっていないですよね。今はどうでも良いですけど()
それでも、その値段の価値は十分にあるほどの味だったので、キンメダイのお寿司を食べられて本当に良かったと思っています。
キンメダイのお刺身の値段は、そのお店で3000円くらいしましたね。
値段の相場も大体そのくらいでした。
他にはメジャーな料理として、キンメダイの煮付けのお値段は約2000円。
もっと手軽にキンメダイ料理を味わえるお店では、丼もので1000円台でありましたね!生のキンメダイではなかったと思いますが、キンメダイを手軽な値段で試してみたい方には良いと思いました^^
ところで、このキンメダイって「タイ」って付いているし値段も高いのでタイだと思われがちなんですけど、タイとは全然違う種類だって知っていましたか??
キンメダイはタイではないのです
キンメ「ダイ」ですが、キンメダイはタイではないです(苦笑)
タイとわたしたちが呼ぶのは、通常はマダイというお魚のことです。
ピンク色で鮮やかな、お祝いに使われるタイですね!
このタイは、分類的には
脊索動物門 条鰭綱 スズキ目 タイ科 マダイ属 マダイ
となります。
キンメダイの方は、
脊索動物門 条鰭綱 キンメダイ目 キンメダイ科 キンメダイ属 キンメダイ
…全然違う生き物ですね!!
タイ科ではない、その上のスズキ目ですらない全く違う分類群に属しているお魚です、キンメダイは。
タイ科の中にはマダイの他にクロダイや、マダイに似ていてスーパーにも並ぶことがあるチダイやキダイなども入りますが、キンメダイはタイではない、かすりもしなかったと…。
ちなみにキンメダイの方がより色鮮やかに見えるのは、キンメダイは死んでから赤みが増すという理由があります。
名前の由来はただ単に赤いし、タイに似ているというだけでキンメダイと名付けられたんだそうですよ。
決して、キンメダイはタイではないです(苦笑)
マダイも深海付近にはいるんですけどね…。
キンメダイには水銀が!?危険な食べ物なのか
最後にちょっと気になるお話を。キンメダイには水銀が含まれています。これは真実です><
現にキンメダイに含まれる水銀を考慮して、厚生労働省が「キンメダイは注意が必要な食べ物だよー!」と基準を発表しています。
そう聞くとなんだかキンメダイは恐ろしい料理に見えてくるかもしれませんが、やたらと食べ過ぎなければ大丈夫ですよ…!
具体的には、水銀に注意が必要な妊婦さんがキンメダイ料理を食べるときは、週1に留めておけということです。その1回で大量に食べてはだめですよ!あくまで、普通の料理の量です。
料理なんて、じゃがいもだって何だって、食べ過ぎれば毒になります。
水銀が恐いのは重々承知ですが、キンメダイ料理を必要以上に恐れないでくださいね^^
「キンメダイの旬は冬?夏?刺し身や煮付け料理の値段は?気になる水銀の話も」まとめ
お魚を食べるのが大好きなわたしが、とっても美味しかったキンメダイについて紹介してみました!
値段が高めな料理になりますし、食べるのを迷っていたり事前調査?が必要な方の助けになればいいなと…!
キンメダイはタイではないですが、本当に食べる価値のある魚です。煮付けだけでなくお刺身なども、ぜひ一度は試してみたください♪^^
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!
しずくでした。