こんにちは、はさみを多用するしずくです。
いえ、危ない人ってわけではなく、ただシール作りをしたりプラ板作りをしたりするので、はさみにとっては過酷な扱われ方をしている可能性が・・・!
シールをはさみで大量に切ってはべたべたにし。
プラ板作りでは2mmや3mmのプラスチック板を切らされ。
はさみもさぞお疲れのことですよ(・_・;)
ていうかわたしも疲れるんですよね、はさみが硬かったりすると!
というわけで、はさみの切れ味をよくする方法をたくさん実践しているので紹介したいと思います!
はさみの切れなさには
- 切れ味が悪い(刃こぼれ)
- 開閉部分が硬くなり、動きが悪い
- 刃にべたべたや汚れがついている
があるので順番にご紹介しますね^^
その後、そもそもはさみの切れ味を悪くしない上手な使い方・予防法をお話ししていきます!
目次
はさみが切れにくい!刃こぼれ回復にはコレ
はさみの切れ味を復活させるのには有名な方法があります!
使うのは、多分あなたのご家庭にもあるであろう「アルミホイル」。
- アルミホイルで本当にはさみの切れ味が復活する!
- なぜアルミホイルではさみの切れ味がよくなるの?
この2つのお話をどうぞ!
アルミホイルで本当にはさみの切れ味が復活する!
やり方は実に簡単で、アルミホイルをはさみで切るだけです!!
アルミホイルをたたむなどして4枚くらい重なるようにして、はさみで何回か切ると・・・はさみの切れ味が見事に復活しているではありませんか!><
わたしもよくやる、はさみの切れ味復活法です。
びっくりするくらい切れ味バツグンになって、紙はスーっと、プラ板はさくさく切れちゃうから重宝してます☆
うちには何故かはさみが1本しかない現状なので頑張ってもらわないと。
もしもアルミホイルがなければ他に使えるものがあって、ドライバー、アルミ缶でも切れ味が回復します(^-^)
ドライバーやアルミ缶を切る場合は、切るというかはさみをこするような感じですね。ケガをしないようにくれぐれもご注意を!!
なぜアルミホイルではさみの切れ味がよくなるの?
なぜはさみの切れ味が復活するのか、それは!構成刃先という現象が起こるからなのです・・・!
わたしも最初聞いた時は意味不明だったんですが、切られたアルミホイルがその摩擦熱で溶け、はさみの刃こぼれにくっつくのだそう。
アルミホイルは金属の中では融点(溶ける温度)が低いから、はさみで切るときの摩擦で溶けるんだそうですよ。本当かなぁ!
摩擦でやけどするとはよく言うけど、アルミホイルだって600度以上じゃなきゃ溶けないのに・・どんだけ摩擦熱って温度高いの。
しかも、溶けたからといってピッタリとはさみの刃こぼれ部分を補うとは驚きですよねっ。
ともあれ本当に、この方法ではさみが何度も切れ味回復しているのだから信じるほかはありません(・_・´)
もっと本格的に切れ味のよくないはさみを「研ぎたい」場合は、次へどうぞ!
本格的に復活させたい!はさみの手軽な研ぎ方
時間があって、もっと確実にはさみの切れ味を復活させたい場合ははさみを研いでしまいましょう!
包丁でもそうですが、一回やっておくとかなり持ちますよね^^
はさみを研ぐ道具は、包丁を研げるものならOKなんですが、注意しないといけないこともあります。
それは、はさみの両面は研いではいけないということ。
はさみの刃同士がすり合わさる面を一生懸命研いでしまっては、スカっと隙間があいて切れなくなってしまいますから(汗)
研ぐ道具がなくっても、割り箸と紙やすりがあれば大丈夫!
手作り砥石での研ぎ方で、はさみの切れ味を復活させる動画がこちらです♪
すごいですね、ちゃんと砥石になっています・・・!
ただはさみの刃の上側より、外側だけ研いだ方がわたしは良いと思うのですが。すり合わさる面はくれぐれも研がないようにして下さいね。
丁寧なはさみの研ぎ方の動画をありがとうございました^^
アルミホイルの次ははさみの研ぎ方というちょっと難しい方法をお話ししましたが、次は「道具が何もない」時の一番簡単な切れ味回復法です!
はさみの切れ味が悪い。道具が何もない時は・・・?
道具が何もない時でも、切り方だけで切れ味が格段によくなります!
切り方のポイントは、
・はさみの刃と刃の角度が30度の時が一番切れる!
・はさみの先ではなく、奥の方で切る
・なるべく止めずに、流れるように切る
の3点ですね。
30度は意識するのが難しければ、はさみの先の方は使わない、奥の方だけを使って切っていくと思ってもらえれば大丈夫です!
母がはさみ使いの名人なんですが(笑)
わたしたちが古くて切れ味の悪いはさみで紙やヒモなど切れずにいると、母が登場して
「ばかとはさみは使いよう」
とか言ってスッスーと切っちゃうんですよね。
はさみの角度がどうのは言っていませんでしたが、奥の方を使うのと、流れるように切って行くんだと言っていました。
おかげでわたしもそこそこ上手く、切れ味に関わらずにはさみを扱えるようになりました(^^;)
さて、切れ味の解決法の次は、「はさみの動きが硬くなった」時の復活法です!
開閉が硬くなったはさみの復活には?
刃こぼれによる切れ味以外にも、はさみの開閉部分が重くなって手が疲れるくらい硬くなってることがありますよね!?
そんなときは「食器用洗剤」を使いましょう!
わたしのはさみはこの硬くなる症状になることが多く、アルミホイルを使うよりも手っ取り早いのでちゃちゃっと復活させています。
やり方は、はさみを台所に持っていき、はさみの接合部分(開閉するときの支点となるところ)に洗剤を少したらし、シャカシャカシャカとはさみを開閉するだけです。
隙間に洗剤が入っていくように。
すると、だんだんと接合部分から黒い汚れ?のようなものが溶け出てきて、シャッカ・・シャッカ・シャカ・シャカシャカシャカ!とスムーズにはさみが動くようになるのです。
すぐにはさみの動きが戻るので、おすすめですよ^^
はさみの硬さが復活したら、水で洗い流してよく拭き、サビないように完全に乾かしましょう。
はさみにべたべた汚れがついて切れ味悪い!
はさみのべたべたが明らかに付いている場合は、除菌ティッシュで切れ味を復活させます!
はさみの刃の部分を拭いて落とすだけなので、理屈もなにもありませんね(´ω`)
除菌ティッシュ以外でも、除菌用アルコール、除光液、ハンドクリームをつけてティッシュで拭いても、はさみのべたべたが取れて切れ味が復活します!
わたしはシール作りや何やらですぐべたべたに切れ味を悪くしてました。
長年、上でお話しした「洗剤」でこのべたべたも取ろうとしていましたが、こっちの拭くだけの方法がよっぽど手軽ですねっ。
洗剤でも除菌ティッシュでも同じくらい、べたべたを取るのに時間がかかりますが、洗剤だとはさみを乾かさなきゃいけないので大変です。
他に意外性のあるアイテムに、消しゴム、メラニンスポンジも使えます^^
はさみを消しゴムで「消す」。ごしごしこするだけです(笑)
またはメラニンスポンジ・・つまり、激落ちくんみたいな茶しぶ落としに使うスポンジをこすってもいけますよ!
水をつけるのを忘れないようにしてくださいね。
・・・と、ここまでははさみの切れなくなった症状別で対処法をお話ししてきましたが、次はそもそもはさみを大事に扱う方法をご紹介します。
はさみの切れ味を良いまま長持ちさせよう!!
はさみの切れ味を保ったまま、できるだけ長持ちさせる方法です^^
・はさみをサビさせないよう、湿気の少ない場所に置く
・紙、プラスチックなど用途ごとにはさみを変える
・定期的にはさみを研ぐ
用途ごとにはさみを変えるというのは、家庭科の布切りはさみの使い方を習った時に「絶対に布以外のものを切ってはいけません!」と言われたのと一緒です。(皆言われたよね…?
紙なら紙、プラスチックならプラスチック用のはさみにした方が、切れ味は長持ちします。
定期的にはさみを研ぐというのは、これはちゃんとした砥石を買った方が確実で良いと思いますよ!
わたしは100均のはさみを使っていますが、本当は良い物を長く使った方がいいですよね><
今ははさみは100均などでとっても安く売っていますが、使い捨てなどではなく・・大事に使っていきたいものです。
まぁ、100均のはさみ、4年くらい切れ味復活させながら使ってますけどね。
「はさみの切れ味を復活!切れ味が悪い・硬い・べたべたなど症状別に解説」まとめ
今回は、知って得するはさみの切れ味復活法をお話ししました!
本当にこんなんで復活するの~?と思ったでしょうか??
わたしの場合は本当に新品のように復活するので、はさみを使う上でなくてはならないワザとなっていますよ^^
ぜひお試しあれ!
切れ味が悪くなったくらいではさみを捨てたら、とても勿体ないですよね。
でも「はさみは復活できる」ことを知らなければ復活させようがないから、こういう情報が広まっていったらいいなと思います♪
わたしがはさみを捨てたのは、バラバラに分解するように砕けて修復不能になった時だけです(笑)
それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!
しずくでした。